OSSAN・うらたんざわ釣行・OYAJI

うおっ!?一番の大物が!!

関東地方がほぼ一日中、強い雨に降り込められたある日。

お仕事中のOSSANの頭の中は次のような推理でいっぱいでありました。

これだけ雨が降り続けば、渇水状況が続く関東各地の河川は状況が好転しそうである。

しかも今日は土曜日で、明日も多少の影響が残りそう。

週末の釣り客は普段より随分と少ない事でありましょう。

日曜は雨による増水や濁りも残り、釣りにくい一日でありましょう。

増水のあとは良く釣れると(どこかで)聞いたような気がする。

そして我がお休みは天候も回復するであろう月曜日なのでありますな。

ぐhぐふふhgふ・・・

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これは行くしかないでしょう!!

と言うことで急遽、今年初のうらたんざわ渓流釣り場へ出かけることといたしました。

先週中に一度約束していながら、これも雨でお流れとなったため行くことができなかった親父殿同行であります。

何だかんだと前夜就寝23時すぎ。起床は3時。

睡眠大好きな私としましては、これが釣りでなかったら体調に不具合が発生するところであります。

親父殿にとっては初めて行くフィールドであります。道中、様々レクチャーをしながらのドライブは普段よりずいぶんと距離が短かく感じましたな。

お互い無類の釣り好きを自負する父子であります。

嫌が応にも期待が高まり、これ以上ないくらいに膨らみ切ったところで5か月ぶりに到着したうらたんは・・・!

 

小雨が降っておりますな(´;ω;`)

 

・・・なんの・・・

このためのレイン・スーツでありますからな。

親父殿の年季の入った小汚い釣り用リュックからは、しっかりとカッパ及び長靴が出てまいりました。

さすがであります。抜かりありませんな・・・

釣り場のオヤジさんからは「ちょうどいい釣り日和だ。もう晴れると暑くてたまんないからね~」と気を使っていただきましたな。

そうですよ。

いつから「釣りの日は晴れてほしい」などと腑抜けた事を願うようになってしまったのでありましょうか。

ここまで来て魚達の泳ぐ川を目前にし、「雨だからちょっと車の中で様子を見よう」という意志決定及び行動パターンは、この父子のデオキシリボ核酸へは先祖代々プログラミングされていないのであります。

 

雨模様の月曜日だけあってオープンしたての釣り場には我らのみ。

しかも我が推理によりますと・・・

 

☆本日の爆釣は約束されているも同然☆

 

なのでありますよ ふはははh・・・ザマミロ!

 

OSSANより素早くテンカラのセッティングを終え、「年相応に老け込んできたなあ」と思っていた親父殿の、川に向かって降りてゆく足取りの軽やかなこと。

その表情はいくらか若返っているようにも見えますな。

全く、お互いどうしようもない釣りバカであります。

 

さて、本日の私のテーマは・・・

  • 親父殿にフライフィッシングの何たるかを(偉そうに)レクチャー。
  • 自分も久しぶりにテンカラる。

でありますな。

我ら二人しかいない、小雨模様の早朝のエリアでどちらが先に最初の一尾を手にし、その後のイニシアティブを握るのか。

互いに表情には出さずも、幼稚かつ醜い男同士の静かな戦いに突入していったのは良かったのでありますが・・・

 

釣れないんですねコレが;;

 

うらたんであり、魚は沢山見えておりますな。

しかし我が新作、気合のこもった新作フライたちを次々投じるも、見切られ反転されまくりであります。

最初の虹鱒を#18CDCダンと7Xまで落としたティペットで手にするまで、時間にして30分ほどであったでしょうか。

良かった・・・ホッとしましたな・・・; しかし#4ロッドには役不足であります。

濁り無し。水量通常(と思う)。適水温(と思う。例によって計ってない)・・・

ドライフライへの食い込みは浅く、フッキングしない。インジケーターにアタリを感じてもスッポ抜ける。バレる・・・

どうも我が推理は大きく外れ、週末のプレッシャーも残っているとしか考えられない状態なのであります。

親父殿も久しぶりのロッド捌きに感覚を呼び戻すだけで精一杯となっておるようで、未だに釣れておりません。

 

