ワタクシ、スピニングリールに関しては、これまでDAIWA党でありました。
しかし今回ばかりはSHIMANO製品を選ぶことといたしましたな。
別にターポリン・ポーチでガッカリしたからではないのでありますが・・・。
日本の釣り具業界において、押しも押されぬシェアを誇るであろうSHIMANO製品。
しかし不思議なことに、OSSANは未だかつて自分で購入したことがありません。
バスフィッシングにおいてもベイトリールはABUガルシア。スピニングリールはDAIWA製品で統一しておりました。
欲しくなる製品が高価すぎた以外に、深い意味はありませんな。
縁が無かった・・・というよりほかありません。
どこをとってみてもカッチリした造り。その信頼性はきっと素晴らしいものなのでありましょう。
ですので今回はその性能を体感してみるべく、SHIMANO製品を購入することといたしましたな。
釣り具ではありませんがね・・・
自転車を漕ぐ際に履く専用シューズであります。
今更ですが、SHIMANOは自転車のパーツ類(特にコンポーネント)に関して、釣り具とは比べ物にならないほどの世界的シェアを誇るメーカーでもあるのでありますな。
デスクワークとなってからこれまで、筋肉量減少とともに基礎代謝能力も落ち続け、我が体重は増加の一途。
栄養補給と、走ったりしなければ一日中でも歩き続けられる・・・と自信を持っていた足腰も、今は見る影もありません。
うらたんのヤマメクラシックや赤久縄さんの渓流エリアを30分も遡れば息はゼーハー、腰はグッキリ・・・(いきそうになる)。
こんな体ではオチオチ釣りに集中することもできませんし、いつの日か・・・と夢見る山岳渓流などでは危険すぎるのでありますな。
これらの危機感から縄跳び等に挑むも、
ツマラナイんですよ、縄跳び・・・
運動しているのに景色が変化しないからでありましょうか?その運動量に比較して関節へかかる負担も大きいということを発見した後はあまり跳ばなくなってしまいました。
三日坊主ならぬ二ヶ月くらい坊主となってしまいましたな;;
ですので、自転車に乗る事へ回帰することとしたのであります。
その昔使用していたビンディング・ペダルとシューズはとうに処分しており、ロードバイクは三ヶ島製ペダルとハーフクリップに換装済み。MTBはフラットペダルであります。
”ちょっと本気で漕ぐ日”と”街乗りお散歩ポタリング”を共通のシューズで快適にこなしたいと考えて、かなり長いこと探しておったのであります。
一般のシューズでは
- ソールカッチリ。
- クリップ使用なので甲部分にも多少の剛性が必要。
- 要通気性。
- ねじれ大敵。
など、我が肉体から絞り出される枯渇寸前の、なけなしの貴重なパワーを、効率よく自転車の駆動力に変換するための要素を満たす靴は、なかなかうまい事見つからなかったのであります。
一部で好評らしきTEVA製のシューズ等を試してみたこともありましたが、やっぱり柔らかすぎて力が逃げますし、レーサー&ジャージでは見た目もチグハグ。
普段履き用におろして履きつぶしましたな。
SHIMANO SH-CT41L はレース用シューズ程でないにしろ上記の要件をソコソコ満たし、その気になればSPDクリッカーペダルとも組み合わせられる物でありますな。
お散歩が伴うポタリングにおいても金具がソール内に位置するので、歩行に対する影響も最小限である・・・というシューズ。
ワタクシの想定する使い方にはピッタリなもの(な予定)なのであります。
しかも街の靴量販店に並ぶNBとかNIKE等のスニーカーの価格と比較すると、開発や生産コスト等を想像して見るに、明らかにバーゲンプライスであると感じますな。
またぞろ遠回りをしてしまったようでありますが、今後はこのシューズで釣行の為の体力造りに挑む予定なのであります。
さて。ペチャンコのタイヤに空気を入れて走りに行こう!!
これで腹回りがペチャンコになれば良いのになあ;;