給料日前。
絶好調な秋雨前線に降り込められて、無理に外出してもいらんものに散財するのが目に見えているようなそんな日は。
久しぶりにフライ・タイイングに取り組むことといたしましたな。
いえ、実は少し前になるのですがね。
Coq De Leon (コック・デ・レオン) 買っちゃってましたな・・・;;(散財してるんじゃないか!)
ソロキャンプの日、あまりにムシムシと不快指数MAXな気温と湿度により魚の顔を拝むこともなく正味2時間ほどで切り上げた釣行でありましたが、
「あれ?なんかフライが少ないなあ・・・」
ブラック・ハックル入手以来、フライを巻き足していないことにハタと気づいてしまいましたな。
そして購入したままになっておるこのマテリアルもいい加減日の目を見せてやらなければと言う気持ちとなってまいりました。
釣りに対するモチベーションが完全に気温に支配されているOSSANであります。
うむ・・・我ながらわかりやすい。
近年、生まれ故郷のスペインのレオン地方で細々養鶏されていた品種の親鳥をホワイティング社が輸入し、これまでの養鶏技術をもってして生産が安定してきたマテリアルとの事ですな。
独特のキラキラとした透明感のあるファイバーは、素敵なまだら模様で全体が覆われております。
いかにも虫っぽくて釣れそうなのでありますが実はOSSAN、このマテリアルを使ってどんなフライを巻こうと考えて購入したわけではないのでありますな。
店頭で見てその美しい艶とまだら模様の出方に”一目ぼれ”してしまっただけなのであります。
後先考えない高価なマテリアル購入は身を滅ぼしますぞ・・・・;;
しかし購入したからにはいつまでも眺め、なでくりまわしてウットリしておるだけと言うわけにもいかず、惜しみ惜しみタイイングすることといたしますな。
さ~て何を巻こうかな~・・・
ショップ系HPを飛び回って商品説明を読んだり、この道のベテランの方々のページを拝見させていただきますと、ソフトハックル・ウェットに使う、もしくはウェットフライのスロートに使用するのが本道らしいということがわかってきましたな。
しかし一般的なコックネックハックルに比較しバカ長いと感じるこのファイバーをそのまま数回転パラシュートスタイルにハックリングし、足の長いクモ類などをイメージするフライに仕立てておられる方もいらっしゃるようでありますな。
そうですか・・・・
両方巻いてみますなw
まずは無難で大好きなソフトハックル・ウェットフライとして、レオン&オレンジ・・・・
これはテンカラ・タックルで使うのに良さそうでありますな。
久しぶりに巻くクイルウィング・ウェットは無難なシルバーマーチブラウンのスロートとテールをレオンで製作。
パラシュートスタイルで製作。(思いついた。今度ザトウムシバージョン巻いてみますな!)
うう~む・・・
フライの出来栄えは考えないことといたしましても・・・
このまだら模様は釣れる!(ような気がする)
しかし。
フライボックスを一つに絞り込んで釣行に行けるような域に達するのは、ず~っと先の話なんでありますなぁ。
それにしても、釣りに行きたいですなぁ・・・・