フライ用TMCフックとマルトフックを机上で比較して見ること

OSSANは現在、フライを制作するのに主にTMC(ティムコ)とVARIVAS・ブランドのフックを使っておりますな。

色々なフライを巻いてみたくて、パターンブックに指定されているフックの型番をメモし、ショップへ足繁く通ってまいりましたな。

そして様々な苦悩を吸い込んだフライたちを、とっかえひっかえ送り出してまいりましたな。

タイイングのしやすさや実釣での使い勝手、扱いの容易さなどを考えながら、使用するフックをシンプルに整理しようと前々から考えておったのであります。

フックひとつとっても、巻こうと思うフライパターンに合わせて種類が多すぎ、整理しきれない、覚えきれないなぁと感じたのであります。

フライ・パターンに関してもそうなんですが、なるべくシンプルに、自分にとってのフライフィッシングののようなものを、なるべく早く持ちたいと考えておりますな。

実釣最中に細いワイヤーのバリバスが数本折れるという経験をしてから、あまり細くないTMCのフックを好むようになりましたな。(バリバスが弱いということではないですな。実際に魚がかかって折れたことはないですし。あくまでOSSANの扱いが雑なんです。ここでは書きませんがね^^;)

今現在OSSANの使用フックは

ドライ用 TMC100 

ティムコ(TIEMCO) SMALL PACK TMC100 #14

ウェット、ニンフ用

TMC3761

ティムコ(TIEMCO) Q100 TMC3761SP-BL #12

ピューパ等フックにカーブが欲しいとき用

TMC206

バリバス 2210と2300

という感じで落ち着いて来ましたな。

とは言っても、まだまだ試しに巻いてみたいフライも沢山あります。

ミッジ用、カーブフックに関してはかなり流動的、今後入れ替わる可能性は大であります。

これらフックのお値段はOSSANが良く買い物をする店舗では一本当たり¥23~¥27ほどの計算となっておりますな・・・

そんでもってこのフライフック。

20本入りで、何故かしっかりしたプラスチックケースに収まっております。

100本なら紙箱入りもあるのですが、お値段がそう安くなるわけでもないのですな・・・

どうするの、これ?

貧乏性なOSSANはこれが捨てられません

袋で買ったビーズヘッドや、使い残しのハックルティップなどをこれに入れたり、釣行時のガン玉入れ等として再利用しておるのですが、これからも此奴が増え続けていくのかと思うとそら恐ろしい気持ちになってまいりましたな。

ですので釣行費用を捻出するためにもコストカットが急務と言えるOSSANは通販でマルト(土肥富製)フックを導入することにいたしましたな。

袋入り、100本売りで¥620~¥730。

1本当たり¥6.2~¥7.3までコストカットでき、その差¥16.8~¥19.7

練習のためにもフライを数多く巻き、ストックも巻いておく必要もあります。

釣行ごとにフライをロスト&破損することも考えると、決して小さな金額ではないですな。

そうか・・・今まで20~30円プラスマテリアル代を、振り回してはロストしまくっておったのですな;;

フック比較-4

こんな袋で十分ですな。

今回購入してみたのはドライ用に☟こいつの#14

ウェット、ニンフ用に☟こいつの#12

の三種類ですな。(なぜか番手毎のリンクが上手く作れません;ー;)

左列上からTMC100の#14、#16、#18。TMC3761の#12。 右列マルトd31#14,d04#16、w57#12。

左列上からTMC100の#14、#16、#18。TMC3761の#12。
右列マルトd31#14,d04#16、w57#12。

比較画像ですな。

こうしてみると、一番使うであろうTMC100とマルトd31の形状がほぼ同じなのはうれしいですな。

もうこの形でタイイングに慣れてきたところでもありますのでね。

バーブレスショートシャンクもいい感じ。フックポイントの鋭さも、どのモデルも問題ないと感じておりますな。

ウェット、ニンフ用フックは厳密に見ていくとドライ#14同様、ベンドカーブ(フトコロの深さ)の様子が異なることが見て取れますが、OSSANがその差を感じ取ることができるとは思えません。

それ以前にマルトはマルト。TMCはTMCな訳でもありますしね。

ま〜ったく問題なし。気に入りましたな。

実際のフッキング具合や強度などの感想はまたの機会に書いてみようと思っております。

取りあえずはコストカット成功と言うことですな^^b

さあ、巻くぞ〜〜

その後数種類のMARUTOフックを追加しましたな。その形状はこちらのエントリーで。