フライを巻くのに、様々な道具や材料が必要でありますな。
とは言っても、
- フック及びそれを固定する物
- 鳥獣の毛や羽
- スレッド(糸)
- ウェイト等の+アルファ
等があれば、とりあえず魚を釣る事のできる毛鉤を作成することは可能なのだと思っております。
それらを全くのゼロから揃えていくのに、ある程度の初期投資を覚悟しなければなりません。
しかし一個で千数百円もするルアーのロスト等を考えた時、もしかするとフライフィッシングにおけるベイト(餌)のランニングコストはそれほど高くないのかも知れません。
ここらへんは面白そうなので、またの機会に検証してみたいですな。
ハナシ戻って・・・。
これらのタイイングツールやマテリアルって、皆さんどのように保管、運用してるんでしょう?
スレッド(糸)やビーズ等のコロコロと転がっていきそうな物から、小さくて紛失しようもんならエライ目に遭う(辺り一帯の大掃除を命じられたり、晩酌抜きとか;ー;)フック。
多種多様の羽毛や獣毛。さらに特殊なツール類・・・。
フライ・タイイングをするようになると、あっという間にそれらが増殖してしまうのでありますな。
いつの間にか、リビングのPCデスクがタイイング専用スペースとなってしまっておりました。
近頃は自分なりに抑制を心掛けておりますが、本当はもっと色々手に入れたい物もあるのであります。
慎ましい生活の中にあって想定使用頻度や量、そのコストパフォーマンスを計算しつつ、我慢ガマン・・・なのでありますな。
で。
これらをどのように保管、運用するのが良いか・・・当初は随分と悩まされたのであります(それも楽しいんですけどネ)。
フライ・キャスティングは友人から手ほどきを受けましたが、タイイングに関しては基本的に独学で歩を進めてまいりました。
現在も書籍等から知識を吸収中ですが、未だに分からないことだらけで試行錯誤中でありますな。
タイイング・シーズン(?)に突入したこともあり、一息ついてこれらのマテリアルをどのように保管・運用しておるのか・・・ということを記録しておこうと思ったのであります。
今年の初め、フライタイイング・ツールを収納したことは書きました。
このボックスへ収納されているものは
- ツール類一式
- フック・ビーズ
- ケースに移したダビング材
- スレッド、フロスなどボビン形状の物
- パラポスト、エアロドライウィング等
- 「いつか使う」と取ってあるハックル・ティップ達
- シニアグラス、ダストバッグ代わりのタッパー等
であります。
デスクに出しっぱなしにしていた細々したものが、あまりにうまく収まったので我ながら驚いておりますな。
しかし、やっぱりチョット寂しい気もしています。そして一度仕舞ってしまうと、展開するのが面倒になります。
巻こうと思っていたパターンを思い出したり、何かが閃いたときにすぐにバイスヘ向かうことができなくなりますな。
そして、
- オーストリッチ・ハールや各色マラブー
- フェザントテイル・ティペットやCDC等の小袋
- ティンセル類
- クイル、ウィング類
等を整理・収納しているのは、100円ショップで買ってきた薄手のハードタイプ・A4書類ケースであります。
コレらに関しては現状満足しておらず、何らかのヒラメキを待っていたりします。
その中でも、
- フェザント・テイル
- ピーコックアイ
等の長物って、どう保管して良いか悩みませんか?
1/3くらいに切ってしまえば良いのでしょうが、OSSANはどうも心理的にできないんですよ・・・。
これまでは保育園での工作時間に、ラップの芯を用いて娘が作ってくれた”綿アメ屋さん”に入れられておりましたな。
その後バージョンUPして、小学校の工作で作った”思い切ったデザインの木製ペン立て”が後任を務めております。
どうも理想には程遠い気もしますが、最近はだんだん見慣れてきて「もうずっとコレでも良いかな・・・」と考え始めております。
以上の収納状況及び場所から、その時にタイイングするフライに必要な分だけのマテリアルを引っ張り出し、一気に予定本数を巻き上げる・・・!
ということになっておりますな。
「だから何?」
ってハナシでありますが、新兵器をセットする前の
「こんな感じ・・・」
という記録なのであります。