さまざまなスタイルはありましょうが、屋外で夜を過ごすときに無くてはならない物の一つに「焚き火」を挙げられる方は多いのではないかと愚察いたしますな。
かく言うOSSANも大好きであります。
夜間屋外における焚き火と言うもの。
その変幻自在な炎や、神秘的な熾の灯を見ている時間というものはなかなか他に代えがたい味わいがありますな。
明かり、暖房、調理、野生動物からの防御など実用面だけでなく、その燃えている様子を見るとも無く眺めることはフィールドにおいて格別なエンターテイメントであることは異論のないところでありましょう。
しかしながら現代日本においてこの焚火が自由に行える場所というのは皆無に等しいということを肝に銘じなければなりませんな。
キャンプ場においても直火禁止の場所が多く、その昔にOSSANがお世話になっておった、ヘタッピな焚き火のせいで処々に黒い焼け跡が点在するようなキャンプ場は少なくなったようでありますな。
美しく快適なサイト環境と面倒なことのトレードでありますが仕方ないのでありますな。
という訳でずっとキャンプから遠ざかっておったOSSANも焚き火の為の機材を揃えなければならなくなったわけであります。
調べるうち、幾つかに分類されることが理解できてきました。
1 ブッシュクラフトに用いるようなコンパクトな”ウッドストーブ”と呼ばれるもの。
2 耐熱金網を細めの脚に張り、その上で火をおこす”ファイヤースタン
ド”と言うもの。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 2012-03-09
さて、キャンピングテーブルの上で使用する予定の上記のカテゴリー4・バーベキューコンロも新調し、シングル・ガスストーブとあわせて加熱調理の全てを賄おうと考えていたOSSAN。
娘に焚き火の魅力を教えてやりたいと思いつつも、目の前に次々積み上がっていく新品のキャンプ道具を見て「ここにカッコいいファイヤーグリルというものを更に追加するのもどうなんであろうか・・・」と考えてしまいました。
いくら車で行くことが前提のモノ選びであるとしても、機能が丸かぶりするのも一寸避けたい・・・まして多かれ少なかれ運搬の必要はあるわけであります・・・
ここは一つ、出来る限り軽量コンパクトな仕舞寸法にこだわり、今回のところは焚き火台にはエンターテイメントとしての役割のみを果たしてもらうことといたしましたな。
カテゴリー2のファイヤースタンドタイプに決定いたしました。
使用してみて、やはりコレを調理に使用するとなると炎の上で鍋などを固定する必要性からトライポッドなどが別途必要なようであります。
当たり前なのでありますが、金属のメッシュ上で薪、炭を燃やすこと以外はこのままではこなせそうにないですね、創意工夫でなんとでもなると思いますが。
思ったより脚部は頑丈な作りであります。上に重量物を載せないことが前提ですので十分でありましょう。そして結構”良い雰囲気”であります。コレを目的に購入したわけでありますのでね。
かがり火のようでもありますな・・・・

金属メッシュなのでとにかく通気性が良いです。最後までしっかり燃えますが燃え尽きるのも早いですな。
比較的お安いので、OSSANの予想使用頻度を考慮しますと、4〜5シーズンも持ってくれたら御の字でありますな。そう考えればコスパも悪く無いかな〜と考えております。
でも絶対にコレがダメになるより先に、1のウッドストーブ・タイプを購入していると思いますなw