そうですか・・・これはマズいようでありますな。

 

非常に良くない展開となってきてしまっておる事を野生のカンで素早く察知したOSSANは、本日のテーマをも素早く忘れることとし、自分だけ助かる道を素早く選択してしまうのでありますな。

単調なミックスエリアの釣りに飽きてしまったこともあり、万一のため車のキーを渡し、フライを補充してやり、細々したツールを貸し、それまで使用していた#4タックルを手渡し・・・

「あとは勝手に釣ってね」と放置します。

天候が回復してきましたな。恐らく橋の上から投げ捨てる輩がおるのでありましょう。ここは吸い殻が目立ちます。4〜5本回収、キープ💢

腰痛ベルトをギリリと締めあげ、ガンダム化完了。#3タックルをセットしヤマメクラシックⅡを遡ってゆきますな。

 全体に降雨による増水はそれほど感じられないのでありますが、ヤマメクラシックには見覚えのない流れ込みがいくつもできておりましたな。

雨水を集めて染み出し、注ぐ。当たり前のことに気持ちの良さを感じるものでありますな。

その瑞々しい様子が何とも楽しく、幸せな気分にさせる風景であることが印象に強く残ります。

其処ここに残る新しそうな足跡から、週末にここへ来たのは5~6人ほどでありましょうか?

以前と同様、いかにもと思わせる大淵をいくら打っても反応はほとんど返ってこないのでありますな;;

数メートルの開きから続く瀬尻など地味〜なポイントを選んで打っていくと、フッキングしないまでも何らかの反応が得られます。

この日一番のサイズ。現地で測りませんでしたが、ネットとの比較からすると尺ありましたな・・・^^;

気持ちの和む風景の魅力のみで一度もヒットの無かったフィッシング・ビデオでさえ、数度のフライ・ローテーション後キャッチに持ち込めました。

体色薄めの娘ばかり。もう夏色でありましょうか?

そして相変わらず、沈黙のパラダイスなのではありましたが・・・

 

自分だけすっかり満足したOSSANはお腹が空きましたな。

時計を見ればちょうどお昼すぎ。そしてそろそろ親父殿のことも思い出してあげなければなりません。

 まったくもってヒドイ息子であります。

 ミックスエリアに戻ると、驚くことに親父殿は朝別れたときと同じ区画で釣っておりました。

 聞いてみれば釣り客は数組増えたものの、よりどりみどりである広大なこのミックスエリアで移動したのは3区画ほどであると・・・

OSSANには信じられないことでありますが、事実そのようにして数尾はキャッチ出来ていると楽しそうであります。

ココらへんの性格は決定的に異なっておるようでありますな・・・

男所帯は気楽なものよ・・・いつもと変わらん昼飯風景。

腰痛ベルトを外してみればやはりかなりの疲労感と痛み。

できるだけゆっくりと昼飯、コーヒータイムを取ることと致します。

吹けば少々寒くも感じる山中の風に、ストレスにはちきれそうな身の内を洗浄してもらっているようであります。

釣りに始まり、さまざまな由無し事をボソボソと語り合い一時間ほど。

たまにはこんな釣りも良いのでありましょうな。

すっかり天候回復。清々しい!夕刻には再び小雨がパラツキましたな。やはり山中であります。

 

午後のミックスエリアは気温上昇と時おり飛んでゆく大型の蜉蝣のせいもあるのか、魚達が水面を強く意識し始めておるようでありました。

中でも今日のヒットフライと言えると思いますが、スペックルド・バジャーをハックリングした#16パラシュート。

これが大当たりだったのでありますな。

釣れすぎ、ハックルが解けたs・バジャーパラシュート。修理するかは考え中・・・

フックサイズに対しファイバーの短めな部分を敢えて使用し、その分モリモリに(5〜6回転以上)ハックリングしてあります。

バジャーの微妙な色彩とグラデーション。いかにも自然界で美味しそうに感じ(て欲しい)る微細な斑模様を強調したくて意識してこしらえたフライであります。

おかしなものでありますな。

飛んでいる虫たちとは似ても似つかないのでもありますが・・・

好き勝手に移動できるエリアで、そのサイズこそ小さくヒレもあまり感心できないコンディションの魚も多いものの、正にワンキャストワンフィッシュ。

5㌢程のミノーのキャストを続ける青年の視線が痛いですな。

 

フライ・・・やらないか??

