道志の森キャンプ場でヘベレケ・ソロキャンプ。不思議体験してきたこと

ビールと川音と森風と読書。
ビールと川音と森風と読書。

台風が2つ程通過し、ほんの少しだけ湿度の下がってきた東京でありますな。

活性及びストレス度合いの上がってきたOSSANはこれもまた約二十年ぶりとなるソロキャンプに出かけることといたしました。

しかしイザ行こうと考え始めると「あれも必要。コレも欲しい」とポチポチを繰り返しとても気軽、身軽とは言えない装備量となってしまいましたな。

少しだけ反省中であります。

むか〜しよくお世話になっておった日光市街からほど近いキャンプ場は調べてみますとどうやら相当前に閉鎖されておるようでありました。

現在は温泉施設となっておるようであります。

あちらこちら検索し低規格=利用料金が安い。プライベート感の確保出来そうなサイト割り。自宅から片道2時間位まで。

等などを条件として候補を絞り、今回は道志の森キャンプ場と言うところへ行くことといたしましたな。

懸念材料が無いわけではありません。

どうやらこのキャンプ場は道志みちからのアクセスが非常に良い立地で、主に神奈川方面からのお客さんで週末は溢れかえる超人気キャンプ場とのこと・・・(!)

珍しく直火OKな場所なのでサイトは荒れてるのかな〜という危惧。

「ん〜・・・まあ、金曜〜土曜にかけての一泊しかできないし、OSSANもだいぶ丸くなったからなあ・・・大丈夫だろう。」

ソロキャンプ・リハビリとして昔であれば決して選ばなかったであろうこちらに決定いたしましたな。

この道志川流域は其処此処にキャンプ場の点在する、まさに日本のキャンプ場銀座と言った状況になってしまっておる。ということも今回はじめて知ることとなりました。

ほど近いうらたんざわ渓流釣場さんにお世話になっておるというのに迂闊なことであります。

今回の目的としまして・・

  1. ぼ〜〜〜っとする
  2. 釣りをする
  3. 焚き火を肴に一人酒

以上でありますな。

平日の中央道下りは渋滞も無くあっけなく現地到着。

迷路のように感じてしまうサイトは小さめなスペースが高低差をもって点在している場所をチョイスいたしましたな。(行き当たりばったりで偶然広めの場所があっただけなんですがね・・・)

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ここに決定ですな。段差の向こうは三ヵ瀬川という渓流。絶えず流れの音が聞こえます。

サイトの処々には焚き火の跡が点在しており予想通りと言えますな。

地中からニョッキリ突き出ている管から水が絶えず吹き出ているので水の確保が便利な場所であります。

地面は小石の敷き詰められているサイトが多いようでありますな。ここでもやはりプラペグは無用のお荷物であります。

平日にしては場所を探しておられる方の車のひっきりなしの往来・・・到着時間がもう少し遅かったらもっとマイナーなキャンプ場を探して、OSSANは逃げ出しておったかもしれませんな。

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約二十年ぶりにセットした我がシェラデザインズ・ハーフムーン2プラスという2人用テント。

フライシート裏面、PU加工が見事に加水分解を起こしており、手触りペタペタ・・・・ショックであります。

帰ってきてから調べて見たところ、こうなってしまったら「潔く諦めて買い換えろ」「何らかのケミカル処理をすればどうにかなる」と意見が割れておるようでありますな。

若かりし頃、食うものも我慢し更なるビンボー生活への突入覚悟で手に入れた愛するテントでありますのでね、OSSANは後日未練がましくもメンテ予定であります。

だってそれ以外にま〜ったく問題ないんだもんね。(焚き火の匂いがきつく染み付いてしまっている以外は・・・)

これを処分するなどもったいないことこの上ないですな・・・!

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タープのみを後方より・・・変な形w愛着が持てそうでありますな。

そして何故かどうしても今回のソロキャンプに投入したかった、

tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)”ムササビ・タープ 焚き火version”というタープ!

