今更でありますがティペットのコストについて。ユニチカ ・シルバースレッドを導入すること。

フライフィッシング用のティペット(ハリス)は高価ですな。

OSSANにはとても常用できるお値段ではないと感じてしまいます。

今シーズンを通し、使用してきたティペットは一体どのくらいの長さに相当するでありましょうか?

この度、釣行中に6Xティペットが底をついたOSSANはフト立ち止まって考えてみることといたしましたな。

一度の交換でティペットをスプールからどの程度引き出し、それを何度繰り返すのであるか。

気象条件、障害物の有無及び程度、流れの様子による調整などの要因によって当然その消費量は大きく差が出るでありましょうが 、OSSANの一度に引っ張り出すティペットの長さは平均すると概ね1メートル20〜30センチ程ずつであるようでありますな。

それを一回の釣行で最低7~8回は行っておる記憶であります。

仮に130センチ×8回とした場合、10.4メートルのティペットを消費していることとなります。

今まで(0.6、0.4号以外は現在も)使用していた物はコレ☟

アマゾン価格で820円/30メートル。

1M当たりの価格に直すと27.3円/メートル。

一日に置き換えますと約283.9円の消費。

年に10回の釣行回数としますと約2839円でありますな。

なかなかしなやかで強度も不足なく、結構気に入って使用しておりました。

しかしながら、実はこのティペット(ハリス)はこのようなサイズのスプールのみが欲しくて使用していたもの。

これ以前に使用していたのはなんとバスタックルのスピニングリールから当日釣行に必要な分だけ引っ張り出し、適当なボール紙に巻いた4Lb(5X,0.8号)ライン、及びスプールのまま残っていた3Lbライン。

メーカーさんはそれぞれ血のにじむような研究、開発を経て専用ティペットを商品化されておるのでありましょうが、OSSANは未だ経験値もなく、雑な性格も手伝ってその差を感知できません。

全く困らず普通に使用しておりましたな。

しかし数度フィールドに持ち出すうちに、このスプールの大きさに嫌気がさし、途中で上記のフジノ・テンカララインに乗り換えたのでありました。どう考えてもあのサイズのスプールをいちいち持ち出すのも馬鹿らしいですしな・・・

とっくにディスコンとなっているモデルでしょうからリンクも作りませんが、御参考までに・・・

18円/メートル。187円/1日。1870円/年。

備忘録として有名どころのティペットも計算しておきますな。

TIEMCO(ティムコ) ミスティープラスティペット👇

20.8円/メートル。216.3円/1日。2163円/年。

バリバス スーパーティペット マスタースペック ナイロン👇

ちなみに釣りをされる方なら一度は目にしたこともあろうと言うコレ☟

東レ(TORAY) ライン 銀鱗 50m 0.6号

フライ・フィッシングを始めた当初、あまりのラインブレイクの多さに激昂し、血迷って奮発した高級ハリス👇

落ち着いて分析してみますと「スプールが欲しかったのだとは言え、初期投資をケチったおかげで今まで高価なティペットを使用していることに気が付かなかった!」ということが言えそうであります。

さて困りました・・・

ブログの記事として書き始めた手前、このオチでは非常にマズイ気がいたしますなwww

こうしてみると年間でも大した消費金額ではないように感じてきてしまいますな。

しかしゼロからFFタックルをそろえ始めた当初、数種類の太さのティペットを一度に用意することはそれだけでOSSANにとって結構痛い出費であったのでありますよ;;

そんな鬱屈した思いを胸に秘め、少々意地になり探しましたらね、ありましたな。

ユニチカ シルバースレッド トラウト クリアー 150m

(゚∀゚)キタコレ!!

素晴らしいコストパフォーマンスであります!!

フロロカーボン・ラインで0.6号までで良ければもういっちょ!

2.4円/メートル。25円/1日。250円/年。

最近ではナイロンよりフロロのほうが安い事もあるんですな・・・・

何故か残念なことに0.6号よりも細いラインは各社小さなロット売。(10〜60Mづつ販売)

原価としてはラインそのものよりもスプール他諸々の方が高くついてませんかね?

まあ、しかし0.6〜1号のティペットは不具合のない限り今後これで行きますな。

年間で2500円以上もの節約効果であります!!(ちょっと書いていて目頭が熱くなってきましたな・・・)

でもいいんです。偉大なる先人はこう宣いましたな。

塵も積もれば山となる。

たかが1円。されど1円。1円を嘲る者は1円に泣くのであります!

ついでにこんな機材もポチりました。

空のスプールにラインを綺麗に巻き取るのに便利なものですな。

第一精工 高速リサイクラー2.0

大丈夫、大丈夫。

元をとるまでたったの1年半であります!!

〜〜 注記::このページに記載されるコスト計算のベースは・・・

各商品0.6号のラインに合わせております。

計算時小数点一桁未満は四捨五入。

価格はH28.10.14現在のアマゾンでの価格をもとにしておりますな。ご存知のように通信販売業者の商品価格はのべつ上下し、ここで示した数値にならないときもあるかと思います。

以上お含みおき下さいませ。〜〜