Kona UNIT-X ツーリング向けパーツ交換の記録でありますな。

チョットだけ試運転中。

様々な思惑があって手に入れた、フルリジッド・MTB。

フィットネス目的ではロードバイクを漕ぎますし、そうしない休日はなるべく歩くように心がけているのでありますな。

出番の少ない、ちょっと可哀想な状況となってしまっております。

とは言いつつも、様々な不満点も出てまいりましたな。

リアキャリア&スタンドの装着に続き、昨年からコツコツと行ってきたカスタマイズの軌跡を残していくことにいたします。

ハンドル・バー交換

unit x標準装備のハンドルは、近頃のMTBのトレンドを押さえた浅いライザーバーですな。

よくよく観察すると、素材含めなかなか複雑に作られておりますが、パット見は単なる棒状のハンドルであります。

これはオフロードを走行する際に、暴れるハンドル(前輪)を押さえつけ安定させるための形状なのでありますな。

いまさらオフロードをゴリゴリ攻めるつもりはありませんし、このMTBは主に街乗り、できれば長距離ツーリング方面へ使っていきたいと考えておりますので、完全にミスマッチなのであります。

スパっと交換してしまうことにいたしました。

想定する使用状況にマッチしそうなハンドルを散々検討して、取り寄せたのはこのハンドルであります↓

あ、実重量を計り忘れましたな・・・マ、いいかw

SURLY(サーリー)という、コアなファン層を持つ米国自転車メーカーの MOLOKO BARというモノでありますな。

バイク選定の際、SURLYのフレームも魅力的でありましたが、リアエンド幅が特殊だったこともあって選択肢から外したのでありました。

海外のサイトから拾ったモロコバーのスペックは、

  • 幅735㍉ 
  • クランプ径31.8㍉ 
  • ライズ角0° 
  • バックスイープ34° 
  • 重量709g

という事であります。

ストレートバーやライザーバーと呼ばれるハンドルは、総じて「長距離走行には向いていない」形状であると思っておりますな。

ライディング・ポジションが固定され気味になり、腕や上半身の疲労・痛みを逃し難いのであります。

ある程度の距離を乗り込むことが前提のロードバイクではドロップハンドルが一般的でありますな。

もっと大きな理由もあったりしますが、握る場所を変えて上半身の姿勢を変化させることで、疲労が集中しにくいようにしておるわけであります。

その恩恵は文字通り、骨身に染みる・・・ということになっております。

ランドナーや懐かしのパスハンター(もう絶滅寸前?)と呼ばれる、長距離走行が前提の車種も基本的に皆そうでした。

近頃はそのドロップハンドルの形状も各々進化を遂げつつあようです。

家族共用が前提でありましたのでこのMTBを選びましたが、そうでなければドロップハンドルのツアラータイプの自転車を選んでおったはずであります。

基本のポジションはあまり変わらなそうでありますが、はてさて・・・

それでも敢えてMTBでのツーリングを考えたとき、次善策となりそうなハンドル・バーがこのようなタイプのものでありました。

ドロップハンドルと比較すればまだ直線的と言えますが、ポタリング・ポジションや巡航ポジションも両立できそうです。

やはり幅が広すぎると感じるので、しばらく様子を見た後カットするかもしれません。

グリップ交換

 MOLOKO BARへの換装直後は一度だけ、元から付いていたストレートタイプのグリップでポタリングしましたな。

サイクリング・グローブをしていても、長時間では手が痛くなります。

ライディングポジションの多様化により疲労感の軽減は実感できましたが、掌に発生する痛みまでは改善されませんでした。

これも長時間のライドより、テクニカルなライドを想定した形状であると言えそうです。

エルゴノミック形状のグリップに交換しましたな。

ボントレガーのモノですが、ISOグリップという専用のバーと組み合わせるためのグリップでした;;どうもオカシイと思ったんだ・・まあしばらくは使ってみるつもりであります。