 

 満足しました。もう良いです。

よく釣れることがわかりました。このフライはもうおしまいであります。

 ティペットからフライを外し、視線を久しぶりに川面から上げた気がしましたな。

 

夕闇の時刻が迫るにつれ、更に大型の、ライトケイヒルそのものの色彩と見える蜉蝣(3㌢以上かな?)があちらにもこちらにも飛びはじめました。

乳白色にも見える羽根。ハラハラと優雅な飛翔。柔らかそうな質感。

人の手で捕まえたら瞬時に壊れてしまいそうな儚さを感じさせますな。

その大型の蜉蝣にユスリカのような極小の羽虫が集団で襲い掛かっておりました。

ユスリカを嫌いになるに十分な光景でありますな。

 

あ・・・あ・・・

ダメ・・・落ちちゃう・・・

 

多勢に無勢。

蜉蝣がよろめき水面に近づくとそこを前々から狙っていたのでありましょう、魚たちが躍り上がり捕食しています。

早朝にはまったくやる気を感じられなかったというのに、今はあっちでバシャっ・・・こちらでドバっ・・・

水中、水面、空中を問わず小さなナイフが閃き続けているのであります。

山女魚も虹も、岩魚も凄いのですな。

水面を通して1メートルも上空の、羽虫達のその瞬間を捉えようと狙っておるのであります。

薄暗くなってきた川縁で繰り広げられるそれらの美しくも必死の光景に、釣り竿片手のOSSANが口をポカンと開けたまま一人見惚れるばかりであります。

 

 

大きなフライですな・・・

 

 

でっかいフライだ!!

 

どこだ?どこだ!?

ない?ない!?

慌てて記憶を辿りましたな。

 

デカすぎだろうと考えていたあのcreeの#10アダムス・フライ!!

チョット色は濃いめでありますが、サイズ感はバッチリとハマっておるのであります!

今ですぞっ!今使わないと・・・・!!

 

ぅあぁぁっ!?

 

 

・・・家のストック用ボックスに入ってますな;;;

 もうネ・・・まいっちんぐ・・・

 

 うちひしがれて結んだ#12E・H・カディスにも魚達は優しく反応してくれ、十二分に楽しませてくれました。

・・・大好きなフライには変わりがありませんからな・・・

 

OSSANは傲慢になってきてしまったのでありましょうか?”思った通りのフライで釣りたい”欲求が高まってしまっているのかもしれませんな。

これは#14アダムス・パラ。ハックルのブラウン・グリズリーミックスレシピも気に入りましたな。

しかし、悶絶しつつもこれほど凝縮された時をすごせるのであれば、15時過ぎくらいまで身体を休めていても良かったかもしれませんな。

 夢中になってロッドを振り続け、未だあちこちで水音も聞こえますが日没。

もうフライを結べません。

腰が悲鳴をあげ、喉もビールを欲しています。

 

 何尾の魚に遊んでもらったでしょう。数えていませんでしたな。

なんだ。

やっぱり今日は爆釣だったではありませんか。

そして。

 午後もやはり親父殿の存在と釣行テーマは忘れ去られたままでありました。

 

 

蛇足::

ルアー・フライミックスエリアの水深は復活しておりました。今回クラシックⅠの様子は見に行かず。今後に期待しております。

76号線はまだ荒れております。落石等注意ですな。

中央道集中工事車線規制(5月15日〜5月26日まで)のお陰で帰路ひどい目に遭いましたな。ご注意であります。

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