“tesla・コンプレッションタイツ”は、ヨタヨタBodyに効いたのか?

釣行時の腰の痛みに耐えかねて腰部コルセットを愛用しております。

こいつを巻いて釣りをするとなんとか一日、痛みにネを上げずに釣りを終えることができるのでありますな。

しかしこのベルトをギリギリと締め上げると、今度は

左右の腰骨にベルトが当たってその痛みに耐えなければならない・・・

という状況となってしまっております。

この腰痛ベルトは幅も広く、装着するとサラシを巻いているように安定・安心感はあるのでありますが、いかにも動きにくく非常に暑苦しくもあるのでありますな。

夕方となってウェーダーを脱ぎ、このベルトを外した時の解放感と言ったらモウ・・・お分かりいただけますよね?

暑い季節は言わずもがなであります。

そこで新たなアイテムを試してみることといたしました。

170㌢・66㌔。Lサイズでぴったりでありました。ソックスは相当な厚みがあります。

今期の奥日光・湯川釣行から採用したコンプレッション・タイツ上下であります。

前々からトレッキングやランニング、サイクリングの際に着用するコンプレッションタイツなるものが存在することは承知しておりました。

ヒトの筋肉構造に沿って加圧、動きをサポート若しくは抑制し、正しい動き方を促すことによって故障を防ぎ、身体のポテンシャルを発揮させようと言うものであります。

国内メーカーではワコールさんがいち早くCW-Xシリーズを展開しており、有名でありますな。シャカリキに自転車のペダルを回していたころは欲しかったなあ・・・

これを一日中歩き回り、時にハードな目に遭うことも予想されるフライフィッシングに使用したら具合がいいのではないかと考えたのであります。

しかしワコールさんのものは非常に高価なのであります。

効果はきっと素晴らしいものなのでありましょうな。

しかしそのような高級品を手にするよりは、釣行回数を増やしたいところであります。

若しくはリールの一つも買ってしまいたいと言うのが現在の正直な心境でありますな。

ま、有体に言えば 先立つものがありませんw

もう少し細身のサポートベルトに買い替えるかなあ・・・と考え、ネットサーフィン(最近言いませんな、この言葉・・)を続けるうちにコレを見つけたのであります。

tesla(テスラ)という、どうも高株価企業を連想させるメーカー名のコンプレッション・タイツであります。

かなり怪しい商品に感じるのでありますが、どのみち釣行用として吸汗速乾性素材を使用したアンダーウェアが必要であると考えていたのですな。

レビューも概ね好評の範疇にあると判断して、同シリーズのソックスと共にポチりました。

そして試着もせずに湯川釣行ブッツケ本番となったわけでありますが、その機能性に助けられる結果となりましたな。

そのための商品ではありませんので腰部へのサポートは限定的であります。

しかし履かないよりはずっと腰の具合もよく、何よりベルトによる圧迫や痛みが無い事のほうが嬉しかったのであります。

実釣時間が短かったせいもありましょうが、初日は腰の痛みと無縁で過ごすことができたのでありますな。

それほど期待していませんでしたが、良い方向に裏切られました。

そして先日のうらたん釣行においても着用。

どうも絵面が悪くてスイマセン・・・暑い季節は短パンと組むと良いですな。リラックスし過ぎて裸足になっております。

これまで何も腰へ巻かずに長時間の釣りをしていると、

腰がコキッ・・・!

といってしまいそうなっていたのであります。

このタイツ上下で全身を覆うと、コルセットほどの安心感は無いにしても、概ね良好な身体コンディションを維持できたのでありますな。

全身加圧状態ですので着用直後には煩わしさも感じますが、すぐに慣れる範囲かなと感じます。

今後は腰の調子が余程悪いとき以外はコレで行くことといたしました。(ベルトも一応持って行きますが・・・)

速乾性と言う部分でも満足なものであります。

湯川に落水して上半身がビショビショになってしまった時、いつものコットン製アンダーウェアを着ていたら、肌にまとわりつく不快感を相当に長時間味わうことになっていたのでありますな。

季節によっては危険な状況ともなってしまうところでありましょうが、車に帰り着くころにはすっかり乾いておりました。(汗による濡れは別ですが・・・)

15℃程まで気温が下がったキャンプ場の夜間においても、(どうやって脱いだか覚えておりませんが)この上に化繊中間着とマウンテンパーカーを羽織れば 快適そのものだったのであります。

こういった商品にありがちな縫製の問題も(届いた商品には)ありませんでした。

耐久性等についてはまだ未知数ではありますが、用意して良かったと思えるものでありましたな。

いやはや、こういったものに関しては、良い時代となったものだなぁと思います。