ひな祭りとニンテンドー・スイッチとタイイングバイスと私。

3月3日。

ひな祭り。

桃の節句でありますな。

雛人形は江戸時代、旧暦9月9日 重陽(菊)の節句にも再び飾る習慣がある地域もあったとのことであります。

細君の実家より受け継いだ巨大な七段飾り(だっけかな?)は一度しか飾った記憶がありません。

実はですね。

ほぼワンシーズンしか使用していないタイイング・バイスを買い換えようかと密かにヘソクリを貯めておったのでありますよ。

現在使用しておるのはTMCのソリッドバイスであります。

コレですな👇

初めて手にするバイスとしてはチョット贅沢な選択であったかなぁ・・・と思いつつも、フライを巻き続けるうち、少々困ることや不満に感じることが出てきてしまいました。

不慣れな扱い、力が加わりすぎる調整をしてしまったためにジョーと呼ばれる、フックを保持する部品にフックの形のミゾができてしまいました。

#18以下のフックを使用するにはすんなりと固定できず、少々具合の悪い状況となってしまっております。(自分のせいですな。)

小さなフライをタイイングする際、調節ネジを一杯まで締め込んでいるにも関わらず作業途中で

ピンっ!!

とフックが外れてしまい、アタフタとしてしまう・・ということを繰り返しがちとなっておりますな。

当然、作業効率及び精神衛生上、非常に宜しく無いのであります。

フックの角度を変えずにクルクルと回転させ、自分の反対側のスレッドやマテリアルの固定具合を確認したい気持ちも強くなってまいりました。

所謂ロータリー機構と言うやつですな。

メインシャフトの長さも一寸短く、姿勢が悪くなり腰が痛くなりがちであることも発見してしまいました。(これは比較的容易に改善可能です。今の台を高くすれば良いのですな。)

ですので明るい家族大増産計画の終了後、このバイスにはサブに回ってもらい、新たにガッチリとした少々値の張るものに乗り換えようと密かに画策しておったのであります。

 この2月には目標金額まで@1〜2万と言うところまでこぎ着けて、そろそろ苦しくも楽しい候補バイスの調査選択へ突入して行こうかな〜と思っていた矢先。

何故か3月3日発売の任天堂スイッチを購入するということが我が家で決定いたしまして。

しかもそのための原資には、バイス準備資金として秘蔵されておったOSSANのヘソクリが充てられることが決定したようでありまして。

 

もうしばらくはTMCバイスとの濃密かつ愛憎綯い交ぜな関係が維持されるようでありますな・・・

なにやら納得いかないやら、実は自分も少しだけ楽しみやら。

 今日も静かに内心で悶絶しつつ。

いやはや、老いも若きも・・・”女には勝てん。”

何故そのような状況となっていってしまったかの大いなる謎と不思議を明らかにしないまま、悟りを開きつつバイスに向かう私であります。

コメント

  1. バイスのジョーを一旦抜いて180度回転させて取り付けてみると溝の形も180度変わるのでフックがガタつかない可能性があります。コーンを取り外して確認してみてください。

    溝のえぐれ方次第ですがうまく行くかもしれませんのでお試しください。ダメな場合はごめんなさいです。

    • おっさん より:

      クルルとマスバスじゃらし様、コメント有難うございます!
      さっそく調整ネジを開放し、やってみました。
      しかしやはり反対側にもミゾはできてしまっており、思ったより重症なのかもしれません;;
      通常サイズのフックはまだ固定できておりますので、しばらくは様子見となりそうです。