これまた格安で釣り、トレッキング用のレインウェアを新調できましたな。Foxfire デリュージ レインスーツを購入したこと。(長いです)

ここ20数年、雨の中で釣りをした覚えは2度きり。

初夏の河口湖でのおかっぱり、春の亀山湖でのボート・バスフィッシングでありました。

ザックを背負って雨の稜線を歩いた記憶もはるか昔であります。

それらを長年にわたり支えてきてくれた、エントラント製レインウェアが引退の運びとなってしまいましたな。

何やら、アウトドア・ギアの更新が重なる時期なんでしょうかね・・・

20数年前に無理を押して、やっとの思いで手に入れた愛着と想い出の詰まったそれらが相次ぎ引退をしていっております。

盛大に火を吹きつつ高速回転していたOSSANの財政事情はもうピークをとうに過ぎ、そろそろ熾火となって炭化しつつあります。

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おかしいなとは思っていたのでありますよ。

レインウェアを脱いでみると服にポロポロと何やら樹脂のようなものが付着するようになっておりました。

汚らしい事夥しいのでありますが、しばらくはそれが一体なんであるのかわかりませんでしたな。

ある日、久しぶりにそのレインウェアを持って出ようという機会があり前日に広げてみますと、もうものすごい勢いでボロボロとそれが落ちてきました。

調べてみますとレインウェアの裏地(防水層)が剥離し、剥がれ落ちているんですな。

レインウェアの肝心要。透湿性防水層の加水分解と言うことであります。

ここでもまた加水分解と言う言葉を聞くことになろうとは・・・!!

暫くクローゼットに入れたり出したり・・・グズグズと思い悩んでおりましたが如何ともしがたく、これも泣く泣く処分するしかありませんでした。

その翌日はコンビニ・レインポンチョを買ってしまいましたな・・・

いくら晴れ男で、使用頻度が少ないものであるとはいえ、レインウェアもトレッキングシューズ同様、無いと非常に不安に感じるものの一つであります。

これまた更新するべくモデルサーチを続けておったのでありますな。

ウェーダーを履いて釣行する時のみを想定すれば、各社から販売されているウェーディング・ジャケット的なものがカッコ良いと感じておりました。

しかしウェーディングをしない釣行もあるでしょうし、何より高いですな。

上下セットスーツより高価なものもザラですし、釣りの時以外にもできれば一つのモデルで対応したいところであります。

平たく言えば釣行とトレッキング等で併用したいということでありますな。

ウェーディング前提であればパンツを持って行かなければ良いので軽量ですしね。

しかしその2つをこなそうと考えるレインスーツにおいて、どうしても矛盾してしまう選択要素が出てきてしまいます。

ウェアの色でありますな。

  • 登山・トレッキング→万一のことを考えて遠目にも目立つ派手な色。
  • 釣り→魚に見つかりたくないのでアースカラー系。蜂が怖いのでできれば黒以外。

これはチョットばかり両立は難しいですな。

今回は”安く、気に入ればなんでも良い”というスタンスで選ぶことにしておきました。

そして、ちょっとだけ真面目に透湿防水素材の事も考えてみましたな。

いまやそれらの代名詞的存在として押しも押されぬ知名度を誇るゴアテックス

ハナシは簡単ですよ。

「予算に余裕があればゴアテックスの物を選べば間違いない!」

とまで言われておるようでありますしね。

はい。

予算に余裕はありません。

 

ですのでいきおい各社のオリジナル透湿性防水素材を使用したウェアから選択することとなるのでありますな。

あ、一応書いておきますと、透湿性の無いレインウェアは選択肢に入りませんな。

OSSANは非常に汗っかきであります。(原料は主にビールです)

そのような人間がホームセンター等で販売されているハイパロンと呼ばれる安価な所謂ゴム引きやPVCコーティング等のレインウェアを着るとどうなるか。

運動らしい運動をしなくても、1時間もしないうちにウェア内は雨に濡れたようにびっしょりになってしまいますな。

そんな状況が生命に直結するような登山やトレッキングには恐ろしくて使用できません。

防水性に関して言うと防水度試験法において1万ミリ以上であれば、「強い防水性。とても強い雨、風、みぞれを防げる」とされているので目安となりますな。

”体重75Kgの人が濡れた場所にひざまずくと1万㍉以上”とのことであります。通常使用するレインウェアとしては十分な防水性能と言えるでしょう。(このあたりブリヂストンさんのページが参考となりましたな。)

