カメラがデジタル化してからというもの、そのモデルチェンジのサイクルは早くなる一方のようでありますな。
特にコンパクトデジタルカメラの世界においては実売価格の下落等の大人の事情もあるのでありましょうが、約一年で新製品を発表、発売がなされておるようであります。
そしてなんと、我が可愛いアマガエル。XP90もこの2月に旧モデルとなってしまうようでありますよ;;
2月2日に発売されるFinePix XP120。
OSSANはもう新しいガジェットを追い続けるエネルギーも財力も無くして久しいのでありますな。
他にほしいものも沢山出てきてしまったので正直、ま~ったく気にしていないのでもあります。
ですが、このファインピクスXP-90に関してお調べになりたくて当ヨタヨタブログへご来場頂いている方々もおおくいらっしゃるというデータを無視するわけにもいかず。
新製品との差を調べようとWEBサーチをしている方が不幸にしてここへたどり着いてしまわれる可能性もゼロではないかもしれませんのでネ。
誰に頼まれるわけでもなく、できる限り短くそこら辺をズバッと書いてしまいますな。
FinePix XP120の新・搭載機能は2つであります。
- シネマグラフ機能
- instaxプリンタープリント機能
であります。
シネマグラフ機能とは、(XP120では)5秒間の動画を撮影し、画面の任意の部分だけを再生。そのほかは静止画である。という機能と言うことであります。
これが目玉機能なんでしょうかね?
なかなかに面白いです。様々な表現法のイメージが湧いてきそうなエフェクトでありますな。
(注:このページのシネマグラフはフリー素材を拾ってきたものであります。XP-120で撮影、作成されたものではありません。)
instaxプリンタープリントとは、持ち運びもできるような小さなプリンターに直接Wi-Fiで画像データを飛ばして62×42ミリのアナログプリントをしてしまえる。という機能でありますな。
これですな☟
現代版ポラロイドカメラ・・・そんなイメージでありましょうか。
我がXE-2でもファームUPをしていれば使えるようでありますな。
写真をプリントして楽しむ方々には便利かつ面白い機能であるかもしれませんが、NASの巨大ストレージにどんどん画像を放り込み忘れたころに眺めて楽しむOSSANのような人種には有用性がイマイチ感じにくい機能でもあります。
ん~・・・でもスマホでできるものをモデルチェンジしたカメラの新機能として打ち出すのは一寸押しが弱いかな?
Wi-FiはXP90でも搭載しているので、ファームUPすればできるようになるんではないですかな?(敢えてしないのでしょうが)
その代わり、XP90の仕様書に示されていたPictBridge機能が削除されております。囲い込み・・・ということでありましょうかね。
もう一つ不思議なことが。
両者ともにIP68とされる防塵防水能力でありますが、XP120は対応水深が20m/120分以内となっており、XP90の15メートルと比較し5メートル向上しておりますな(?)
さてさて。
データ〜読み取れる相違点としては以上の3つのみ。
外観はまったく変更ナシのようでもあります。
当然新製品と旧製品の価格差は発生しておるわけでありますし、ゆくゆくXP90はディスコンとなるのでありますが、どうでしょう?
以上3つの差で「これは必要!」と言えるものが一つでもあればXP120を選ぶのもアリでしょうな。
シネマグラフ機能には非常に惹かれるのでありますが、以前に挙げていた箇所が少しでも改善されていたらなあ・・・とちょっと残念に思ってしまうOSSANでありました。
仕方ないのかな・・・中判カメラとかに開発リソース取られちゃってるんだもんね。忙しいんだよね、FujiFilmさん。
買い替えはしばらく無さそうであります。