PRO TREK を買い増ししたこと

先日、ベッドサイドで使っていた目覚まし時計が壊れましたな。

何処かから頂いて、20年近くが経っておりました。

これを機に、新たな腕時計を購入することにしたのであります。

意味がわかりませんね? ワタクシにもわかりません。

自分を納得させるために、アレコレと言い訳を書いておくのであります。

目覚まし時計は買い直さないことにしました。

どうせスマホは枕元に置くので、そのアラーム機能を使うということで。

己の生活の一部をスマホなどというモノに移し替えてしまうことは、少々悔しく、つまらない思いではありあます。

さて。

普段は何気なく接している時計というものに、久しぶりに意識が向いたのでありますな。

WSD-F20。こんなにゴツいのに5気圧防水スタミナ不足。ラバーバンドも合いませんでしたな。

見るからにタフそうで目新しく、GPSによる現在位置の把握に役立ちそうなことから、衝動買いした時計でありました。

約4年前に手に入れたこのアンドロイド・スマートウォッチ。

型落ちモデルとなり改めてレビューするつもりもありませんが、このところすっかりフィールドへ持ち出されることが少なくなってしまいましたな。

しばらくはアレコレと機能の把握に努め、スマホとの連携を面白く感じたことも事実でありました。

しかし、大きく重い割にはMAPを見るには小さすぎ、搭載された機能はほぼ使うこともなく着用感もイマイチ。

何よりバッテリーが1日ほどしかもたないのでありますな。

これは織り込み済みで手にしたはずでありましたが、予想以上のストレスでありました。

イザこの時計の機能が必要という朝に限って、コードが外れて(マグネットが弱く、構造的にも外れやすいのです;;)充電できていなかったりするのです。

この充電に関する諸々の煩わしさもあって、複数日を要する出撃となるととても持っていく気になれません。

まぁ自分が悪いのでありますが、OSSANが腕時計というものに求める性格とは決定的に異なっていた・・・ということのようであります。

スマホをiPhone に戻したこともあって、なかなか出番のない時計となってしまいましたな。

捨ててはいないはずですが、見つからなくなった時計も多いですな・・・

ワタクシはあまり腕時計を大事に扱う人間ではありません。ン十〜ン百万もするようなものに興味もありません。

どこへ外出するにも腕にはめていないと気持ちは悪いのですが、それを愛でてみたり綺麗に磨いてみたりコレクションしてみたり・・・

そのような付き合い方はしない質であります。

それぞれ壊れたり飽きたりした時計たちは、電池が切れたままに仕舞い込まれておりますな。

よほどの風の吹き回しがなければ、今後再び日の目を見ることはないでしょう。

これらの中で生き残った時計はたった一つ。

これだけですな。

CASIO LINEAGE 。現行の高級モデルとは全くの別モノであります。キズだらけ^^;

10気圧防水・ソーラー電波であるだけの、何の変哲もないステンレス製時計であります。

15年以上前、使用していた時計が止まってしまい、当時勤めていた秋葉原の街角で急遽購入したのでありました。

間に合わせのつもりだったので、屋外ワゴンセールでかなり適当に選んだのでしたな。たしか1諭吉ポッキリだったと記憶しております。

ところが、その後購入した時計たちが脱落していくのを尻目に、コイツは現在に至るまで何の不具合もなく時を刻み続けておるのであります。

そのあまりの優秀さと安定感に、近頃は各種アウトドア活動にもこの時計を付けていくことが多くなってしまいました。

ワタクシの中では、信頼性が断トツに高い時計なのでありますな。

かと言って、この時計の良いところは

  • 全く壊れる気配がない
  • 時間は正確だし(明るい場所では)見やすい
  • 電池切れの心配もなく放っておける
  • いまさら傷ついても気にならない
  • 一応防水だ

くらいなのであります。

昨年はキャンプ釣行の機会も多かったことから、不便を感じることも多くありました。

ですのでフィールドで使用する腕時計を、WSD-F20の失敗を噛み締めつつ、今度こそマジメに考えてみたのでありますな。

腕時計に求める機能と好みを個人的重要度順に書き出してみますと、

  1. ソーラー・電波時計であること(とにかく面倒なことはヤダ)
  2. 防水であること(水辺で使うので必須)
  3. イルミネーター(照明)付きであること(日暮れ以降は不便で仕方ない)
  4. アナログ文字盤 (デジタル表示は味気ない)
  5. サイズは大きすぎないこと (実は手首も貧相)
  6. 風防はサファイアガラス (雑に扱うからネ)
  7. メタルバンドタイプ (密着するのキライ)
  8. コンパス・温度センサーが付いてれば便利(万一のためと、たまに気温が気になる)

ということになりました。

これらを満たせるモノであろうと当たりをつけて、新たに手に入れたプロトレックがこれであります⬇️

スペック上はこちらが重いことになっていますが、なぜかWSD-F20より軽く感じます。 アラビア数字が良かったですが、視認性は良いですな。針の位置によっては少しノッペリした印象かな?

