連続の台風の影響で外で遊べません。
こんな日はラジオを聴きながらタイイング・・・も良いのですが、今日は以前から気に入らなかったロードバイクのセンサー類を交換することにしましたな。
現在使っているサイクルコンピュータは、米国のレザインというメーカーのSuper GPSというモデルであります。
これの純正スピード&ケイデンス一体型センサーが気に入らなかったのでありますな。
ライト類やベルなどの保安部品は仕方ないので諦めるしかないのでありますが、自転車にはできる限りシンプルに、設計されたままの姿でいてほしいと思うのであります。
チェーンステーに鎮座するこのパーツは、スポークとクランクに取り付けられたマグネットが近くを通過する際の磁力を検知、信号を生成してサイクルコンピュータに送信する役割を担っております。
ホイールとクランクの回転を同時に検知させる都合上、昔からチェーンステー上にこのような形状で存在し続けてきたのでありますな。
バイクデザインに対し明らかに異質であるだけでなく、後輪スポークに取り付けるマグネットの存在も気に入りません。
自転車を漕いでいるときは見えないので意識せずに済みますが、休憩の際や部屋で自転車を眺めた時に、どうにも双方の存在感が許せなくなってきてしまったのであります。
しかもこのセンサーとマグネットの間隔の設定が思いの外シビアであり、ゴムバンドで固定したセンサーがちょっとしたことで動いてしまうと信号を発してくれなくなってしまうのでありますな。
ほんの数ミリの差異の世界でありますよ?こういうのは大雑把な性格のOSSANとしてはたまりません。
しかしうまくしたもので近頃は加速度センサータイプという、マグネット等を使わないでスピードとケイデンスを計測するセンサーが販売されていることを知りましたな。
王道GARMIN様は高くて手が出ませんので、XOSSという二千円ほどのものを発見しポチったのであります。
なるほど、ホイールのハブ軸とクランクにそれぞれセンサー&発信機機能を持つパーツをくっつけてしまうのですな。
しかもこのXOSSは一つのモデルでスピード・ケイデンス計測に両対応。通信規格もブルートゥースとANT+の両対応!
それで二千円(2018年10月現在)とな!?
いかにブランドというものにコストを払っているかが分かってしまう値付けなのでありますな・・・。
しかしそれは、まともに使用できればの話しなのであります。
レザインの純正センサーをセットするときも、マグネットとセンサーの距離がこれほど近くないと認識しないなどということを予想していなかったワタクシは、夕食までの限られた時間を費やして延々とクランクを回し続け、ホイールの爆音に「近所迷惑だから!」と細君に小言を言われ続けつつも「もう少し、もう少しだから・・」と根拠のない言い訳もしくは言い逃れ或いは自己暗示的呻吟と油汗を発しつつ・・・
・・って一秒で認識したし!?
ブルートゥースという通信規格にあまり良い思い出がありませんのでサイコン側のスキャンをANT+にした瞬間、2つともペアリングが終了してしまいました。
・・・これはイカン!!
こんなにあっさりとペアリング出来てはイケないような気がする!なぜだと言われるとそれも非常に困るが、そんな気がするのであります!
あちらから渡ってくる製品に全く信用を置いていないにもかかわらず、背に腹は代えられないとアレコレと手を出し失敗を繰り返してきた我が経験値というものを、そう簡単に否定されるわけにはいかんのであります!
底意地悪く斜に構え、ベランダでいじり倒しました。
う〜む・・・・現在のところ、
- サイコンへの表示タイムラグは3〜5秒あるかな?(レザイン純正でもそのくらいはあった)
- センサーのボディは安っぽく、ベナベナ・ギシギシ。(2kですからネ・・)
- 浸水対策はOリングでなされているようだが少々不安。
- まあ、造り込みやデザインはイケてない。
- XOSS(読み方がわからないw)
・・・上記以外に不具合はなさそうなのであります。
これで初回電池交換後もちゃんと仕事をこなし続けるようであれば、我が認識を改めねばなりません。
耐久性等については追々確認してまいることといたします。
何れにしてもチェーンステーにセンサー、ホイールスポークにマグネットを・・・再び設置する気はもうないのでありますな。
次の休日には、気持ちよく晴れてほしいと願う神無月の始まりであります。