年明けも随分と過ぎてようやくフライ・タイイングに向かい始めたOSSANであります。
今さらではありますが、このブログは出来事とそのエントリーが多少ずれ気味であることをお断りしておきますな。
昨年立てた「明るい家族(フライ)大増産計画」は今ノートを見つつ計算してみますと、その総数なんと258本!という身の程知らずな大作戦であるのであります。
そろそろ本気を出さないと(恐らく本気を出しても)とても追いつかない事に気が付いてしまいましたな。
エンジンをぶん回さねばでありますよ。
昨年中、初弾(パイロットパターン若しくはパイロットフライと呼ばれるらしい)として起用されることが多く、釣果的にも使用感の面からも気に入ることとなった、パラシュートスタイル・ドライフライをがっつりと巻き貯めることといたしましたな。
グリズリー・ブラウン・アダムス(熊、茶ミックスとクリーを気分次第で。ユーロハックルのcreeは#18はあまり採れなさそうなので#16〜ですな。)・ブラックの4色展開であります。
しかも組み合わせるボディ・カラーは適当です!
水生昆虫に関する知識のないOSSANとしてはこれらを現場の様子と直感でチョイスしていく予定でありますな。
それぞれを3サイズ。8~10本ずつ巻いていきます!
同一のパターンをまとめて巻いていくにあたり、大サイズ→小サイズと巻いていくと途中で心が折れてしまうのではないかと考え、集中力の要る小さなサイズから巻いていくことといたしました。
パラシュートは#18を最小サイズと決めております(技術的にキビシイ)ので、まずはコイツから・・・
このサイズのフライのボディにヘア・ダビングをするのはOSSANには少々苦痛であります。
繊維が大きすぎてケバケバになりすぎますな。
この繊維をフードプロセッサーにかけて細かくして使用されている方もお見受けいたしますが、我が家でそんなことをして細君にバレようものなら・・・
考えたくありません。
なので#18は新兵器であるTMC シマザキ・ストレッチボディとスレッドでボディを作成。
発色もよく、細身のボディを作りたい時には非常に楽ちんでもありますな。
高いけど(# ゚Д゚)!
久しぶりのパラシュートパターン・タイイング。
OSSANとしては滅多に無い事ではありますが、何事もやると決めたらとことんやるのであります。
そしてゴール!!
#18〜#14で102本!!
なんだかすごく半端な数字で、
「なんでだよ、なんでそこで止めるんだよ!!気持ち悪いじゃないか、ここまで来たらもっと巻けよ!計算も合わないだろ!キリのいいとこまで巻けよ!!」
・・・という声が聞こえてくるようでもあるのでありますが、飽きましたなww
これだけあればしばらくは困らないでしょうしね。
どうすれば綺麗に巻けるのか試行錯誤しながら集中を続けた結果、一日目は7時間を費やしてしまいました。
全てを巻き終えるのに要した時間は3日がかりで約15時間に上りましたな。
なにしろ才能がありませんので、数をこなして初めて発見できることも多々ある・・・ということであります。
ラジオを聞きながらの、この集中している時間が好きなんですな~。
あまり根を詰めすぎると頭がクラクラしてきてチョットおかしい状態になりそうでありましたがね・・・
しかし、タイイングが今更ながら本当に面白い!ですな。
同じように作業しているつもりであるのに、毎回出来上がりが違うんであります。(⇐ヘタッピであると言うことですな。)
しかし、こんな出来でも何とか釣れるという事は分ってしまったのでありますのでね。
この調子で他のフライたちも、気にせずドンドン行きますよ!