燃えろOSSAN!!シニアフライフィッシャーの友?釣り用シニアグラスを導入ですな。

そうですな、

はい。

もうわかりました、あきらめましたな。

そう、OSSANの老眼は着々と進行中でありますな;;

確かにバス用ワームフック等に比べれば、毛鉤を水面に浮かせる必要のある(ものもある)フライフックは軽量に、繊細に作らなければならないことは理解できます。

しかしもう少し何とかならないもんでありましょうか?このフックアイの大きさと言うもの。

初めてフライフィッシングに出かけた日、針にラインを通すことに手間取った時の絶望感と言ったらもう・・・

20歳代で2.0以上有ったOSSANの視力は、酒、乱読、PC、スマホ、薄暗い中で続けるしかなかったある時期の仕事等などのおかげか今は見る影もなく。

何時頃からか急激に近視、乱視が進み現在メガネ装着でやっと1.2程を保っておる状況でありますな。

そこへ持ってきて加齢によるどうやら世間で言う「老眼」というもの。

若き日に、明るすぎる未来まで見通せた我が眼力は更に衰えゆくというのでしょうかな・・・

フライフィッシングを嗜まれる諸兄には見飽きたであろうあのシーン。

R・レッドフォードが映画冒頭で震える指で懸命にフックにラインを結ぼうとしている、あの描写の気持ちが初めて分かったのがその時でありましたな。

世界の釣り愛好家たちからは日本の釣り具はどれをとっても世界一だと称賛されておるとのこと。

ならば今こそその技術、あくなき探求努力、新素材技術等などを総動員してラインを通しやすいミッジフックを開発して頂きたいものですな。

OSSANの老眼がこれ以上進行しないうちに・・・無理でしょうなあ;;

ミッジフックを購入しようとショップへ出向いた時の事、OSSANには

#30フックは見えませんでした。

それでもミッジパターンが必要であると考えておったOSSANは妥協して#28を手に入れ更に予定外の物も手に入れ、タイイングに挑戦し、見事玉砕したのであります。

いまだにフックを収納している100均で手に入れた小さなボックスに本数もそのままに仕舞い込まれておりますな。恐らく再度取り出されるのは今年年末あたりでしょう・・・

しかし!!

OSSANは負けを負けと認めない、往生際の悪いオトコでありますな。

この憎きミッジフライをなんとか実用化しようと色々策を練って(ジタバタして)おったのでありますよ。

そしてついに決断する日がやってきましたな・・・

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倍率x3・5 MADE IN JAPAN 販売元リアルサイトプロジェクト とあります。¥2500(税別)

そうです、老眼鏡であります。

もうね、各部ヨタヨタの体を引きずってこの楽しみに没頭していくためには様々な道具に頼らなければならない。と覚悟を決めたのでありますよ。

「己に足りない部分はカネでなんとでもする!」

「ふはははは。どうだ若人よ、これがOSSANの余裕というものだ。

諸君らもいづれ。

その時に備え、今しっかりと勉強したまえ!」

スイマセン。

一度言って(書いて)みたかっただけですなww

安い老眼鏡(100均でも売っている)を購入し、必要ごとに取り出して装着しようとも考えましたが、OSSANはメガネ使用者でありますな。

更に諸般(主に財政)の事情により偏光オーバーグラスを使用しておるのです。

これら3つをフライを付け替えるごとにかけなおす・・・?

あははははは・・・

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却下!でありますな。

普段は鷹揚、紳士的、人畜無害、イケメン、ナイスミドルのOSSANでありますが、こと好きなことをやっている時にそれを邪魔をされるのだけはイラッとします。(誰でもそうですな・・)

恐らく数度そんなことを繰り返したのちふとOSSANの動きが止まったと思ったら突然、

「くぅううおおぬぉぉ・・クソが!、○△×××!!この・・・バカチンが~っっ!!!」などと絶叫とも思える奇声と共に激憤の形相も恐ろしく、地面若しくは川面に向かってそれらを激しく叩きつけるにきまってますな。

しかもその時は恐らくメガネ、オーバーグラスともどもむしり取ってのことでしょう。

車を運転して帰れなくなってしまうではないですか・・・バカですね。

とまあ早々にこの線を見切ったOSSANは胸辺りにくっつけられるタイプのルーペ(虫眼鏡ですな)か、帽子のツバに装着するタイプのものが良さそうである。と考えましたな。

しかし胸元には色々なツールがぶら下がるチェストパックがひっついてますな。

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さらに今後、ここにLEDライトも装着される予感がしております。煩雑になりすぎますな。帽子くっつけ方面へ素早く思考シフトであります。

サクラサク日、

ショップへ向かう電車の中では、昨年初めてタイイングマテリアル、ツールを買いに行った際、「フックが見えない」と話してスタッフさんに勧められたことのある、フリップフォーカルと言う商品を購入する心つもりができつつありました。

昨年はまだ己の衰えを受け入れることができず、(内心フザケンナと思いましたな・・・)購入しなかったいきさつがあるのですな。

ショップに行き(Ossanにしては珍しく)素直に事情を話し、商品を改めて紹介してもらったのであります。

こいつですな☟

しかしその時、全く同じ機能を持つ商品も在庫がありました。

REAL-SIGHT PROJECT 「拡大ルーペx3.5」という身も蓋もないネーミングのものです。

両方の商品をいじらせてもらって、キャップにセットさせてもらい、#20くらいだったかな?フライを覗かせてもらい、度数の強いリアルサイト〜の商品を購入することといたしました。

正直決定的なプレゼンスがこの商品に有ったわけではないんですな。

在庫のある商品の中で倍率の必要性のみで選択したと言っていいでしょう。やっぱり老眼鏡、シニアグラスに対して斜に構える心理状態が商品選びをないがしろにしていたのでしょうか?まあ、そんな分析はどうでもよいとして・・・

X3.5と表記されております。レンズ部分はどうやらフリップフォーカルと同じ生産元の物のようですな。

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各ヒンジ部分はこれ以上大きく角度をとることは出来ませんな。 どうなることやら・・・

各パーツ角度があまり自由の利きそうにない構造ですので、メガネをかけ、偏光オーバーグラス越しに覗き込むフックのアイは視点を合わせるのに苦労しそうであります。

ですが全く見えないよりはマシである・・・ハズ。

フリップフォーカルの取り付けクリップより相当にゴツイ造作でありますな。

その分ちょっと重さが気になりますが、釣りをしている最中に激しく運動するわけでもないでしょうからここは目をつぶることにいたしました。(何しろ500円程安いb)

さて、この新兵器老眼鏡のデビューは今週末と言うことになっております。

燃えてきました。

果たしてその機能を発揮してくれればよいのですが・・・

ん??

ここで一つ疑問が湧いてきてしまいましたな。ミッジとはいったい何番の大きさのフックからを指すのでしょうかな??