フライフィッシングデビューで老眼鏡までデビューするハメになったこと

#18のフライですな。 ま、見え方のイメージと言うことで

普段小さな(#20〜)フライにティペット(ハリス)を通すには、スレッダーと言う器具に頼っておったOSSAN。

今回のうらたん釣行においてシニアグラスを導入いたしましたな。

キャップのつばの裏に折りたたんであります

効果のほどはといえば・・・効きましたな。

6X,7X(0.6,0.4号)のティペットを#20、#24のフライのアイへ通すことが可能となりました。

フックアイにヘッドセメントが詰まっているのも確認できるので無駄な時間を使ってしまったり、イライラすることが少なくなりましたな。

使い心地は、といえばですな・・・

  1. やはりちと重い(キャップの先端に存在を常時感じる)
  2. キャップのつばに常時装着しておくものだと思うので、慣れるまでちょっと視界に入ってうるさく感じる。(これはすぐ慣れますけど)
  3. クリップの挟む力に不安を感じる(何かの拍子に落として無くしそう)
  4. レンズの展開が2アクションでめんどくさい
  5. ヒンジの硬さゆえ片手での操作は難しい
  6. 左右の視力の差によってピントが合う範囲は狭いと考えるべし。
  7. 遠近感がワヤクチャになる。人によっては気持ち悪くなるかも?
  8. サイズのこともあり、上目遣いに覗きこむ格好となる。まあ、かっこ良くはない。

と、こんなところでありましょうか。

例によってマイナス面ばかり列挙いたしましたが、これらを我慢することによりスレッダーは不要(ちょっと言い過ぎかも)となりそうですな。

しかし、この中で結構クリティカルだなあと思ってしまうのが4番と5番の問題であります。

一日のうちに何度もフライを交換することとなるこの釣りにおいて、

まためんどくさいの大嫌いなOSSANにとって、いちいちこれを使用するのにロッドを小脇に抱え、両手でこのグラスを展開し、改めて小さなフライと細いティペットをグラス越しに覗きこみ、視点が定まるまでしばし息を詰める・・・

仕方ないとは言え、この動作の繰り返しはかなりストレスでありますな。

釣りを始めてしばらくはそのミクロの世界が見えるようになったことを歓び、不必要に小さなフライを使うことに没頭しておりましたが(せっかく巻いたしネ)、時が経つにつれ、なるべく使わないことを考え始めておりました。

まあ、スレッダーを使うことを考えればそれほど手数に差は無いのでありますがね・・・

一段回目を伸ばしたところ。未だ使えません。

一段回目を伸ばしたところ。未だ使えません。

じゃあ、次の釣行には持って行かない?

と聞かれれば、「持っていく」と即答する。なんとも微妙なもんでありますな。

全て伸ばすとこんな感じ。フライは#18 

全て伸ばすとこんな感じ。フライは#18

若人たちよ

光あるうちに生を楽しめよ

と言うことでありましょうな・・・・