ティムコ・フリューリムーバーを使ってみましたな

ふりゅー

ゴールデンウィーク如何でありましたでしょうか?OSSANは仕事でありましたな;

心地よいお天気。新緑の微風に吹かれ溪に立っていたい・・・!

思慕は募るばかりでありますが、こればかりは仕方ないですな。

デスクに向かい、今日も寂しくタイイングネタであります;

お仕事しないと結局釣りに行けないのですからな・・・

フライを巻くときにボディを作るため、ピーコックハール、アイ(クジャクの尾羽のあの立派な一本一本のとこ)をよく使いますな。

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この一本についている細かな「毛」。これを何らかの方法でこそぎ取り(ストリップする。と言いますな。あの文化がなくなってしまう前に一度拝見してみたいものですな。)、芯の部分をボディ材として使用するパターンも結構な数がありますな。

クイルボディ~とか、クイルゴードンなどが有名どころでありましょうかな。此奴をぐるぐる巻くと何とも言えない虫っぽさを持つボディができるのでありますな。

実はOSSAN、あのメラメラと燃えるようなクジャクの、独特な金属的光沢をもつグリーン、ブルーの部分をそぎ落としてしまうのはなんとなくもったいないような気がしましてね、あれ系のボディを持つフライは今までターキーバイオット(七面鳥の羽の一部。結構硬い)というマテリアルを使用しておりました。

しかしですね、このターキーバイオット。小さなフックには向いていませんな。シマシマ模様の美味しいところが少なくなってしまいます。

様々自己流も良いでしょうが(実際釣れてますし)、ここへきてレシピ通りに巻いたフライと比べていきたいなぁ。と考えるようになってきたのですな。

似たようなシルエット、似たような製作手順をもつフライでも、マテリアル一つ違うものを使用すれば、出来上がったフライの印象がずいぶん違うもんだ。と言う事に今更ながら感心しておるのでありますな。

で、このクジャクの羽の細かい毛。これを「フリュー」と言うそうでありますが、なかなか頑固にくっついておりましてね、きれいに取れないんでありますよ。

調べましてね、

  1. 消しゴムでごしごし削り取る。
  2. とかした蝋に漬け込み、固まったところで一気にしごきとる。
  3. 専用に販売されているケミカルを使用する。
  4. とにかく指、爪でしごきとる。

等の方法があることが分かりましたな。

面倒なのが大嫌いなOSSAN、2番はダメですな。

ものすごい量を一気に作るのならともかく、蝋を溶かしてピーコックの羽根に垂らし、若しくは漬け込み、固まったら更にゴシゴシする?

屋内で火器を使用するのはキッチンのみと決めております。なんだか作業後の片付けも面倒そうでありますな。却下

4番。これも根気よくやらないとフリューが完全に取れてくれませんな。残っているところを集中的にゴシゴシやっておりますと、そのうち力加減が強くなってきて”ブチッ・・・”

1番。下敷きを敷いてゴシゴシ・・・取れませんwww更に力を込めてこするとこれまた”ブチッ・・・”

ただでさえ高め安定なOSSANの血圧は急上昇でありますな(怒)

3番。お前も結局カネか?そうなのか?たけーよ!・・・少々逆上気味に試してみることに致しましたな。

ふりゅー-2

廃品利用のフックケースに少量取り出し、指で塗りこみます

な〜んかどこかで嗅いだことのある匂いですな。

思い出せそうで思い出せない・・・これ、実はたいしたことない材料で作られてるんでしょうなあ。

ま、ゲスな勘ぐりはほどほどに、お試しにピーコックアイの部分の細い羽根にも使ってみます。

塗りこんでから羽根の先端側から爪でシゴク(やっぱりシゴクんかい!)のですが、もっと簡単に綺麗に細かい羽根が取り除けると思っておりましたがね、やはりそれなりに手数は必要でありましたな。

なにも付けない状況と比較すれば雲泥の差で取れやすいのでありますが、少し力加減を間違えると”ぶちっ”は改善されませんでしたな。

完全に羽根を取り除くのも根気が必要であります。

それよりもですな。

この出来上がりのピーコッククイル。

地味なんであります;;

羽根を取り除き、出来上がったクイルをマジマジ眺めましてね、何だか己のこれ迄に払った労力をも振り返りますと明らかに満足度が低いのでありますよ・・・

ストリップ後の可哀想な芯達。

ストリップ後の可哀想な芯達。

めんどくさがりのOSSANのことですから「こういう作業はしばらくやる気にならないであろうなあ・・・この機会に沢山作っておこう」

と二十本ほどをゴシゴシしたのであります。(一本のクイルで#14フック二本分ほどでありました)

根本の太い部分はストロークを短めにゴシゴシすれば綺麗に取れますが、先端の細い方とアイの羽根は力加減がうまく行かずもう本当に気持ちいいくらいブチブチ切れまくりましたな。

OSSANの血管にも限界があります。

う〜ん・・・無いよりは絶対有ったほうが良いんですが、お値段と得られる作業性の改善度合いから考えますと、どうにも微妙な商品でありますな。

本当に。他になにか良い方法は無いものでしょうか・・・

ま、気を取り直し巻いてみます。

マクロレンズで撮影してみると全くシマシマが綺麗に並んでいないことに気付かされてしまいますな・・・

マクロレンズで撮影してみると全くシマシマが綺麗に並んでいないことに気付かされてしまいますな・・・肉眼ではよく見えておりません;;

しかしターキーと比較してかなり細かい模様を得る事ができることはわかりましたな。

レシピ通りのフライと比較する等と言っておきながら”ブルーダン”は残念ながら持ちあわせておりませんので、”ライトジンジャー”と”ブラウン”のハックルを使って見ましたな。

う〜ん・・・釣れる、これは釣れるw

う〜ん・・・出来はともかく。釣れる、これは釣れるw

良さそうですな。

ボディのボリュームを抑えたいフライを巻くときには色々工夫が出来そうであります。

しかし作りためた分のピーコッククイルを使いきってしまったら・・・・

どうすれば楽に、早く、お安く作ることができるのか。OSSANはまた考えることになりそうでありますな・・・

追記::

この作業を行いますと、とても細かい羽根が大量に発生いたしますな。

OSSANはこれを掃除機で吸い込んだのですが空気清浄機のハウスダストセンサーが初めて反応しましたな。アレルギー等ある方は作業及び片付けを慎重になされますよう。

OSSAN久しぶりに咳き込みましたよ・・・

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