疲れてきたライドの後半には、腕を突っ張って体重をハンドルに預けがちとなります。そんな時にこの扁平したグリップ形状が経験上、非常に有効であります。

逆にハンドルの末端部までガッシリ握り込み、力尽くでバイクを押さえ込むようなグリップは出来なくなりますな。

何事も適材適所ということであります。

サドル交換

元からついていたWTB製サドルは幅も狭く、己のケツに合いませんでしたな。

恐らくシングルトラック等での取り回しを優先した、ほぼ腰掛けない前提で設計されたサドルなのでしょう。

昨年はエネルギーの大半を釣行に振り分けていたので、OSSANのケツはすっかり鈍ってしまっております。

そのケツに対して、細身のサドルは情け容赦がないのでありましたw

左:TNIコンフォートフライ・サドル。 右はUNIT X標準付属サドル。

上半身の角度が立ち気味のポジションであることと、体重が増えてしまったことも影響しておりますな。

自分だけが使用する自転車なら、ステム長も含めたポジション出しから考えるところですが、共用自転車ではそうもいきません。

幅広・穴あき・パッド厚め・価格安め・・・などを条件に、散歩コースのショップで購入してまいりました。

お試しではありますが、ショート形状かつノーズがドロップしていることで、乗り降り回数の多い街中で利便性が向上するのではと考えております。

ボトルケージ装着

やはり趣味として自転車に乗るのであれば必要なものであります。

しかし、普段ロードバイクで使用しているようなボトルには欠点もあるのですな。

  • 飲料の作成、移し替えがメンドクサイ。
  • 使用後の洗浄もメンドクサイ。
  • 定期的な漂白なども必要でメンドクサイ。
  • 飲み口が剥き出しなので、実はそんなに衛生的ではない。

などなど・・・

アレらはあくまでも、スポーツ走行をしている最中の水分補給を円滑に行うために進化してきたシステムだと思います。

街乗り〜日を跨いだツーリング、もしかしたら林道走行もあるかもネ・・・?と考えると、ペットボトル飲料の利用をメインと考えた方が良さそうであります。

今のところケージの使用は1箇所のつもり(予備のドリンクが必要なら他のパック部に収納するつもり)ですので、それに対応できる物を選択しておくことにしましたな。

ツーリング系の自転車乗りには定番となっている、トピーク・モジュラーケージⅡというモノであります。

ケージの底部に仕込まれたネジを調整することで、様々なボトルの太さに対応できるようになっておるのですな。

近頃はペットボトルの容量も形状も様々なので、シームレスに対応できるのは心強いことであります。

ツールボトルの用意

せっかくバイクの重心近くにケージ台座があるので、使っていないツール・ボトルを再利用することにしましたな。

重量もソコソコあり、常時持っている割にはアクセス頻度が少なく汚れても構わないものを・・・と考えたらツールボトルになりました。

あとで、もうちょっと真面目に考えるつもりであります。

  • パンク修理キット
  • タイヤレバー2本
  • マルチツール
  • スペアチューブ
  • ニトリルグローブ
  • 空気入れ

等を入れておきます。

今後タイヤも変更するつもりなので、この辺りも暫定でありますな。

アクセス頻度の低いものなので、落下や紛失に対する保険としてバンドをかけておこうかと考えております。

さてさて、現状はこんなトコロでありましょうか。

今後はタイヤとペダル、シートクランプやサイクルコンピュータ、パック類はどうするか・・・辺りを考えていくつもりでありますな。

近頃の暖かさで、ようやく意識も外を向き始めたようであります。

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コメント

  1. しげ より:

    おはようございます。
    KONAのバイク、カッコイイですね〜!
    このモデルはフレームがクロモリですよね。
    カラーも落ち着きつつ、山で映える色ですね^^

    僕のMERIDAはもう20年近く前のモデルで、ついにフロント、リアのシフターがご臨終です…
    パーツ類は一応 SHIMANO XTですが、さすがに寿命が来てます。
    KONA、TREKなど候補があり買い替えたいのですが、なかなか先立つものがなくて(泣)

  2. OSSAN より:

    しげ様、おはようございます。
    KONAは目新しさは無いですが、設計やパーツアセンブルに堅実さを感じたので好感を持ちました。
    スポーツレベルの走りをしない時には、やはりクロモリが身体にしっくり来るようです。
    でも29erセミファットはやりすぎだったかも知れません。
    身長にもよるでしょうが、足代わりに使うことも考えると27.5にしておくのが無難かも知れませんね。
    タイヤ変更で取り回しが改善しなければ、インチダウンも視野に入れようかと・・・
    いつかこのバイクでフィッシング&キャンプツーリング!などと考えていますが、クリアしなければならない問題が山積です。いつになるやら・・・
    MTB系のパーツは規格変更が早くて苦労します。ロードは古いものも結構見つかるんですけどね;;
    3月は決算期なので、あちこちチェックするとかなりお買い得なバイクを見つけられますよ!
    ここはひとつイッてしまって、ブログで紹介してくださいw