IMCOライターに関するホントに小さいお話。

2020年・ハンドクラフト展でのお土産岩魚。キレイです。

唐突ですが。

随分と前に書いたIMCO(イムコ)ライターに関するページに、意外なほどアクセスしてくださる方が多いという事実があります。

とは言っても、このヨタヨタ・ブログ内での話しではあるのですがネ。

あれ以来IMCOは常にポケットに収まり、不当なる粗雑な扱いに逃げ出すこともなく、実直且つ寡黙にその仕事をこなし続けてくれておりますな。

今回は短く参ります。

IMCOライターを運用する上で、留意しなければならないポイントのお話であります。

IMCOは

  1. 火がつきにくいと誤解されがちである
  2. 形状的に取り落しやすい
  3. 軽いので存在感が薄く、どこに仕舞ったか思い出せないことがある
  4. あっという間に触れなくなるくらい、熱くなる
  5. 実は耐風性はそれほど強くない

のでありますな。

ZIPPO同等と思っていた耐風性ですが、タンクから引き出されたウィック(紐の事ネ)が短くあらねばならない構造上、ZIPPOより弱いことが判明しましたな。

それと同様に、設計・構造・材質上の問題である4はもう目を瞑るしかないと思っておりますが、1〜3に関しては以下の対策でクリアされております。

  1. IMCO純正、もしくはRonson(ロンソン)のフリントを2個突っ込む
  2. 何らかのアクセサリーをつける
  3. 同上

使用するフリント(発火石)が、ZIPPOや¥100ショップに売っている物だと固くてマトモに火花が散らず、着火に失敗することが多いですな。

一方IMCOやRonsonのフリントは比較的柔らかく、ホイールに圧力を加えにくい構造のIMCOライターでも不発になりにくいです。

また、ホイールが長持ちするメリットもありますな。

圧倒的知名度を持つ、ZIPPOのフリントを使用してはダメだという事であります。

フリントを常時2個入れておくことが可能であります。

更に内蔵のフリントを押し上げるバネの力が弱いので、最初から2個のフリントを挿入しておくことで、不発の可能性を減らすこととしております。

2と3の問題は本体に設けられたアクセサリーホールに、スマホのストラップ等を取り付けておくことで解消しておりました。

しかし数ヶ月もその状態を続けると、金属ホール部と擦れてストラップの紐は切れてしまいます。

手芸屋やホームセンターで適当なワイヤーリング等を探しておったのでありますが、今はこんな状態に落ち着いております。

ボディ裏には筆記体でOSSANと彫ってもらいましたな。どこかに落ちていたらご連絡くださいw

IMCOのアクセサリー・ホールに、ルアー等に使われているスプリットリングを取り付けるのでありますな。

ソレを介してアクセサリーを取り付けることで、ストラップも長持ちするようになりました。

IMCOライターのホールド性はハッキリ言って良くないので、どんな物を括り付けておくのかによって使い勝手が変わります。

水に落としても浮くような、ゴツいフローターのようなものも有りでしょうが、そうすると普段使いに支障が出ますな。

かと言って小さな物ではホールド性も存在感も改善しない・・・では、どんなモノがベストなのか?

OSSANもまだ探し続けている最中であります。

ずいぶんと手間がかかるライターですな。

しかし、まぁ気に入っているのであります。

シェアする

フォローする