いや、”テンカラ”釣りのことなんですけどね。
だって、おもしろそうじゃないですか。
大昔、鮒釣りから始まったOSSANの釣りはフライフィッシングに至っているわけでありますが、OSSANに釣りを手ほどきした親父殿をある日、面白かったフライフィッシングにお誘いすることにしたわけでありますな。
シーズンオフ中で実釣になかなか行けないものですからな、昨シーズンのことをまとめて書き続けてますがね、御用とお急ぎの向きでないお客様はどうぞお付き合いくださいませ。
例によって中々本題までたどり着かないんですが・・・
昨年、たしか二度ほど件のパパ友と管釣りに出撃した後、今度は一人で行ってみようかなあと考えたわけですな。
何としても働き盛りの二人のことでありまして、しかもOSSANの会社はシフト勤務制、夜勤あり、おまけにブラックと来ておりますので中々釣りに行くのでも自由は利かないのであります。
「ああ、面白い釣りだなあ。もう一日中猿のように釣り続けていたいなあ。又すぐに行きたいけど、毎回こちらの都合に付き合って(休みを合わせて)頂いてるのも申し訳ないなあ。」そのように考えておりましたな。
「よし、昔のように単独行だ!」とも考えたのですがね、バス釣りをソロでしていた時に何度か良いサイズを手にしたら、どうにも誰かに見て欲しくて仕方ない。
せっかくの釣果を誰かに知らせたい!と考えたことが何度もあったわけですな。
写真におさめて後で誰ぞに見せたり、Twitterに上げたりもしてみたんですがなにか違う。
なんともサビシイんですな。
で、今回は一緒に行ってくれそうな人物を探すことにしましたが、皆忙しいか、釣りなんぞ興味もないか、反りが合わないか、、、
・・・居ましたな。
”親父殿”「年金暮らしで金と体力はもう無いが時間だけはタップリ有る」と常日頃言っておりましたからな。
久しぶりに親子で釣りに行くべしと相成りました。
ま、親孝行にかこつけて付き合わせることにしましたな。
しかしですな、フライの道具はワンセットしか無いわけでありますよ。
もう一揃えあつらえるにしても何を買えばよいかリサーチする時間もなく、何よりも今月のOSSANの財政は既にレッドゾーンに突入しております。
「あ、そうか。バス用のライトタックルを持ち出しラインを巻き替えてスプーンを用意して小さなミノーを持っていけば十分釣りになるな」
なんせ場所は40オーバーも交じるリヴァスポット早戸さんへ行く予定です。
余談ですがOSSANは止水タイプよりも河川タイプ管釣りが好みですな。ロケーションが良い場所が多いですからな。
そのように考え通販サイトで良さ気なスプーンを物色しておったところ目に留まりましたな。
テンカラ用毛鉤数本セット。
ん?テンカラとは日本語だのお?
普通の毛鉤釣りとどう違うのかいな?
俄然興味が湧き検索しまくりましたな。
「ぐふふふ・・・・面白そうでありますな・・・」
あっという間に本来の目的を数万光年の彼方へ忘れ去り、テンカラの道具について調べまくるOSSANでありました。
「そうだ。コレなら毛鉤は自分で巻いたフライを流用すれば良さそうだし、何しろ安く上がりそうだ。
第一、フライをいきなり実地で手ほどきしてまともに釣りになるか、疑問でも有る。」
フライとテンカラ。今回は親父殿と道具を交換しつつ釣りをすることにいたしましたな。
またもや力尽きて続きますな・・・