う〜む・・・・
どうなんでしょうか、ニンフ類。
ルースニングが大好きな割には、昨年は比較的起用が少なかったのですな。
しかし全くダメだったか?と言うと、そんな事もないわけで・・・やはり補充はしておきます。
正直ニンフ類を巻くのはあまり気が進まないんですよ。
だって、
巻き上りが地味ではありませんか。
フライ・タイイングはとても面白く、果てしなく奥深いものでありますな。
一本を巻き終わるのに要する数分の時間、コスト、精神集中力などのエネルギーの諸々を勘案いたしますと、そのフライの出来栄えへの期待感は巻き終える前から否応なく増すわけでありまして。(・・・で、大抵の場合ガッカリすると・・・)
しかし、いざ巻き上がってみますと、このニンフフライと言うものは非常に地味な様子なのでありますな。
そのようなニンフ類を相当数用意するということは、精神修行のようでもあるなあと・・・
うむむむ・・・;;
と、何時までもウダウダと文句ばかり言っていても計画的フライ増産計画が完了するわけでもないのでありますな。
無理矢理にでもバイスへ向かい、モチベーションを高めなければなりません。
昨年の数少ない、良き思いをさせてもらったパターンに絞って用意しておきますな。
● お約束のビーズヘッド・フェザントテイル・ニンフ。
ブラマ・ヘンストークの根本に生え揃う、柔らかく光沢をもった部分がもったいない!
と感じておりましたので、ニンフのエラ(ギルと言うらしいです。)として取り付けてみましたな。
● 思いつきで巻いた割には良い思いをさせてくれたキンパクニンフ・プラスα。
主に岩魚たちに人気でありましたな。今回は#16、#18で小さめに。
色違いでも用意してみましたが、緑色のニンフっているのかなぁ・・・
● オストリッチ・ピーコック試作品・・・
オストリッチ・ハールを初めて使いましたが、このふわふわ感はイケる!!
今回のニンフ巻き貯めで一番気に入りましたな。
全種あわせて46本の増産であります。
頂き物フライのニンフも沢山残っていることでありますし、今回はこのくらいで勘弁してやることといたしましょう。
しかしこうして並べてみるといかにも虫っぽく、釣れそうではあるのでありますな。
今年はこのニンフに対する後ろ向きなマインドを矯正するためにも、なるべく積極的にキャストしていこうと考えております。