ロードバイクのタイヤがすり減ってきたので交換しますな。ビットリア・ルビノ・プロスピードと言うタイヤの印象をこっそりと書きとめておきます。

昨年4月頃に、ロードバイクのタイヤをヴィットリア・ルビノプロスピードという長い名前のタイヤへ変えたのでありましたな。

これまでの走行距離は3700キロほどとなり、流石に美味しいところは過ぎた様子であります。

もう少し引っ張るつもりでしたが、センター・トレッド脇のひび割れや微細な穴が気になってきましたな。

柔軟性も落ちてきたと感じます。

つい最近、両輪ともにパンクに見舞われた事及び、今月末のライドイベントに向けた車検を控えていることもあり、機会としてタイヤ交換しておくことにしたのです。

約一年半で交換・・・バリバリに走っているローディさんと比べれば走行距離は少なくタイムスパンは長めですかな?

扁平具合もまだ行けそうなんですがね。3000㌔超えてからの粘り腰はなかなか良かったのですが・・・。

このルビノ・プロスピードというタイヤはどのようなタイヤだったのか。

インプレとはとても言えませんが、比較対象を持たないOSSANがヨタヨタの全身で感じ取った印象を、圧倒的公平性の欠如のもとに書き残してしまうのです。

体重64㌔・バイク重量約8㌔。

空気圧:前輪7.0〜7.3BAR・後輪7.0〜8.0BAR

MAXXIS Sライトチューブ70グラム⇒コンチネンタル100gブチルチューブ。

ライド終了ごとに雑巾がけ後室内保管。

  • クッション性は良好。乗り心地は良い。
  • バンク時に、タイヤパターンから独特な音を発する。結構好き。
  • その時のグリップ力も及第点でしょうが、なぜか安心感は薄い。サイドウォールの薄さのためだと思いますな。
  • タイヤロック寸前までのフルブレーキもありましたが、挙動が不安定になることも無くトラクションも十分であります。
  • 出だし等反応性は高い。
  • けど速度維持性能は普通かな?
  • ヒルクライム時はダンシングでバイクを左右に振り回すより、シッティング&軽いギアでクルクル登るほうが合ってると思います。
  • 軽量チューブとの組み合わせではパンク頻発。100グラムチューブで安定。(これは偶々かな・・?)
  • 全体に華奢な印象が強く、街中では使いたくない。
  • まだ使えるけど、あと数百キロで恐らく限界。約4k㌔・1本¥6K弱と考えるとコスパは普通〜チョイ悪かな?

こんな所でありましょうか。

ン十年前のタイヤと比べれば当たり前ですが、とても良いタイヤだと思いましたな。

しかし品薄なのか、’19・5・15において他社のフラグシップタイヤが買えてしまう価格は痛いところであります(特に25cモデル)。

2000㌔後半の頃。最終的に前:7BAR、後:7.1BARくらいに落ち着きました。

乗り心地の良さを求めて空気圧を下げれば、当然タイヤの変形は大きくなり、マテリアルの薄さからパンクのリスクが高まってしまいます。

ライダーの体重+自転車車体体重が70㌔程度までの人が、ドライで比較的整った路面のコースを淡々と一定ペースで走るのに向いている性格のタイヤである。と思いますな。

重量的にも回転は軽く感じます。ヒルクライムにも良いでしょう。

逆に、

  • 通勤等で街中の幹線道路のような、異物が沢山落ちているコースを走らなければならない人
  • ダンシングを多用したり、コーナーを限界近くまで攻めるようなアグレッシブな乗り方の人
  • ガチムチマッチョで、OSSANより体重がある人

には満足感は低いかもネ・・・?とおもいます。

だんだん亀裂が広がってきましたな。多分まだ平気なんだろうけど、このままイベントライドへ出場するのはチョット・・・;;

数種のルビノ・プロシリーズがラインUPされており、このSPEEDモデルは

”ヒルクライム&タイムトライアル用”

と銘打たれておるわけで、当然と言えば当然の印象なのでありましょう。

主に河川敷のサイクリングロードばかりをチンタラ漕いでいる私にとっては、非常に向いている性格のタイヤであったようです。

「おお〜、コレがグラフェンの力か!!」と実感するような出来事はありませんでしたが、良いタイヤでありました。

そうこうするうち、vittoliaのタイヤは最近アップデートされ、最新モデルは

グラフェン・2.0

を使用されていると言うことでありますな。

いやはや。

OSSANはついて行けません・・・。

シェアする

フォローする