コレが無いと始まらない!(ような気がする)エルクヘア&ディアヘア・カディスを巻きはじめますな。

このインド製の真鍮スタッカー。同シリーズと思われるハックルプライヤー共々安物でありますが、なかなかのお気に入りであります。

1月もなかばを過ぎてしまいましたが、新年おめでとうございます!

昨年同様に元旦から出勤であったOSSANは、本年も変わらず腹にどす黒いものを渦巻かせつつヨタヨタと出撃して参る所存でございます。

変わらぬご愛読を頂ければ幸いであります。

さて。

このシーズンに片づけておかねばならないタイイングなのであります。

前述のように余裕のスケジュールとなりそうなこともあり、ズルズルと怠惰な正月を送っておりました。

娘の通う学習塾も無事決定し、OSSANも少しだけ心と時間に余裕が生まれてきたのであります。

ようやくバイスへ向かう心境となってまいりましたな。

掃除から始めねばなりませんでした。作業スペースが窮屈であります;;

一昨年~昨年の3月にかけ、一気に300本以上のフライを巻き続けて得た教訓があります。

巻くべき本数が多いパターンか、エネルギーをより多く消費するパターンから取り掛かった方が良い。

というものでありますな。

ディアヘアの質感が好きでありますな。

気分屋で飽きっぽいOSSANが、途中でその作業を放り出してしまうことを防ぐためであります。

今年の場合それは枯渇してしまったカディス及びニンフ類であり、あとは数本ずつのリーチ、グリフィスナット、パラシュートフライ等を補充してやれば今シーズンの釣行は安泰でありそうなのでありました。

湯川釣行はじめ昨年の要所要所で助けられることとなり、残り数本となってしまったカディス類から取り掛かりますな。

ボディダビングの色は茶、緑、ライトケイヒルに絞りましたな。ハックルの色は気分で。 今年はフックアイ側1/3程のみにハックリングするタイプをメインとしました。

この道のベテランの方々からすれば「な~んだ。そんな代わり映えしないものをw」と言うところでもあるのでありましょうが、数少ない釣行経験の末、決して欠かせないパターンの一つとなりました。

MARUTOさん、今年もよろしくお願いいたします!

どうも昨シーズンは#14サイズだと食い込みが悪かった覚えがありますので、今年は#16と#18サイズをエルクヘアとディアヘアで各10本づつ。

計40本を用意しておくことにしましたな。

MARUTO d14・#18。・・こんなに小さかったかなあ^^;手相を読んだりしてはダメでありますよ・・・

久しぶりに見る#18フックの小ささに少々ギョッとしつつも、巻き方を思い出してからは快調快調・・・。

右:ディアヘア 左:エルクヘア・カディス。 #16✕20本ですな。

本当は#14以上のサイズを豪快に巻いて行きたいところであります。

各ヘアの細毛を取り去る手順を端折りましたな。恐らく差はないでしょう。

・・・フウ・・

これだけあればきっと今シーズンは持ちますな。

久しぶりにタイイングに臨みましたが、やはり最中は様々なストレスを忘れることが出来ます。

これで一本を巻くのに20キロcalほどのエネルギーを消費してくれると、更にやる気が出るところなのでありますがネ・・・

年末年始の暴飲暴食により、張り出し続ける己の腹を撫で回しつつ慚愧の念を覚えるタイイング始めであります。

巻き貯めたフライが足りなくなるほど釣りに出かけたいものであります!