季節はずれではありますが。ハックル・ケープの防虫対策をしておきますな。

昨年、フライ・タイイングをスタートさせてからというもの、恐ろしいペースで増殖を続ける愛すべきハックル・ケープたち・・・・

そろそろ用意したケースに収まらなくなってきそうなのであります。

実はまだ手に入れたいなあ~と考えているカラーもあり、少々悩んでもおります。

そしてどのような方法が保管法としてベターであるのかをサーチしているうちに、到底見過ごすことのできない大問題があることに気が付いてしまいましたな。

なんと、わが愛するハックル・ケープたちをそのままにしておくといつの日にか、

ムシが湧いてしまう

という衝撃的事実であります!!

 

UPされておる被害画像を拝見いたしますと、おそらく羽根の使用に支障はないのではないかとも思えるのでありますが、トリさんのスキン部分が穴ポコだらけにされており何とも痛ましい様子でありますな・・・

これにやられてしまうと、ケープたちをシャンプー・リンスで洗って、ここ数年は手にしたこともないヘア・ドライヤー等というもので乾燥させていかねばならないようであります。

我が家にして考えてみますと、細君不在時、娘にも発見されないようにコソコソとやらねばなりませんな・・・

いずれにしても面倒くさいこととなってしまいそうであります。

この虫が一体どこから湧くのであるか、なんという虫なのであるか?

これを書いている今現在、不明であります。

デカい外国産のダニのようなものであったとか、小さな虱的なものであったとか・・・?

OSSAN同様にジッパー付きビニール袋に密閉保管されておられる方々でもこれらの被害に遭われておるようでありますな。

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A4クリアーケースはすでに満員御礼。台紙を折りたたまないといけないのもイマイチ気に入りません・・・もう少し大きめのプラケースを探しておりますな。

元々ハックル・ケープに付着していた虫の卵が気温、湿度等の条件が整って孵化してしまい悪さを働くということなのでありましょうか?

・・・ゆるさん・・・!

ジェネティック・ハックルを得るための養鶏技術は目を瞠るほどの進歩を遂げ、近年手に入るケープたちはその昔と比べ相当標準化されてきておるということであります。

しかしそれでも元々生き物であったからには全く同じものは世界に二つと無いはずなのでありますな。

貴重品なのでありますよ。

ショップでロウガン(何故か漢字で書きたくない)にかすむ己の眼を無理やり見開き、わかりもしないのにアレコレ比較し長い時間悩み、月末までのお小遣いの残額に不安や恐怖をいだきつつ嫌な油汗にまみれながらもやっとの思いで選別し連れ帰ってきた愛憎渦巻く我がハックル・ケープたちなのであります。

それらが「ちょっと放置気味だったけど今日は気合入れてフライ巻いちゃうもんね~」と久しぶりに開封してみると得体のしれない虫たちに食い破られ穴ポコだらけになって、見るも無残な姿となってしまっていることを発見してしまい呆然と立ち尽くす休日の16時・・・

そのような状況は決して許されないのであります!

非常に高価なマテリアルでありますのでね、「使用上問題なし!」等と言われてもその精神的ダメージは計り知れないものがあると想像いたします。

これらの事実を知ってしまったOSSANは即近所のスーパーへ走りましたな。

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100円ショップで衣服用の防虫剤を購入してまいりました。

これからの季節、気温、湿度共に下がり、しばらくは気にしすぎることはないのかも知れませんが、万一のことがあってはならないのでありますな。

成分有効期間は約6か月との事であります。来年の夏前には要交換ということでありますな。

本当はフライ・マテリアルが原因で家に得体のしれない虫なんぞ発生させたという事実が我が細君にバレでもしたら・・・・と(油汗)

つややかなハックルを撫でつつ、うっとりしながらも様々な恐怖におののいておる師走の入りであります。