フライフィッシングをやってみるまで 〜前編〜

OSSANは20代の頃に

トシをとったらフライフィッシングをやろう

と決めていました。

何故かって?

ん〜〜・・・単なる先入観でしたな。

今ではもっと早くスタートできていれば・・・と後悔しています。

まぁ、その時は単にバスフィッシングに夢中だったんですなw

もちろん今でもバスは釣りたいですがね・・・釣れないんですよ、バス。

単にOSSANが下手っぴなだけということも有るんでしょうが、20代〜30代の頃と比べて明らかに釣れなくなりました。

まあ、内水面の生態系のトップとなってしまう魚種でしょうからね。増え続ければ自分の種も存続できないわけで、 愚かな人間に推し量れない自然界のリミッターが作動しているのだと思うことにしておるのですが。

ヨタヨタの体を引きずって数少ない年間休日と可処分所得を費やし、一日中眼尻釣り上げてキャストを繰り返すのには少々気後れする年齢に達しましたな。

2014春、5月だったかな?久しぶりに娘の保育園のパパ仲間と河口湖へ行き、ボートを出して

ぐりんぐりんの丸坊主

を食らった時は堪えました・・・今でも信じられないほどの静けさに包まれた釣行でしたな;;

そのあとね、色々と考えました

霞、北浦、亀山行っても満足に釣れないし、釣行回数もめっきり減ってしまいましたな。

十数本のロッド、リール。引き出し型の大型及びアタッシェ型ルアーボックスの中に出番を待ち続けている、きっと使い切れないだろうルアーたちの山・・・

それをね、夜中にメンテ&整理しながら何故か感じましたですな。

「・・・・ああ、もう十分なんだなあ」と。

ちょっと泣けてきましたな。

それからしばらくしてロッドとリールを7セット。アタッシェ型ケースに収まるだけのルアーを残して

断捨離したのであります。

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ドナドナされなかった幸運なルアー達。手放した量はこれのザッと3倍以上です。

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大好きなワーム類も厳選。 もう使いきるまで買わないと決意しましたな。

パッケージに入ったままの新品ルアー。
「何回使ったの?」という7”11フリッピングロッド。ブランドを信用して買ったは良いがまるで駄目だったリール諸々・・・

大手の中古釣具買取業者に、どっさり置いてきました。

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結局最初に買ったボックスのほうが残りましたな。 プラノの1258だったかな? 初期型、ハンドルが細くて手が痛くなるヤツですw

昔は中古でタックル安く揃える手立ては少なかったな〜。こんな店もなかったし、当然ネットオークションとかもなかった。

少々ノスタルジーに浸りながら見積もりを待っていましたらね、背後からコソコソ話が聞こえてきました。

「スゲー量・・・」「何で売るんだろうね?」「ルアーだけで何個だろ?」等など・・・

 数人の小学校・中学年と思しき少年が、目をキラキラさせて手放されるOSSANのタックルを見てるんですな。

少しだけ救われた気がしました。

遥か昔のOSSANと同じ目をした少年たち

こうして手放した道具たちは(少しだけ手を出しやすい価格になって)また新たな主人の元で使ってもらえるんですな。

こんな少年たちに使ってもらえたら最高ですな!

時間切れ・・・睡眠も大事。

ということで続きますw