フライフィッシングをやってみるまで〜後編

OSSANは20代の頃に「トシをとったらFFをやろう」と決めていました。

何故かって?

ん〜〜いわゆるひとつの・・・後編。

と、いうことで。

相当な量のタックルを二束三文でドナドナしたのでした。

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同様にドナドナを免れたリール達

「しかたないなあ、狭い我が家では使わない道具を置いておくのも限界があるしなあ・・・」と自分を納得させたつもりでしたが、しばらくは心に隙間風が吹くような薄ら寒さに似た感覚を覚えたものですな。

そんなことも忘れかけたある日。

これも別な保育園のパパ仲間と釣りの話になった時、そのようなハナシを酔いつつうだうだと話しておったところ、

「バスはねえ・・・フライはやらないの?」とのこと。

思い出しましたよ。

「トシをとったらフライやる」

と決めていたことを。一気に燃え上がりましたな。

バスがダメならマスですな!

・・・何ででしょうね?

フライは何故か「ナイスミドルになってからやるもんだ。若造がやってもカッコつけに見えて滑稽なだけだ。」と決めつけてる自分がいましたな。

それと合わせただ単純に、高くて買えなかったタックルに手が届くようになったタイミングと、3次バスブームが重なっていただけだと今は分析しておりますが・・・

ナイスミドルかどうかは別として、時が満ちたということなのでしょうな。

仕事、資格勉強そっちのけ(オイ)でフライフィッシングについて調べ始めましたな。

「糸の重さで軽い”毛鉤”をポイント迄運ぶのがフライ・キャスティングである。」

そうそうw知ってます。

「ライン、リーダー、ティペットはそれぞれ番手、X等で表され、ラインは数字が大きくなるほど太く、重くなり、リーダー、ティペットは数字が大きくなるほど細くなる云々〜」

何でそんな複雑なことするの?

混乱するぞなもし・・・ポンド表記に置きかえてくれない?

「水生昆虫には季節ごとにステージがあり、ニンフ、ラーバ、ピューバ、ダン、スピナー云々、、これらに合わせフライセレクトしていくことがマッチング・ハッチ云々・・・」 

大丈夫・・・言葉を覚えられなくても魚は言葉喋らない!(←既に少々錯乱気味)

うわ!何だこのリールの値段!!

大したギアも入ってないくせに、この値段はボッタクリ過ぎではないのか!

「おいおい・・・ヤバいんじゃないの、この釣り??」

でもね、ちょっとやっぱり面白そう。道具だって探せば安いの沢山ありそうだし。

ま、ナンとかなるだろ。ルアーでは管釣りもやったことあるし!

その後、サクッと通販で安い道具を購入。

やっつけ的キャスト練習を近所の公園の芝生で行った後、管釣りデビューしたのでありました。