3月に入り、あちらこちらの渓で解禁の情報が出始めてきておりますな。
皆さん、約半年の鬱憤を晴らすべくあちらの渓、こちらの本流、湖とお出かけになり、それはそれは佳き釣果を手に入れておられることでありましょう。
そんな歓びの季節。
(個人的に)残念なお知らせをしなければなりませんな。
OSSANの解禁はとしまえんフィッシングエリアとなりましたorz;;
いえね、だいぶ暖かくなってきているとはいえ、三寒四温を繰り返すこの季節。美しい雪景色の山々へ釣行に行く気魄は仕事に忙殺されヨタヨタのOSSANからは逆さまにしても出てこないわけでありますが。
でもフライフィッシングをしたくてどうしようもない訳でもありまして。
週末に友人家族3組ほどで豊島園遊園地に出かけるということになりまして・・
よ〜し!ここはいっちょう、
OSSAN、(家族共々完全放置で)フィッシング計画!!
を堂々と計画し、敢然と遂行いたしましたな。
・・このブログ始めて以来の(ほぼリアルタイム)実釣記録がOSSANの「マイホームから車で一時間弱の管釣り。
しかも夏はプール!!」というところがいかにもヘタレなOSSAN的ではあります・・・・
かっこ良く解禁の渓のレポできるようになるには高野山での修行が必要でしょうかな。
ということでやってまいりました、としまえん!!去年の夏ぶりですなあ・・
え、チョウザメ・・!?
(わりと本気で我が細君は)間違えましたな。こちらは遊園地併設のスーパーフィッシング練馬店です。万が一あぶれてしまったら、いかがでしょうかな・・・
駐車場からフィッシングエリア(プール)に向かうにはほんの少し距離がありますな。案内板を頼りに遊園地正門を目指します。
遊園地内、自動販売機を含め飲食物は観光地料金設定ですので駅の脇のコンビニを利用することに致しますな。
豊島園駅からすぐの正門チケット販売所に向かって左脇の坂をずっと登って行くとフィッシングエリア受付があります。
受付では無料のランディングネット貸出をしておりました。
持ってこなかった(キープして食べるつもりはなかった)ので少しだけホッとしましたな。(借りませんでしたがね)
受付の好青年たちはハキハキしており気持ち良い対応。接客業としてよく教育されておる印象を持ちましたな。ウム・・
最初にミシガンエリアと呼ばれる波のプールをルアーとフライで二分する場所で釣り始めましたが、当日は風があり9ft #5 WFタックルでは手が出せず数投して退散。
大物が放流されておるとのことで楽しみにしておったのですがね。残念。
ここに行かれる方は立ち込み用に長靴を用意しておられるようですな。
美味しそうな水深のあるポイントまでは距離もあり、スペイ用、ダブルハンドロッドを使用している方がほとんど。
しかし如何せんプールですからな。満足に釣りになる人数は多くて5〜6人ほどではないかな〜と感じました。
流れるプールのフライエリアに移動しましたな。
そしたらですな、これがまた
フライ、テンカラ用エリアが狭い。
色々設定に関して(後方を人間が通らない場所である等の動線上の問題)あるのでしょうが、流れるプールを餌、ルアー、フライ各エリアで分けており、フライエリアは本当に申し訳程度の面積しか割り当てられておらず、寂しくなってしまいますな。
まあ、当日ここでフライをやっている客といえばOSSANと友人一人、他に先客一人でありましたのでな、ルアーの盛況ぶりを見ると仕方ないのかも知れませんがね・・・
あんまりフライマン(OSSAN)をいじけさせないでいただきたいものですな;;
興味は無いと思いますが、釣果の方はですな。
トータル四時間釣りをして12〜13尾といったところでありました。ま、飽きない程度の釣果ですな。
う〜む・・・
水色、気配、季節、水深等考えるとドライはキャストする気にもならず、浮き釣りたるルースニングに終始いたしましたがね。
水深1.2m、リーダー9ft+ティペット約5ft。
フライはほぼウーリーバッガーとリーチのみで押し通しました。サイズは#10,#12。
カラーはオリーブ、ブラック、オレンジと試しましたがオリーブのみにアタリは集中いたしましたな。
ほとんどゆっくりとフライがフォールしている最中。
思えば自然河川タイプの管釣りでもこのオリーブカラーのリーチには釣れる魚のサイズ的に随分いい思いをさせてもらっており、OSSANお気に入りですな。
どうも好きになれなくて作成したことのない”エッグ”なるフライも「この管釣りには合っているのかも知れないな〜」と感じましたな。(あまり凝ったフライを使いたくない的な意味で)
相当ナーバスなアタリ方をする魚が多く、「いじめられてるのねー」という印象ですな。
色々観察、推測しますとですな・・・
魚のフレッシュ度で言うと圧倒的に
餌釣りエリア>ルアーエリア>フライエリア
なんでしょうな。
だって餌釣りエリアのお客さんは釣れた魚はもうものすごい勢いで食べてらっしゃいますからな。
受付前にグリルが設置されており、相当な量の塩焼きが出来ておりましたよ。
すぐにプールが空っぽになってしまいそうな勢いですからな。
勢い放流、補充は餌釣りエリア優先となりましょう。
リリース率の高いルアー、フライエリアは適宜時を見計らい・・ということになっておるのでしょうな。
ドーナツ状の流れるプールは全てつながっておるのでは?と思われるでしょう?
「甘い」ですな。
ルアー、フライエリアはつながっておりますが、餌釣りエリアとはネットで仕切られておりますです。
放流も四時間のうちにはありませんでしたから、もうスレスレの魚を相手にすることとなるのは想像に難くないですな。
うまいこと考えておりますなあ・・・
せめてネットの仕切りさえなければ同一料金ということも納得できようものですがね。
6時間で¥4,200ですぞ。釣りをしているとあっという間の時間ですぞ。
都内でショバ代がかかると考えましてもね・・・・・
あまり目くじら立てても仕方ないですな。まあ、でも飽きない程度には釣れます。
やっぱりOSSANは自然渓流を利用した管理釣り場が好きなようですな。
ここでテンカラをやろうとは決して思えません。
OSSANはやはり似たような金額を支払うならばGAS代、高速代をプラスして遠出することに致しますな。
なんともはや・・・面白く、やがて悲しき。OSSANの初釣りでございました。