その張った姿も楽しいのでありますが、生地素材がポリエステルとコットンの混紡とのこと。これにより焚き火が爆ぜたときの火の粉による穴が開きにくくなっておるというものであります。

コットン素材が大好きなOSSANとしてはコイツの存在を知ってから「必ず手に入れるべきアイテム」となっておったブツでありました。

二十年前のシェラデザインズ・テントとコイツをですな、所謂小川張りという方法でジョイントしますな。

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こんな感じ。初めて&各部採寸したわけでもないのにまあまあ上手くいったようでありますな。

直接テントと接続するわけではなく隙間もありますが、テントの入り口を開けると屋根があるという安心感は絶大なものがありますな。

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一泊ソロにしてはずいぶんと贅沢な空間となってしまいましたな。

例によって滝汗を滴らせながら本日の宿を設営したあとは受付まで戻り料金を支払いましたな。車千円、テント一張七百円。これくらいがこの辺りの相場のようであります。

OSSANはここで薪を一束調達いたしましたが、600円の高級品しか残っていない状況でありました。雑木でちょいとボリュームも足りないものでしたな。

もしキャンプ場に薪の在庫が無い場合は「道の駅どうし」へ向かう道すがら薪を販売している場所は沢山ありましたので焦って高価な買い物をしないほうが宜しいですな。(250円程〜)

道の駅どうしで遊漁券を¥1000にて購入(キャンプ場でも扱いはあるようですが、この時は売り切れとのことでありました)し、道すがらの無人販売所でもう一束の薪を調達したOSSANはサイト脇の三ヶ瀬川を早速釣り上がりました。

しかし写真はないですな。

ええ・・・

釣れませんでしたからな・・・;;

数百メートルほど釣り上がりましたが反応が一度だけ。明らかにフッキングしたらすっ飛んでくる小魚のアタックでありました。

倒木が折り重なっている様子、高低差もきつくキャストもままならないような場所ばかりであっという間に体力と集中力を使い果たしてしまいましたな。

道志川本流のほうが良かったのかもしれませんが、暑すぎますな。

今日のOSSANは諦めが早いのであります。

テント設営、高湿度の渓の釣り上がりで大汗をかいても水分摂取を我慢しておったのであります。

更に上半身裸に冷たい山水で湿らせたバンダナにより体を拭い、サッパリとして「よし。あとはもう飯食って酔っ払って寝るだけだ!」と言う状態を作るまで頑としてカラカラになった喉を潤すことを我慢してきたのであります。

しかしながら一寸ばかり腹が減りすぎてしまったようですよ。

もう良いですかな?

よく頑張った、ワシ・・・

もういいでしょうっ・・・・!

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うははは・・・もうな〜んにもしないもんね。飲んで食って寝るだけだもんね・・・

んc;dksvh:あおr@gny@おあjrがびp!(心の叫び)

コレだ! これをやりにきたんですぞ〜〜!!

ああもう・・どう控えめに申し上げましても・・・

最高でありますな!!

数本のビールを空け、辺りが薄暗くなりいい加減気持ちも良くなった頃、軽トラに乗ったお姉さまが領収書の確認に見えられました。(既に酔っており要領を得ず、どうもゴメンナサイでした・・・^^;)

車のダッシュ上に領収書を掲示しておくのがルールとのことでありますな。

さて、では本格的に食事にすることといたしましょうかな。

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鍋の中よく見えないですなw気温19℃、湿度73%であります

とは言えソロですのでね、面倒なのはイヤですな。

くるみパン   エビと舞茸とトマトのアヒージョ

ブロッコリー  更なるビール。

以上!

旨し!

焚き火とガスランタンのみの夜は本当に二十年ぶりなんですなぁ・・・

やっぱりいいですなぁ・・たま〜にキャンパーの車が通りかかるのですが一瞬のこと、後方でありますし、あとは森のなかの漆黒の闇でありますのでね。

見上げると真っ暗な木々の梢の切れ間からはなかなかの星空。

ドウドウと流れる渓の音も、もうとっくに慣れてしまい。

静かな夜であります。

と・・・その時でありました。

いきなりOSSANのサイトの横を一人の男性が足音もやかましくドンガドンガと通りすぎてゆきましたな。

そりゃぁもう、

ビクゥゥっ!としてしまいましたよ。

いくらキャンプ場内とは言え、暗闇の森の中なのであります。視界が効くのはOSSANの焚き火とランプの明りの範囲だけなんであります。

声くらいかけて欲しいもんでありますな。驚くじゃないですか。

・・・・   ・・・・?

「・・・んんん〜〜〜?・・・」

おかしいですよ。

その男性の歩いてきた方向には道、ありませんよ?明るいうちに何度も見ております。

水場(鉄パイプからずっと水が流れっぱなし)があり、ほんの少しの段差を下ったところに小さな開けたスペースがあるだけで、あとは川沿い。

木々がくねって張り出すばかりで人の通れる道はありません。言ってみれば行き止まりなんですな。

あちら岸から川を渡ってきたんですかな?でも向こうは下生えの茂る斜面でサイトは作られていませんな。

トイレでも探しに来た人か水を汲みに来た人が、OSSANの気が付かないうちに一度テント脇を通り過ぎ、戻ってきたのでありましょうか?

