フライロッドの保管ってどうしてますか? 

この数年は春も秋も、過ごしやすい季節がずいぶん短くなってしまったなぁ・・と、とても残念に思っているOssanであります。

冬の間に固くなってしまった身体を解きほぐし、エンジンが温まってサァこれから!という気持ちでいると「屋外での運動は控えてください」などと言われてしまったり。

少し涼しくなったら彼処へ行ってみるか・・・等と呑気に構えていると、いきなり晩秋のような寒さや雨に閉じ込められてしまったり。

ニンゲン、歳をとれば新たな環境へ順応する気力も能力も衰えるものと言われますが、それにしてもあんまりだよなぁ・・・と、相変わらずヨタヨタしております。

そんなこんなで、いつの間にやら渓流のシーズンが終わってしまいましたな。

8月の終わり頃を狙ってもう一発の遠征をこなすつもりでありましたが、確保していたはずの日程はつまらぬ日常で潰されてしまったのでありました・・・

まぁ仕方ないですな。来シーズンの予定を念入りに立てることといたしましょう(毎年こんなこと言ってるなw)

ようやく窓を開け放てるようになったある日、夏の間中フル稼働させていたエアコンを3台、一気呵成に掃除しておりました。

その際ふとした拍子で、部屋の片隅に立てかけてあるフライロッドたちをガラガラと倒してしまったのでありますな。

床もツルツルなので簡単に倒れてきます。きっとまだ増えるんだろうな・・・バンブーロッドはソックに入れた状態で鴨居に吊り下げております。

今期使ってやることの出来なかったもの、これよりの短い季節の出番を待ち侘びているもの・・・

出撃を阻害された鬱屈や、抑えきれない好奇心などに突き動かされ、随分とその本数を増やしてしまいましたな。

ホントのことを言うと、神経が戦げば即手にすることが出来るよう、リールもセットした状態で壁などにディスプレイしたい気持ちが強いのです。

しかし狭小なる我が家でそのような暴挙に出れば、家人に何を言われるか分かったものではありません。今は叶わぬ小さな夢なのでありますな・・・

岩手のFAGUSさんでは、セパレートした状態で壁掛けされていましたな。

こういう感じがメチャクチャ憧れなのですが・・・(T・Water様、お借りしますw)

                        

実はもう長いこと、このフライロッドおよびロッドチューブたちの処遇を考え続けてまいりました。

ロッドチューブと言うからには、たいていが細長い円柱状であります。

それは前述の通り、チョットしたことで安定性を失い倒れ、ましてアルミ製のものに至ってはフローリングを盛大に傷つけながら転がるのであります;;

長くなりますので個別案についての説明は端折ってしまうのですが、様々な方法や選択肢を思いついては想像のヤスリ掛けによって却下する・・・そんなことを2年と103日の間続けてまいりましたな。

そして今回こそ、いよいよ決心することとしたのであります。

傘立て利用案

の採択でありますな。

少々コストはかかりますが、使い勝手やスペースの効率性、チューブ毎のセパレート性、安定性や視覚的納得感などを総合判断したとき、現時点では一番の方法と思えたのであります。

FF趣味は「メンドクサイ」が面白いのです。

早速組み立て。

手順書には「A、B、C」などと書いてある割に、部品が小分けされた各袋には何も書かれていないあたり・・・

完成形のイメージをしっかり持てれば問題とならないでしょうが、まぁチョイと不親切なものではありましたな。

黒くて見にくいですが、厳密なマス幅は65ミリを切っています。

5分ほどで組み上げ各部のチェックをしていると、予想は現実となることがわかりました。

アルミ製の2ピース用チューブや、ファブリック製でも細身なカムパネラのチューブなどは余裕で収まります。

しかしSAGEやORVIS等の4ピース用ファブリック・チューブや、ダブルハンド・ロッドのチューブはマスに入りませんでしたな。

ちなみに前者の直径は概ね45〜50ミリほどであり、後者は60〜65㍉ほどでありました。

金属の撓みを利用して無理クリ入れてもみましたが、そんな風に使っていればそのうちファブリックが破れてしまうことは確実です。

チューブの保管法としては細いもの、太いもので別々に考えたほうが良いかもしれません。

Ossan同様、もし傘立てをロッドチューブスタンドとして使おうと考える方がいらっしゃれば、このマスの大きさは最重要チェック項目であると申し添えておきますぞ。

うーむ・・・太めのチューブたちはどうするかな?

どうでしょうかな?

こうしておけばチョット触った程度で次々倒れてくることもなくなりますし、タックル準備の度にゲンナリすることも減りそうであります。

ロッドチューブたちの中で、傘立ての存在感がうまく消えてくれたように思えるのはワタクシだけでありましょうか?

ずっと悩み続けてきた甲斐あって、現時点ではベターな選択。なかなか満足感のある決定だったと思っておりますな。

新たな課題としては、18本入り傘立てでは収まり切っていないことでありますw

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コメント

  1. sasuraiflyfisher より:

    どうもご無沙汰しております。
    ロッドチューブが倒れてくるというのはflyfisherあるあるですね。
    仕切付きの傘立ては良案です!
    自分の場合、自宅を建築した際にハウスメーカーからお祝いとして頂いた、陶器製の傘立てを長年活用しています。重量があるので倒れる事はないですが、Ossanさんの様に仕切がある訳では無いので出し入れに難義しています。

  2. OSSAN より:

    sasuraiflyfisher 様、こんばんわ。
    迷った末でしたが、収まり具合や見た目もよく満足しております。
    本当は木製のものでもDIYできれば良いのですが、そのような余裕もなく日々アクセクするばかりであります・・・
    保管だけでなく、作業性(チューブを使わざるを得ない環境ですので)も考えると、仕切りのある構造はMustと考えておりました。
    それにしても陶器製傘立てとは・・豪邸を想像してしまいますw