ボックスの選び方を誤っていたのか?フライロッダーズ他を買ってタイイング・パッションを高めるのだ!!

先日、リヴァスポット早戸さんへお邪魔した日、実は再び親父殿も共に釣行しておりましたな。

自前のテンカラ竿(OSSANのものより高級品;)を意気揚々と持ち込んだ親父殿は張り切りすぎて岩の上でコケ、あわや水没(あの・・もう80が見えるトシなんだから勘弁して下さいな;)・・・と言う憂き目にあいながらも、久しぶりの爆釣を堪能したのでありました。

自分で数本の毛鉤も用意しておったようですが、ラインの結びが甘いのか、魚をヒットさせてもハリスを切られたり、結び目からほどけてしまったりで、あっという間に底をついていたようであります。(後で確認したらクリンチノットの結び方を間違えて覚えておったようです。今度時間を見つけて特訓ですな)

しぶしぶOSSANの用意した何ともうさん臭く、信用できなさそうなフライで釣りを続行しておりましたがね。

フライは買えば高価と感じ、タイイングに興味を持つ。そして深みへ・・・

さすが親子、同じ轍を着々と歩むのでありますな。

しかしやはり老眼がOSSANより進行しておるであろう親父殿にはフライのタイイングはちっとばかり腰が引けてしまうようでもあります。

まあ、今後「チャレンジしてみる」と自分から言い出さない限り、フライはOSSANが用意することといたしましたな。

親父殿は自分なりに勉強しており、最初にOSSANが貸したラインシステムとは異なったレベルラインと言う糸を使用するセットで臨んでおったようです。

テーパーラインはフライラインと同様、より糸を使用するなどテーパーが付けられておりラインコントロールが容易なシステム。

一方、レベルラインは太さが一定のフロロカーボンライン等を使用する釣り方ですな。

これのメリットはテーパーラインのように糸の重さによってフライ、毛鉤が手前に引っ張られてきてしまう状況を軽減できると言う事等ということです。(ドラグがかかるのも防ぎやすい)

キャスト(仕掛けの打ち込み)に多少慣れが必要になりますな。今度はOSSANが貸してもらうことにいたします。

で、親父殿に相当の数のフライを提供したのでありますが、シーズンオフの巻溜めが何故かあまりはかどらなかったOSSANのボックスは更にスカスカになってしまいましたなw

ここは次回の釣行に向けて一発。気合を入れてタイイングしなければならんようですぞ。

そこで用意したのがこれ!!

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FlyRodders(フライロッダーズ)

2016年春号 抜群に効く一本 ~タイイング法とフライの使い方~ 地球丸社

OSSAN、初めて季刊のフライ雑誌を買ってしまいましたな。

なんにしても表紙のウェットフライ ダンケルドに惹かれてしまったからなんですがね。サブタイも良いですな~。「グンバツに効く」と来ましたか・・・

OSSAN、あまり雑誌の類は買わないように心掛けておるのですがね、こいつばかりは中身も見ずに即購入してしまいましたな。

こいつを穴のあくほど読んでタイイング技術の向上及び最新の理論を身に着けようという魂胆であります。

(大抵すぐに読まなくなり、そのうちに存在さえ忘れ処分されるまで二度と開かれることはない。だから雑誌の類はなるべく買わないようにしておるのです。

しかしこのフライロッダーズと言う本はコレに当てはまらない予感がしておりますな。)

気持ちをアゲルのですよ!

そしてもう一つ。

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もう少し透明感の高いプラのほうが良かったですな・・・

AXISCO フライボックス!

いや、ボックスがスカスカだって言うのに増やしてどうするんだよ!

そうですな。ごもっともな指摘だと思います。

・・・

悲しい事件があったのですよ。

上記の釣行時にですね、なかなかその日の当たりパターンを見いだせないまま、その日何度目かのフライ交換をしようとしていたのですな。

OSSANが初めて通販で購入した出所不明、得体のしれない防水タイプのフライボックスを取り出し(確か発注~数日かけて大陸方面から海を渡ってやってきた)、スタンダードタイプハックルに巻いたフライを収納しているコンパートメントの中蓋をパカッと開けたときでした。

おりからの心地よい風が一瞬、その時を見計らったかのように強く吹いてきたのですな。

・・・ハイ。

OSSANの汗と涙と、苦悶と慟哭。少ない休日の時間やお小遣いetc・・・

改めて書き出してみると大概ろくでもないものを一身に吸い込んで製作された、それでもOSSANにとっては大事な愛すべき数個のドライフライたちが風に乗って飛んで行ってしまいました(号泣)

しかもですよ。

水面に落ちた一つのフライに、サイズの良さそうなニジマスが食らいつくのを見てしまいました・・・

えうううあぁあJM、;PK@おKM、おおおうぅう・・

久しぶりに意味の解らない言葉が口をついて出てしまいましたな(Orz;;)

初めて選んだボックスとはいえ、一気に愛着が失せてしまいましたな。まあ、最初から中蓋のスプリング強度、動作、各部精度などにはかなり眉唾ものであったのではありますがね。

OSSANの不注意と言われればそれまでなんでありましょうが、今後コンパートメントが一気に全開口となるタイプのボックスは選ばないようにいたしますな。

小窓タイプの物か、フォームが採用されている物を選ぶようにしようと思いました。

こいつはストック用。二軍落ちと言うことで。親父殿進呈用にしようかとも考えております。

う~む・・・

沈んだ気分は無理やりアゲルのだ。

散財は心にまぶすフロータントだ!

最新の情報も手に入れた。

新たなボックスも手に入れ、更なるスペースも確保できた。

マテリアルも(使ってないので)沢山ある。

次回釣行まで時間があまりない!(と、思いたい)

さあ、もう巻くしかない。巻くんだOSSAN!!