マシュマロ・フライはどうでしょう?今年は使ってみますな。

 

 

 

皆さん、マシュマロってお好きですかな?

 

OSSANは嫌いでありますw

 

あのグニグニした食感、得体のしれない甘味。

「もうチョットだけ焼きたい!!」と思っても、突き刺した棒からポトリと溶け落ちてしまい、己の油断を後悔する時の切なさ、やるせなさ・・・

甘いものに飢えていた幼少の頃ならいざ知らず、現在では好んで食べようと思わない個人的お菓子ランキング5位以内へ確実に入選するスイーツであります。

 ワタクシ、酒飲みではありますが甘いものは結構好きなんですけどネ・・・

 

しかしまあ、お分かりでありましょうがお菓子の話ではないのですな。

 

或る日の買い物。もうどうにも止まらないっ・・・って歌が昔ありましたな・・・

 

お菓子のマシュマロは嫌いでありますが、フライのマシュマロスタイルはいかにも(魚になった気分を想像するに、)おいしそうに見えるのではないでしょうか?

 写真等でしか見たことのないマシュマロ・フライとやらを私も巻いてみたくなったのであります。

 

しかも無謀、身の程知らずにもいきなりオリジナリティを注入してしまうことといたしました。

ショップの陳列を見ている段階で、このマシュマロ・ファイバーと言うものに生命感と言いますか、生々しさと言いますか ・・・

何となくそのようなものが少々希薄なんではないかなあ・・・と思ってしまったのでありますな。

パッケージングのせいも多分にあるとは思いますがネ・・・

たまたま近くに別のファイバーが並んでおりまして、生命のキラメキをプラスしてみようと思い立ったのであります。

似たような材質ですが、帯を捨ててしまったのでこれが一体何なのか、不明になってしまいました;;

 

 

混ぜるのでありますな。

 

2色を混ぜたものを幾度か折り返し、5Xティペットで”これでもか”と縛り付けます。

こんな感じとなりました 。(銅色のファイバーも中空構造のものだったはずであります。)

 マシュマロ・ファイバーと言う商品そのものを手に入れずとも、エアロドライウィングでも良いようであります。

しかし手持ちのADWは白、明グリーン、ピンクの3色であり、視認性重視のカラーチョイスであります。

さすがに昆虫類には見えないであろう・・・ということでマシュマロ用にはグレーを準備したのでありますな。 

このボディをあらかじめ作成しておかなければならないと言うことが、結構面倒でもあります。

なのでその気になっているうちにある程度の数をまとめて作成しておきますな。

 

ファイバーをカットした面をライターの火などで炙って溶かし、中空繊維の空気を閉じ込め浮力を維持する・・・という動画をどこかで見たのでありますが、それさえも面倒なので割愛。

ADWと同様の素材であれば、それほど問題ないでありましょう。

で、こいつを使用し巻くフライはと言いますと、

コックデレオンでスパイダー的に。浮力を稼ぐためにコックハックルと併用であります。

マシュマロ・ボディ・パラシュート。

クリーの長い毛足の部分を再利用。ブラマ・ヘンとレオンを巻いたものも。

 

マシュマロ・ボディ・ピューパ。

の二種類を巻きましたな。

大した確信もないのでありますが、トラウトに限らず魚たちは、

”食べられそうなフンワリしたもの”に弱いんではないかなぁ?

と考えております。

なのでこれが何らかのテレストリアルやピューパに似ていなくても良いんじゃないかなぁ・・・と。

進め!マシュマロ部隊!の図

 

とりあえずトータルで13本。

マシュマロ部分だけは後で違うものを巻きたくなると面倒なので数本のスペアを作っておきましたな。

空気抵抗からすると#3タックルでは少々もてあますでしょうか?

今季楽しみなフライの一つであります。