イヤイヤイヤ。いくら酔っ払っているとはいえ、180㌢くらいはありそうであったあの人に気が付かなかったとは考えられないですな・・・

座っておった場所と法面との距離は10メートルもないんですよ?気が付きますな。

んんん〜〜??

せっかくの幸せなほろ酔い気分がす〜と引いていくのを感じましたな。

チョット呆然としながら上記書いていないことを思い出してみます。

  • 真横を通り過ぎた時以外、近づいてくる時も遠ざかって行くときも足音がしなかったですな?
  • その足音は「ドンドン」というような不自然な感じ。ここは小石のサイトであります。「ジャリジャリ」ってのが普通では?
  • この暗闇の中、なんでライトも持ってなかったの?歩くの無理だし。
  • 不自然に前のめりな姿勢でしたね。せっかくの身長、背筋を伸ばしましょう。
  • 服装も顔つきも何故か思い出せない。バッチリ見たはずなのに。
  • ガッチリ体型に見えたがパッとしない表情だった印象だけは残ってますな。
  • なんで「ウンウン」唸りながら歩くの?トイレが我慢の限界だったの?

・・・コレは・・・

見ちゃったんでありましょうかw

だとしたら久しぶりですなあ。映像として見るのは小学生以来でありましょうかな?

山や森に少人数や単独で入る人たちは不思議な出来事のひとつふたつは経験があるのではないでしょうかな?

OSSANも同様。

多感で、金はなくとも夢と体力に溢れ、いつでも何かに怒りつつ単独で山に出かけることが多かった時代。そこでは夜間に限らず不思議な体験をすることも稀にありました。

「イヤ〜怖いからもうやめて〜!」という経験もしたこともあります。

でも今回のコレがソレであったとしても、ゾクゾクはしましたが怖くはなかったですな。ま、そんなもんであったのでありましょうか。

しかしなあ・・・こんなメジャーなキャンプ場でなあ・・・

ううう〜〜む・・・・

このような時はですな、

焚き火の炎をバンバン大きくして焚き火のまわりを全裸で踊り狂う

飲み直すに限りますなww

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本日はストレートですな。次はメーカーズ・マークにしよう・・

しかしですよ?

せっかくキャンプの夜に訪ねて来てくれるのなら、OSSANは可愛いニャンコとか妖しい美女の方が嬉しいでありますな。

で、あれば正体がモノノケの類であったとしてもよろこんでホイホイ騙されちゃう自信があるんだけどな〜・・・

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そんなこんながありつつも・・・

小瓶で用意したテネシーはあっという間に底を付き・・・

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チョット飲み足りない位が良いのでありましょう。

焚き火を眺めつつ様々なよしなしごとに想いを馳せ

思惟はいつまでもどこまでも開花、飛翔し続け・・・

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一人、真っ暗な森のなかで唸ったりニヤけたりの幸せな時間はあっという間に夢の中へ溶けていったのでありました。

明くる朝。

車の乗り入れが始まる7時を過ぎるとまあ、来るわ来るわ。

さすがの”キャンプ銀座の盟主”と言ったところでありましょうか。続々と週末キャンプに訪れる人々・・・

複数家族のグループキャンパーにソロでは贅沢であったそのスペースを譲り、アチコチに落ちておった吸い殻や小さなゴミを拾い、すこ〜しだけ来た時よりも綺麗にし11時前には撤収完了いたしましたな。

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そして後にするキャンプ場の其処此処に見えるのは、めぼしいスペースにビッシリと張られたテントテントテント・・・・

これほどまでに混雑しているキャンプ場を見たのは初めてのことでありましたよ。

ここでもまたOSSANは

う〜〜む・・・;

唸ってしまいましたな。

決して不快でも、怖くも、高価でもないまあまあなキャンプ場だと思いましたがね。今後ワタクシは連休や週末等に「このキャンプ場にお世話になることは無いのだろうなあ」と思わせるのに十分な光景でありました。

金曜日の宿泊で良かったですな。

では、連休や週末に訪れて満足できるキャンプ場は?

また一つ。

やはり人生は短すぎますなあ。

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