名の知れたメーカー製でレインウェアを謳うものに、この防水性能1万㍉を下回る製品を見つけることの方が難しいのではないでしょうか。

それより曲者といえるのが 、やはり透湿性能の方でありますよ。

よく誤解されているのが「汗は通す」という感覚でありますが通しませんよ

あくまでも「湿気は通す」ですな。

水滴として出た汗を吸収拡散、蒸散するのはインナーウェアの役目であります。

レインウェアの表面の撥水性が落ちて生地に水が沁みたり、裏地に汗などが付着したりするとその分だけ透湿性は損なわれるのでありますな。

60/40クロスなどが持つ、空気が抜けていくような快適な通気性のイメージとも異なるんであります。(最近はこの通気性を謳うものが出てきましたな。英語だと共にbreathability・ブレッサビリティですがネ・・・)

ここらへんを誤解したままですと、「何だこれ!すげー蒸れるじゃん・・・金返せ!!」と、過去初めて透湿素材ウェアを手に入れたときのOSSANのような残念な人になっていってしまうのでよくよく気を付けなければなりません。

とは言ってもこの性能を示す数値がですね、メーカー各社で試験法が異なっておるのでありますな。

JIS L1099というくくりの中で一般によく使われるのはB-1法と言うもの。

別にあと数種類の方法があるのでありますが、同じ試験法であれば当然数値の高い方が透湿性に優れている・・・と言うことになっていくのであります。

(このあたり、一時候補としておったfinetrackさんのページにも試験法概念図がありますな。ご興味があれば。でも自信があるのならB-1・2法の結果も示してくれればいいのに・・・とは思います。)

単位は g/㎡・24h というもの。

要するに1㎡の生地が24時間のうちに何グラムの湿気を通過させる能力があるのかを示した単位であります。

中には公表していないものもありますな。

しかしイメージのみの宣伝文句しかない製品はメジャーなメーカーであったとしても残念ながら候補からは外すことといたしました。

そして、ここで各素材の数値を羅列していくことも考えましたがやめましたな。

ちょっとヒネクレタ考え方をしてしまいますと、アウトドア・レインウェアを展開する各メーカーさんが独自素材とゴアテックスの両ラインナップを続けるのは何故でしょうか?

試験法を明示しなかったり同じ土俵でテストしないのは?

その価格差が大きいのは?

それらの性能は未だゴアテックスを超えるものではないからなのではないでしょうか?(スイマセン、歯がゆくてわざと乱暴に言ってます。応援してますぞ日本の研究・開発者さん!)

更にラミネートタイプの素材か、コーティングタイプなのか。衣服内外の気温差は?湿気の温度は?2レイヤーか3レイヤーか?製品になった時の実性能は?

等など、キリがないのであります。

もういいんですよ。

  • とんでもない豪雨を防ぐことが出来て
  • どんな高温多湿でも内部は常にサラサラで
  • デザインは超クールで
  • 丈夫で半永久的に長持ちして
  • ビックリするほど軽量で
  • 収納時のサイズがコンパクトで
  • ストレッチ素材とか採用して動きやすくて
  • そのうえ信じられないくらい安ければ!

それでまったく文句はないのであります!

そうです

そんな商品はないのであります・・・!!

値段の事を抜きにして調べてゆけば、あのゴアテックスとも張り合えるであろうというeVentや、エバーブレス、DRY.Qなど最新と言われる材質を使用したウェアは沢山出てくるのでありますな。

しかし今回購入するレインウェアの想定使用状況は極限状態をも考慮しなければいけないものではないのであります。

あくまで釣りや軽いトレッキング用のレインウェアなのであります。

使用頻度も少ないでしょうし、一小市民たるOSSANとしましてはコストパフォーマンスを無視するわけにはいかないのですな。

真面目に考え始めたわりにはヒドイ落ちでありますが、無い袖は振れないということであります。

本題に入る前にやっぱり長すぎだろうとお思いでしょうが、やはりそれも気のせいなのであります。

そんなこんなで相当期間の懊悩・悶絶を経つつ、例によって購入候補リストに入れては消去・・・を繰り返して最後に残っていたのが、

コレですな☟

耐水圧3万㍉、透湿性1.6万/g㎡・24h の性能(B-1法〜ミズノ公式)。

40dナイロン製で、超耐久撥水性能であると謳っております。

アマゾンでの評価も高く、昔ながらの雨合羽然としたデザインにさえ目を瞑ればなにしろ安い

コストパフォーマンスは良いのではないかと考えましたな。

行きつけのスポーツオーソリティでのサイズ確認も済ませ、あとはタイミングを見て必要となりそうなときにポチるだけとなっておりました。

そしてついに先日ポチりましたな。

これを・・・!!☟ 

 

・・・って全く別モンじゃないかよ!!

