で、RED-X ブラウンはどうなのよ!?

ああ、、あれほど我慢していたのに・・・・・

「あんなに沢山あっても使い切れないから」と自分に言い聞かせていたのに・・・!

ハックルケープを前にして自責の念にかられるOSSAN。

ホワイティングRED-Xケープ開封の儀!!

興味のない方々には決して受け入れられることのないであろうフライマテリアルへの偏執・・・・

「今持ってるインディアンハックルが無くなるまで我慢」とも考えておったのですよ。それだって確か2,000円以上したはずですな。

小さなケープで買ったブラウン、ブラックはまだまだ沢山残っておりますな;;

インドハックル*3

いつかどこかで「最初にインド産等を手に入れてもそれを使い切るまでに必ずジェネティックハックルを買うことになるでしょう」という文言を本だったかWEBで読んでおり、まさにその通りとなってしまいましたな。

悔しいいい~~~!!!(ヒネクレ者のOSSANとしてはこれが一番悔しいかも)

と、言うわけでニヤニヤしながら開封いたしますな。

このカラー。フライを巻くうえでなくてはならないカラーですな。

個人的愛憎渦巻く”ロイヤルコーチマン”を巻くのもこのカラーです。

実際にはコーチマンブラウンと言うカラー(もっと濃い茶色、こげ茶)もラインナップされており、そちらを使用するのがベストなんでしょうが、1種類のカラーで様々なフライを(なるべく)巻いて行かねばならないOSSANの財政事情的には通常のブラウンをチョイスするのがベターですな。

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2010年から日本向けに出荷販売が始まったというこのRED-Xというグレード。

ホワイティング社最低グレードとされておりますな。ネット情報を調べてみますと歴史的にまだ販売期間が短いためか、情報が少ないようです。もしかしたら生産数もそれほど多く無いのかもしれませんな。

ちなみにこのグレード分けなんですが、比較的小さなフライ(#16以下)が巻けるファイバー(羽根一本の芯の横へ枝分かれする毛の部分)を持つストーク(芯)が密に、沢山、長〜く(一本の羽根で沢山のフライを仕上げられるように)生えそろっておるものが高級グレードとされちょるようですな。

OSSAN的にはメインの針の大きさはドライで#16〜#14。沈む系フライは#14〜#10位で今のところ推移しております(あまり小さいと見えない!)ので、それほど高級グレードである必要は無いということになりますな。ラッキー・・・

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上の方はかなり濃いブラウンですな。

でもでも良〜っく凝視致しますと、今回手に入れたケープにもものすごく小さなミッジを巻けそうな羽根も数本生えておることがわかりました。

何しろ初めての購入ですからな、そういった部分はチェック項目に入っていなかったという・・・(じゃ、何見てたんだ!)

まあ、ミッジは今のところあまり巻くつもりが無い(巻けない)のでこれはコレで結果オーライということで。

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チョイと失礼、、裏側は完全にライトブラウンですな。 ファーネス的芯はブラックになってます。

さて、巻きますよ。

メジャーカンパニー製で初めて購入したブラウンハックル。記念すべき第一号は当然・・・

ロイヤルコーチマンです!

またですか・・・・本当は最近のお気に入りでよく巻くフライは”ライトケイヒル”なんで最近はずっと巻いてないんですがね(手間が掛かるし上手く巻けないし失敗気味ストック沢山あるし正直めんどくさい・・・)

しかし!このハックルケープを手に入れた現在、ここは男らしくきっちりと勝負しておかねばならないでしょう。

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気合の割には余り物ダッククイルがいい仕事をしてくれない。の図

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ファイバーの具合。 巻くとライトブラウンに感じますな。

やはりインディアンコックと比較するとファイバーの密度が圧倒的に違いますな。

分厚いハックリング、スタンダードパターンが大好きなOSSAN的には嬉しい限りです。

しかしホワイトのダッククイルが底をついたらしばらくRコーチマン巻くのやめよう^ー^;

釣れるとは言え、未だにがっかりする出来栄えのものしか巻くことができない。。精神衛生上とてもよろしくないですな・・・

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手前2つがインディアンコック製、奥2つがRED-X製。 密度がまるで違いますな。 浮力に直接影響をあたえるでしょうな。

不必要に気合をみなぎらせて巻いた毛鉤には気魄がこもり、お魚さんたちを追い散らすとも言いますな・・・