しかし今回の物は自分で使うためではありませんな。
遅ればせながら、父の日のプレゼントにするのであります。
「いいなあ、シブいなあ」と思っていて、ず〜とアマゾンのほしい物リストに入れておったんですな。
しかし未だにOSSANのフライボックスは一杯になっておらず、余裕がありしかも以前購入したストック用ボックスにはまだ一匹のフライも居住していないという体たらくであります。
「ん〜・・・欲しいけど、コレを買ってしまうとなんかもう色々と後戻りできなくなってしまう気がする。うまく説明できないがココロの中の大切なストッパーのようなものがいよいよもってこれ以上ないくらいにしっかりと外れていってしまう気がする・・・」
などと考え、かなりの期間グズグズしておったのですな。
でもね、結局ポチりましたな。
「なんで?」と聞きますかな?
聞きますよね?
聞いてくださいよ。
いや、是が非でも聞いていただきますな。
もうひと月もフライフィッシングをしていないからであります・・・・(号泣)
「何でそうなるねん!?」という方はスイマセン、過去記事を・・・
OSSANはコレを今購入する必要はないのです。ただ買ってイジりたいだけです。
ですので頼まれてもいないのに親父殿のために購入することといたしましたな。
ほら、「父の日」のプレゼントとしてであれば自分への言い訳になるではありませんか。なりますよね?
商品説明を読んで多少の予想はしておりましたがね。写真から受ける印象ほど大したものではありませんでしたな。
彼の国製ということ。値段なりとも言え、「まあ、こんなもんだよな〜」というブツでありますな。
実用性から考えれば人様にオススメできるようなもんでもないですな。しかしパット見はいい雰囲気であります。コレクションとしては及第点ですかな〜・・・
かなり強力なマグネットが使用されておりフタはしっかり閉まるようであります。
手触りもツルツルに仕上げられた竹製品ということでなかなかに気持ち良いものですな。
しかし中身に使用されておる一見C&F風なウレタンフォーム。これが全くお話にならない出来であります。材質もなんと言いますか・・・「ドイヒー」です。
「ああ。スリットパターンだけ真似してみたのね〜」というもので精度が全く出ていないですな。
コレを自分で使うとしたらこのフォームはひっぺがして市販のフォームに付け替えるでしょう。
上下のフォームもずらして設置していないのでフライの背中どうしも干渉しますな。くせっ毛になってしまいますゾ・・・
アチコチおかしな隙間が気になりますがね、心配していたヒンジは結構頑丈そうな部品が奢られておりますな。壊れたら修理は効かなそうな雰囲気のものであります。
文句ばかり書き連ねておりますが、自分でDIYする手間や時間のことを考えれば十分にお買い得品であるといえますな。
遠目に見れば「お?こだわりのフライボックス!」と思われること請け合いです。(ホントか?)カスタム前提で考えるのもアリかも知れませんな。
そんなこんなでいじり倒し、すぐに満足してしまったOSSANのチョット・・・及びかなり残念な出来のお手製フライたちを少々詰め込みまして、親父殿の元へ旅立つバンブーフライボックスでありました。
テンカラ的和風毛鉤の方がやはり似合うようでありますな。
ん〜〜〜・・・・
やっぱり焼酎も一緒に持って行くことにしますな^^;