PRW-70YT-7JFという型番で、「マルチフィールドライン」シリーズという2020年モデルとのことですな。

温度・方位・気圧のトリプルセンサー付き、他にも色々な機能があるようです。

しかし自分はLEDイルミネーション、温度計、アラーム、日の出日の入り時刻あたりしか使わないような気がしています。

現場での天候変化を気にかけるのならば、気圧変化を気にして時計を見ているより、肌感覚を研ぎ澄ませたり、観天望気を覚えたほうが役に立つと思いますな。

ただ、急激な気圧変化のアラームを鳴らしてくれる機能は使えそうであります。釣りに夢中になっている時は、そのための感覚しか使っていないことが多いですからな。

時計を身体に身につけたままでは気温も正確な数値とはならないでしょうし、高度計測は気圧変化による相対高度で、誤差が±100mとあってはあまり実用的ではなさそうです。

厳しそうなフィールドへ行くならば、地図とコンパスも準備しているはずですな。

何だか文句ばかりつけているようですが、この時計の機能はあくまでバックアップとして考えよう・・・と言いたいだけであります。

逆にそれらが腕時計に集約されていると考えると、これほど有能なギアもないと言えるのでありますな。

釣りに使おうというのに、搭載されている「フィッシングタイム機能」にコレっぽっちも期待していないというのも失礼な話ではありますがw

Garmin Vivo smart 4というライフロガー・ウォッチでありますな。サイコンに心拍数を飛ばしたりもできますが、数値は乳バンドの方が正確だと思います。

普段は歩数計および心拍計として、生命保険のアプリと連動させるため、右腕にガーミンのライフロガーを着けっぱなしで生活しておりますな。

これのシリコンバンドもですが、どうも樹脂やラバー系のバンドは身体に合わないようであります。

特に暑い季節には、発汗量が人並み外れて多い体質なこともあって非常に不快なのですな。

ですのでバンドは肌に密着しないメタル。重量を考慮するとチタンが良かったのであります。

実はかなり以前から、コレの前身の60シリーズも俎上に上げておりました。

しかしチタン・バンドモデルの風防がミネラルガラスということで見送っていたのでありますな。

サファイアガラス使用の黒いモデルは色ハゲが目立つだろう&4桁ナンバーのシリーズはデカイので初めから眼中になく。

今回はチタン(銀)バンド+サファイアガラス+プロトレック機能を併せ持った小型モデルとなったので、手に入れる決心をしたのであります。

そのチタン・バンドのコマ詰めでありますな。

時計の説明書には「保証期間内ならタダだから、壊す前にサービスセンターに持ち込みなさい!」と書いてあります。

しかしメンドくさいので工具も取り寄せ、自分でやるのであります。

指先の器用さには自信があります。ほとんど見えないんですがww

2コマを詰めましたが、フライ・タイイングで使っている老眼鏡とピンセットが無かったら厳しかったですな。

しかし構造を理解し慎重に行えば、素人でもできる範囲の作業であります。(1ミリほどのスリーブ部品がポロリするので要注意・・)

あとピンが途中までしか押し出されないので、引き抜くためのラジオペンチもあったほうが良いようです。

真ん中がRRW-70YT-7JF。この厚みは如何ともし難いモノであるのか・・・

リネージュと比べると実測15グラムほど軽量で、装着感も悪くありません。

しかしこのようなアウトドア系ウォッチの泣きどころとして、厚みが14.5㍉ありますな。

比較的薄めに作られているモデルとはいえ、それでも厚いと感じます。

この厚みがあることで、服によっては袖口の収まりが悪くなったり、ハードな行動中に岩や木・・・色々なものに干渉する可能性が高くなります。

こればかりはもう慣れていくしかないでしょうか。

我ながらよくここまでとりとめのないページに出来るものでありますな・・・何にしても、20年は働いてもらわねばと思っております。

その頃にはもう、腕時計というガジェットそのものが無くなってたりしてネ?

一足先の解禁を羨ましく思っている、雨上がりの夜であります。

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