個人的最凶吸血害虫を退けろ!キャンプ生活におけるこれでもか的ブユ対策編

ルーマニア・シギショアラの町並み
ルーマニア・シギショアラの町並み

その昔、田舎の農業用ため池のほとりで不用心にもカモシカのような美しい足を短パンで露出したままフナ釣りに熱中していた美少年がおりましたな。

ほとんど初めての経験である玉ウキの動きの面白さについつい夢中になり、真夏の炎天下ずいぶん長いこと没頭しておりました。

暫くすると何とも言えない、猛烈な痒みが一気に少年の足全域を襲いました。

軽くパニックになって見ると哀れ、すね毛一本無い、現在からは想像もできない美しい両足からは無数に血が滲み、流れ出ているのでありました。

足一面に小さな蝶蠅に似た羽虫がたかり、少年の穢れなき血液を貪っておったのであります・・・・!

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もうお分かりですな。

当時の美少年ことOSSANはその後、高校生時代に至るまで幾度となくぶり返す猛烈な痒みと闘わなければならない運命を背負ってしまったのであります。

辛かった・・・夏が来て気温が高くなるたびにぶり返す痒み。市販かゆみ止めを塗りたくるも効かず、我慢しても眠っているうちに無意識に掻き毟ってしまい、傷跡と傷跡の境目もわからなくなるほどにひどい状況となってしまいましたな。

我が親は「たかが虫刺され」と無頓着であったこともあり、また当時インターネット等もなく(たしかパソコン通信という言葉も一般にはまだなかった頃ですな)情報源も限られる無知極まる少年は震える指をくの字にしつつ耐えるほかないのでありました・・・・

長年にわたる痒みもいつとはなしに去り、服の上から掻き続ける苦行からも解放されたのでありますが、人生折り返しを過ぎた年になったOSSANの足にはいたるところその咬傷痕が残っております。

そう、その猛烈かつ憎き吸血昆虫の名はブユ!

お前だけは許さん!

蠅(双翅)目 長角亜(蚊)目 ブユ科

関東ではブヨ、関西ではブトと呼ばれることもあると言うことであります。ちなみに当時の岩手県、現奥州市では”ボンツコカ”と教えられましたな。

蚊などのようなプイ~ンという羽音もさせず忍び寄り、人の皮膚を刺して吸血するのではなく、かみちぎって吸血するのであります。(流血はそのためでありますな)

ご丁寧にその仕事の発覚を遅らせるため、麻酔成分を獲物に注入、その後吸血に取り掛かるという陰湿さと念の入れようでありますよ。

更に何のつもりかお礼のつもりか、噛んだ後の傷跡に蜂、ムカデ等の毒素と似た成分で更にアレルゲン成分濃度の高い酵素毒を注入していってくれるというおまけ付きであります。

この毒素は遅効性で数時間〜半日後等に猛烈な痒み、痛みに襲われる・・・その時にはもう相手は腹いっぱいで遠くへ逃げおおせている・・・なんと卑怯な・・・!

噛まれた箇所が多数(一説に30か所)等に上ると、Ⅰ型と呼ばれるアナフィラキシー反応を起こし重篤状態となる危険性もあるとの事でありますな。

OSSAN、よく入院しなかったものでありますな・・・体の丈夫さは親と血筋に感謝でありますがね、もうちょっと気を使ってほしかったですな^^;

今夏休み、宿願であるファミリーキャンプを計画中のOSSANとしましては、やつらがウヨウヨ居そうなフィールドへ家族ともども向かうこととなるわけであります。

こんな物騒な奴らが日本のフィールドには無数に潜み、淫靡な薄ら笑いを浮かべつつも栄養に満ち満ちた我らが不用意に近づいてくるのをウヒ、ウヒヒヒ・・とばかり待ち構えておるのでありますな。

大人でもこの痒みには耐えがたいというのに、我が最愛なる娘に万一にもこの憎きブユの危害が及び、過去のOSSANと同じような苦しみにあわせるなどと言うことは・・・

絶対にあってはならん!!

と言うことでOSSANの本気モードの戦いでありますよ。

以下、あちこちを検索し調べた予防法、処置法を挙げますな。

予防編

  • やつらは飛行能力はそれほどでもなく低空をやってくる。肌を露出させないことが一番の予防法。特に足元の露出厳禁ということで暑くても長袖長ズボン着用。
  • 靴下着用、サンダル的履物厳禁。
  • 朝夕の活動が活発。この時間帯の屋外活動に注意。
  • 暗い色を好む。黄色、オレンジなど明るい色の服を着用の事。
  • 通常の蚊取り線香は効かない。パワー森林香が有効。
  • 市販の虫よけスプレーは成分によりブユに対し効果の無いモノもある。よくお勧めされている方法はハッカの自作スプレーの噴霧である。(市販の物ではディート、イカリジンと言う成分が配合されているものが有効である。しかし副作用の恐れがあるため小さな子供に対しての使用制限が主にディート配合製品には多く見られる。)
  • タイガーバーム(現在日本では入手困難ですな。調べて初めて知りました)や、一部湿布薬も有効。(要するにメントール成分

処置編

  • 咬傷痕を発見したらとにかく早く毒素を絞り出し清潔な布、ティッシュなどで拭き取る。後の経過に雲泥の差が出る。
  • 痒みが現れる前なら43℃以上の温度で30分以上温める。毒素が変性中和され経過が良くなる。痒みが出てからは逆効果。
  • 痒みが出てしまったら抗ヒスタミン、ステロイド(これも用量により副作用あり)系塗り薬を使用する。
  • 痒みに耐えられず掻き壊すのを防ぐために絆創膏の用意。
  • 痒みや痛み、腫れがひどい場合は早めの皮膚科受診。内服薬が出ることも。

やつの天敵であるトンボ様を大量に呼び寄せる術でもあれば得体のしれない薬に頼ることなく我がテント周りを警備してもらえるのになぁなどと夢見てしまいます。

現実的に全部盛りで用意した結果・・・

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シューズまで新調する気合の入れようでありますな。もちろん小分けにして参ります。

このような状況となりました。

これらの効果のほどは体内アセトアルデヒド濃度のせいか圧倒的に吸血昆虫達に好かれやすい体質のOSSANが体を張ってレポートする予定となっておりますな・・・

しかしこのブユ。

比較的きれいな水質の水辺でないと生活できないという虚弱さも持ち合わせており、よって都市部では被害にあう機会も少ないというような悲しさも持ち合わせておるんですな。

蚊のように産卵のエネルギーを賄うために(?)メスのみが吸血しに来るというところも・・・・

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皆が寝静り、一人たき火と想い出をつまみにウィスキーのグラスを傾けているキャンプの夜に怪しくもおそろしげで魅惑的美女が訪ねてくるイメージが・・む~~~・・!

だからと言って血はやらんがな!!

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