ものすごく気になってしまう情報がありましたな。
あの養沢毛鉤専用釣場さんにバケモノがおるという話であります。
情報は複数。
なのでツチノコとかUFOとか人面犬が出たとか、そのような類の噂ではないようなんですナ・・・
OSSANのこのよたよたブログ。
にほんブログ村というランキングサイトに参加しておりますな。(いつも応援クリックしてくださってる方々、本当に有難うございます。どれほど励みになることか!)
そして、そこへ掲載されているフライフィッシングに関連する他の皆様のブログもOSSANは楽しみにしております。
その中のいくつかにですな、「あそこはヤバイ、出るぞ」「アレを見てしまったら呪われる!」「オー、ワタシ自分の眼がシンジラレマセ〜ン!」(←だいぶ脚色しております)という、俄には信じられないような情報を見つけてしまいましたな。
そう、今年の春先に初めてお世話になった養沢毛バリ専用釣場さんに、とんでもないバケモノがおるということなんであります。
そいつは70㌢はあろうかというブラウン・トラウトであるということなのでありますよ。
なんですとっ・・・・・!?
ななじゅっせんちですと!?
あ、いま行きます、すぐ行きます。
どんな釣りをされる皆様も多かれ少なかれそうでございましょうが、OSSANはデカイ魚に目がありませんな。(あと、おおきなOPPa・・いぇ、なんでもありません)
しかもそれがあの素晴らしく気分の良い管理釣り場、養沢さんであれば行かない理由は何処にもないわけであります。
しかも結構本気でそのモンスターとやらを仕留めに行くつもりになっております。
まあ、初めて行く養沢さんで標識山女魚ちゃんが簡単に釣れると思っておった幸せものですからね。勝手に期待し、盛り上がり、手も足も出ずショゲて帰ってくるまでがOSSANのデフォルトでありますからな。
連休のキャンプ釣行の夢が打ち砕かれたOSSANはこれ以上ないくらいの鬱々としたエネルギーを貯めこみ、勤務表とにらめっこを続け、5.18(水)に二回目の養沢さんへの突撃を決意したのであります。
ここからのハナシはご多分に漏れずOSSANのよたよた突撃記なだけであり、感動的なラストは待っておりませんので、そこら辺、悪しからずご承知おき下さいな^^;
やらないで後悔するよりもやってしまってヨタヨタになる方ががいいですな。
最近はTVCMで永ちゃんもOSSANを応援してくれておるのですからな。
「やっちゃえ、OSSAN!」
相手がですね、ブラウントラウトですよ。シューベルトにインスピレーションを与えた「ます」のモデルでもあるということでありますな。(あれ?ブルックでしたっけ?)
しかしそんな牧歌的、軽快なイメージと裏腹に魚食性が強く、大きく育ち国際ゲームフィッシュ協会公認記録として18Kg以上の大きさのものが確認されておるとのことであります。
国内でブラウンの大物といえば芦ノ湖や本栖湖などが有名ドコロでありましょうかな?しかし今回は里川の典型のような、水深も比較的浅く、穏やかな印象の養沢にそやつがおるというのであります。
なんというイメージのギャップであろうと思いましたな。
「なるほど。養沢の釣場は全長4㌔。前回OSSANがヨタヨタした場所、ポイントはごく一部で、中にはそんな大物を育む場所も有るのかも知れないなあ・・・」
もうね、この噂を聞いただけでOSSANはちょっと感動してしまいましたな。なぜかはわかりませんが、さすがだなあと思ってしまいました。
その昔、養沢にはブラウンも放流しておったそうであります。あまりに他の魚を食いまくるためか、生態系への配慮からか現在はしていないとのこと。
何しろ舌にまで歯が生えている(どっかで読んだんですが・・・忘れましたw)と言われる魚です。
幼魚の頃から生存競争として共食いをし、弱肉強食を地で行くボーン・トゥ・ビー・ワイルドな奴なんでありますな。
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しかしその猛烈さが各地で問題となり、日本の侵略的外来種ワースト100にランクインしているなど、最近は肩身の狭い思いもしておるようであります。
そんなブラウンが現在の養沢で細々と健気に生き残り、しかも巨大化している・・・!
そうか、
そうであったのか。
ああ、
釣り上げて彼の(彼女の)これまでの孤独で、荒くれな人生における艱難辛苦、現在の悩みや過去の身の上話の一つも聞いてやり、不便な生活であろうと欲しいものの一つくらいは取り寄せてやり、とっておきのブッカーズの一杯でもストレートで注いでやり、OSSANのそのあまりの優しさと包容力と飲みなれないバーボンの酔いについホロリと来てしまい、先程までのお互いの死闘はこの融和のためであったかと思いたくなるほどの友情をそこで一気に育んでいってしまう・・・
くっ・・・!!
これはもう狙うしか無いではないですか!(鼻息)
と、言うわけで作戦を立てましたな。
- 場所が養沢で相手はブラウン・トラウトである
- ホントのところどのくらいかわからないが、巨大である
- ポイントの情報から、多少の水深はありそう
これらからOSSANが導いた作戦はですな・・・
魚食性が強いと言うブラウントラウト。ミノー等のルアーが使えれば良いのですがね、養沢さんは「毛ばり専用」でありますな。
ミノー(小魚)に見えそうなフライを巻けばよいのですな。しかしOSSANのレパートリーと手持ちのアテリアルで巻けそうなフライは無いですな。
マテリアルを新たに買いに行く時間も無いですな;;
今回の平日休みを逃すと勝負はずっと後のことになってしまいそうだったのであります。
季節とともに気温もドンドン上がり、OSSANの活性はドンドン下がっていく予定でもあります。
仕方ないですな。以前これでブラウンが釣れたと言う実績から、大きめのウーリーバガーとリーチをこさえていくことといたしました。これを引き倒せば、小魚に見えないことも無い・・・かな?(いい加減パターン増やせよって感じですが・・)
もしヒットさせることができたらどうなるかわからないのでもありますがね、OSSANの持ってるフライロッドは#5 SAGE RESPONSE 9フィートが最強。これか#3ロッドしか持っておりませんので選択の余地はなし。
何かしらのストラクチャーに付いていることが多い印象(?)のブラウン。流れの有る水底べったりにいることも想定し、REDワイヤーをガッツリグルグル巻き、ビーズヘッドもかましたものをいくつか用意。
と、これだけでありましたな。
続きます。
ふう。
ここまでで2500文字ほど。
例によって長くなりそうであります。多分三回物になりそうな感じであります。文字を書くのはそれほど時間もかからないんでありますが、イメージに合う写真を探しに行ったりするとなかなか帰ってこれなくなったりしております^^;
お急ぎの向きでないかたはどうぞお付き合いくださいな。本日は眠くて限界でありますな。これにて・・・