 

はい。

たまたま格安セール価格になっているタイミングで見つけてしまい、”今までのリサーチは一体なんであったのか?”という即決ぶりでポチってしまいましたな。

 

安さには勝てません。

 

だってポチった瞬間は驚きの37%offだったんですよ!

ミズノより圧倒的に安かったのであります!!(その後も価格変動が激しいようであります。カラー、サイズによっても。) 

ウェーダー、シューズに続いてのfoxfire

 何でしょうね?決してティムコさんの回しモンではないのでありますが、何やら縁があるのだとしておきましょうかな・・・

使用防水透湿素材はJ-Streamウェーダーと同様、エアロポーラスFWの3レイヤー

これが公式には防水性能1万㍉以上としか表示されていないんですな。

透湿性能に関しては記載無し(ダメじゃん;;)。

あちこち検索しても、ようやく見つけた数値は4千g/㎡・24h~7千g/㎡・24hなどと幅が大きく、全く得体が知れません。

メーカーやショップ等のWEB情報だけでページを書いているような記事ばかりがヒットしてくる中で唯一、実際の商品をあちこちから借用してきて透湿性能テストを行っている素晴らしいページでもこのエアロポーラスFWはテストされておりませんでした・・・残念。

 

気持ち悪いですな。

自分で調べてわからなかったら、やっぱり聞いてみるのが一番です。ティムコさんの中の人に質問してみましたな。

ブログへの記載も問題ないとのことでありますので、得られた回答はといいますと

デリュージレインスーツでは8000g/㎡・24hとのことであります。

試験法はJIS L-1099B-1法。

うむ。スッキリしましたな。

ベルグテックEXに比較し半分の数値にガッカリするかもしれませんが、先の実験ページの結果状況もあるのでもう気にしません。

 暑がりで汗っかきなオノレの体で実体験していくしかないということですな。

出処のしっかりした数値を知ることが出来ただけで満足なのであります。

初めての止水ファスナータイプであります。切り返しがこれだけの構造であれば相当な雨でも平気でありましょう。シームシーリング、縫製も丁寧な仕上がりですな。

そんなものにご興味はないと思いますので、OSSANの着用現実画像は控えさせていただきますが身長170㌢ジャスト。体重68㌔(ありえん;;二十代で46㌔だったこともあるのよ?)。

お腹まわりがたっぷり系の私は、今後のダイエット成功を見越してMサイズを発注。

 

羽織った第一印象は、やっぱり生地がしっかりしているということですな。

その70dという厚みからも季節によってはアウター・シェルとして十分機能するでありましょう。

でも逆に運動強度が高かったり、夏や高湿度の森の中なんかは辛いだろうなぁ・・・

今までのレイヤリングの感覚とアンダーウェア自体を再考しなければならないと感じました。

収納はチョット大きめな胸ポケット✕2。メインファスナーと同様止水ファスナーでありますな。

最近のレインウェアのトレンドなのでありましょうか、以前のエントラントMサイズ・レインに比べかなり細身な印象でありますな。

キツイ、窮屈と言うわけではなく、ホントにピッタリ。各部採寸をして誂えたようであります。(お腹廻りのゴムも苦しくないですよ?)

