ウェーディング・スタイルのパワーアップ計画 ~その壱~

ベルトの話なんですが、すごい押し出し感ですなww

先シーズンの装備量であれば、フィッシングベストで十分収まると予想しているところであります。

しかしいくつかの未解決課題もあったのでありますな。

  1. クマ撃退スプレー&クマよけ鈴
  2. 蜂よけスプレー
  3. 防水デジタルカメラ
  4. ドリンクホルダー
  5. ウェーディング・スタッフ

をどうするか?であります。

これら1〜4までをフィッシング・ベストに入れてしまうことは、実は可能であります。

しかし咄嗟に取り出せない、もしくは出し入れが面倒になってしまうのでは意味のない物たちであります。

しかも比較的重量の嵩むものばかりなのでありますな。

ただでさえ重くなっているベストであります。更に上半身への負担が増えてしまうと、我がヨタヨタボディが悲鳴をあげるのは目に見えております。

これらの懸案を一気に解決するつもりで、ウェーディング・ベルトを導入することにしました。

フォックスファイヤー・マルチベルトⅡというもんですな。

これまでは必要性もそれほど感じていなかったのですが、このような腰ベルト(?)は渓流釣りの世界ではわりとメジャーな装備であるようです。

早速それぞれのギアの取り付けを考えてみますな。

いきなり毛羽だった部屋着姿でスミマセンね・・・

利き手側(右)のバックル付近には防水デジタルカメラを。

取り出し〜撮影〜収納の動作を、全て利き手のみで完結できるようにと考えてのことであります。

ウェーダー付属のベルトでもこの位置で運用しておりましたな。

ただ、近頃はスマホでの記録が主になってきておりますので、そのバッテリー残量を温存したいほどの長丁場でなければ省略していくことになりそうです。

タイラップは強めの輪ゴムに交換しておこうと考えております。

右奥側(腰に近い方)には、咄嗟に取り出せなければ困るものとしてクマ撃退スプレーを取り付けますな。

西部劇の早撃ちガンマン(もう見たことのない世代も多いものと思いますが・・・)よろしく、コンマ数秒で抜き出し〜噴射できるよう、少し練習をしておくつもりでおります。

ホントの緊急事態には、ロッドも投げ捨てなければならないんでしょうなぁ;;

必要となりませんように・・・

この辺りへ蚊取り線香ホルダーも固定できないか、考え中でありますな。

後部のネット・ホルダーを一度使用してみましたが、手持ちの小型ネットたちではイマイチ相性が良くないようでしたな。

柄の長いタイプの大振りなネットならバランスが取れる設計なのでしょう。

ベスト着用で渓流へ行く時は、このループにはクマよけ鈴をぶら下げることにします。

左手前にはボトル・ホルダーを装着します。

当初アクアジャック・ベストに期待していたペットボトルの出し入れは

「出来なくはないんだケド・・・」

というレベルの運用性でありましたな。

ブラインド操作となるファスナー開閉も片手では困難ですし、バックポケット内の物を落としてしまう可能性があります。

往々にして片手にロッドを持ったままですし、おかしな姿勢を強いられるので我が老体は上半身が攣りそうになりましたwww

こまめに給水したいのに、無意識に我慢しておりましたな。

余裕であります。重いけどw

ようやく気に入りそうなボトルホルダーを見つけたこともあり、腰へぶら下げての運用に切り替えることにしました。

このボトルホルダーにも、片手で操作を完結できることを求めておったのでありますな。

普通のコトに思えて、これが探してみると中々なかったのであります。

ピッタリした形状のものはボトルの出し入れに両手を要しますし、かと言って簡易なクリップタイプのようなものでは衝撃が加わった時に外れて落としてしまうでしょう。

その点、このカリマーの trek carry hip belt pouch(長い) はボトルの出し入れや、ドロー・コードで口を絞るのも何とか片手で行うことができます。

ポイントから片時も目を離さずに水分補給ができる! とてもアドバンテージとなると思うのはワタクシだけ・・・? でしょうなw

大きめサイズなのでロードワークで使用している、サーモスFFQ600も入りました。

これは余談ですが、釣行中の飲み物は常温になってしまったものよりHot or Cold何れかの飲み物の方がリフレッシュ出来ますな。

長丁場になればなるほど、こう言った細かいことが集中力維持のために効いてくる気がしております。

外部ポケットはこの辺りまで深さもあるので、このくらいの小物なら落としてしまう可能性も低いですな。その他の各部もよく考えられている製品だと感心しています。

外側に付いているメッシュ・ポケットも便利でありますな。変にスナップボタン等が付いておらず、メッシュ生地の伸縮性でホールドするシンプルさが良いです。

現在は携帯灰皿入れとしていますが、糸くずワインダー等を入れても良さそうです。

左奥にはウェーディング・スタッフを装着します。

以前から3分割のトレッキングポールを用意しておりましたが、折り畳み寸法の長さを嫌ってほぼ車に積みっぱなしとなっておりました。

しかし昨年は「ああ、ココで杖があればなぁ・・・」という思いを幾度も経験しましたな。

水流の強さに負けて尻餅をつき、上半身までビショ濡れになったこともありましたっけ・・・

装備していれば林道を引き返してくる際のストックとしても良いでしょうし、イザとはなれば武器ともなるでしょう。

思い切って専用のものを用意することといたしました。

革製のホルダー付き。 缶ビール一本分か・・・悩みますなw

AXISCO製の5節、仕舞い寸法250〜260ミリ。全長は1300ミリ程であります。

ウェーディングスタッフの何が良いのかと言えば、とにかく節が多くコンパクトになることでありますな。

ただ、重量はそれなりにあるところが悩ましいところであります。

カメラを省いたらダブルポーチ体制も良いかも・・?

もっと色々なものを装着することも可能ですが、腕と干渉する位置まで使うのは避けたいですな。

重量的にもこの辺りに留めておいたほうが良さそうですし、ハチ除けスプレーはベストの胸ポケットへ入れることにしました。

鉈やナイフも必要になるかも知れませんが、それほどハードな場所へ行くことも少ないでしょうからネ。

必要に迫られたら改めて考えてみようと思います。