どこを調べてみても「早春、解禁時に必携」とされている
ミッジフライ・タイイングに挑戦いたしましたな。
毎回、駄文を連々書きなぐり過ぎと思われるので結論から先に・・・
OSSAN、ミッヂ無理!!
でしたな・・・・;;;
常々、気持ちだけは前向きにと心がけているOSSANですが、今シーズン開幕を迎えるにあたり用意だけはしておこうと考えておった「ミッジフライ」
目的外に大散財しながらも購入してきたフックのサイズは#28。
「これはタナゴ用ではないのか!?(釣ったこと無いけど)本当にこれでトラウトが釣れるんだろうか・・」と不安になってしまうようなサイズであります。
ショップで目を皿のようにしてあれこれ見比べ、これならなんとかなるかも・・・と#28サイズを選択いたしましたがなんともなりませんでした;;(#30は見ただけで無理と判断)
いざ、ミッジフライ・タイイングに取り掛かろうと小袋からこのフックを取り出すも、不用意に扱って取り落とさないよう細心の注意を注ぎ、息を殺し、ピンセットをつまむ指は震え、バイスにフックを固定するだけでナニゴトかを成し遂げてしまったような大変さでありますな。
不慣れな扱いで既におかしな溝が出来てしまっておるバイスのジョー(先端の部品ね)に挟んだ極小のフックに視点を無理やり合わせてなんとか「スペント」を巻いてみました。
(スペント=羽虫の成虫を模している。羽根を広げた状態で水面を流下する虫のイミテーション全般を指している←合ってますかな・・)
凝った造作は技術的に無理ですが何とか魚が口にしてくれそうな状態までは巻けました・・・ということにしておいて。
問題はここからですな
「フックアイが見えない!!」んですよ・・・
見えないアイにどうやってティペット(ハリス)を通すのですか;;;
しかもこいつを結ぶ時期は早春。。。寒さにかじかむ手、指先でこんな極小のハリ、極細のラインを扱えるイメージはOSSANには決して描けませんが。
スペントを巻いても、ニンフを巻いても、ラインを結べなければ使えないではありませんか・・
ここ一年程、OSSANの眼は老眼が進んでいるようですな。認めたくはないのでありますがどうもこれは目をそらすことの許されない現実的事実であるようです。それにプラス従来の近視、乱視。
0.8号、 0.6号のラインも#14、#16のサイズのフライを結ぶのに少々こころぼそい思いをしておる状態でありますのでな。
#18,#20のフライを結ぶためフックアイにラインを通すのにはラインスレッダーという器具に頼らないとならない状態でありまして。
↓コレですな
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コイツの針金部分がアイに通らなければもうお手上げということになってしまいますな。
・・・通らないんですよ・・・
コレは無理!絶対に無理!!
・・・・・
せっかく買ってきた#28フックをそっとしまい込み。
なぜかしら眼から自然とこぼれ落ちる汗をグイとばかりぬぐいつつ。
ベランダから見上げる夜空には冴え冴えとしたオリオン座であります。
気持ちだけは前向きに。
「認めなければ負けではない」と言い聞かせ。
#20ニンフをせっせと巻きためるOSSANの、春まだ浅き宵でありましたな・・・・