しかしそれはあまり余裕が無いとも言えるわけでありまして。

この下にレイヤリングできるとすればアンダー、シャツ、薄手の中間着までの印象であります。

 この価格(購入時、1万チョイ!)であればLサイズも買ってしまおうかとも考えましたが、それはそれで面白くないですからな・・・

 

foxfire公式ページには、

  • 丈夫な70デニールナイロンを採用。
  • エアロポーラスfw3レイヤー。
  • 雨垂れを防ぐフード先端のレインガーター。

などが特徴として挙げられております。

これがレインガーター構造ですな。フード先端が折り返され、雨水がそこを伝ってサイドに逃げる。というものであります。

特徴ともいえないようなものばかりですが、比較的厚手のナイロンを採用、3レイヤー構造とすることで耐久性を増し、防水・防風シェルとしての使用も可能である・・・という部分に惹かれたのでありますな。

安かったとはいえ、せっかく購入したものでありますからね。できるだけ長持ちしてほしいと考えます。

今さら無茶なヤブ漕ぎもするつもりはありませんが、丈夫であることはOSSANにとっては非常に魅力的なセールスポイント。

言いかたを変えれば、道具に対して求めるところの”雑に扱える”と言うことでもあるのであります。

ちなみにJ-Streamウェーダーの方は75dでありました。

加えてメンブレンに直接触れることの無い3レイヤーであることも耐久性に貢献するでありましょう。

パンツのサイドファスナーは膝の横から開口。ここは止水タイプではないですが余程のことがない限り、切り返しも深く問題とはならないと思っております。

その代わり、トレードオフしなければならない部分も出てきますな。

重量であります。

理想としては使用しないときに背負って行動しなければいけないことを考えると軽量であるに越したことは無いのであります。

丈夫であることをとるか、軽量性の重視か・・・公式では平均重量600gと記されておりますな。

・・・平均ってなに??

サイズ展開中での平均なんでありましょうか??

やっぱり気持ち悪いのでティムコさんにメールです。

”平均重量に関してはサンプルの中心的サイズ(MかL)を、測定して選択の目安として表記しております。”

・・・スイマセン。やっぱりよく解りませんww

でもこれ以上お手をわずらわせるのもどうかと思い、更なる質問はやめておきました。

この”デリュージレインスーツ”のライバル商品と位置づけられる(使用素材や価格帯等からOSSANが勝手に今決めました)であろうモンベルさんの”レイントレッカー”もやっぱり”平均重量”とされ、上下を足すと568gでありますな。

使用生地が40dであることも考えあわせますと、大して変わらない気もします。

今となっては詳細不明でありますが(メーカー名でさえ失念)以前のエントラント・レインと比較すれば簡略化された構造で、これでも十分軽量・コンパクトなのであります。

何しろ、そのパッキングサイズはキャンプ中の枕として機能していたくらいでありますからな。

簡略化されすぎて、オリジナル・マウンテンパーカーのようなフード一体型(収納は出来ない)がチョット残念に感じてもいます。いずれにしても、

重量における超個人的絶対基本感覚物である500mlビール缶よりは重い

と言うことは出来そうであります。

・・・やっぱりちょっと気になるので実際に計っておきますな。

収納袋は胸ポケットに入っておりましたな。サイズ的には余裕がありすぎて、伸縮性のある口紐が採用されており”ギュウギュウ”やりたいOSSANとしてはあまり感心できないものであります。

上下付属の袋に入れて529㌘

あれ?軽いじゃないですか・・・

上着だけ取り出して量ってみると347㌘。

ほうほう・・・全然 OK。

350㍉リットル缶一本分であります。

コンプレッション・バッグ的なものを用意してコンパクトにした上着のみを持ち運ぶ方法も考えておきたいところでありますな。

デリュージ・レインスーツ。デザインも気に入りましたし、”焦って失敗したかな?”という気持ちは微塵もなくなりました。

雨の予報でレインウェアを持っていくことを忘れないようにと考えるより、日を改めることを考えてしまうようになってしまっておる今日この頃であります。

デビューはいつになる事やら・・・

ウェーダーと合わせ、上から下までエアロ・ポーラス星人となってしまいましたな!(あんまりかっこよくはないな・・・)

ヒネクレてますからね。

皆さんがミズノで富士山に登るのであれば、ワタクシはfoxfireで溪に潜るのであります。

足るを知る。

大雨を待って、近所のウォーキングでもしてまいりましょう。

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コメント

  1. あんきも より:

    うそみたい!

    同じレインウエア、同じ色のを昨年の秋に買いました

    雨の日に釣行ご一緒したらお揃ですw

    私のblogで着ているのがそうです。

    ますますお会いしたくなりましたw

    • おっさん より:

      あんきも様、こんにちは。
      なんとカラーまで同じものなんですか!
      雨天釣行の際、周囲が気になってしまうじゃないですかw
      ベルグテックにしなくて良かったな~と今は満足しております^^b
      ソロキャンプ楽しんできてくださいね!