今季、自然渓流で大物を釣りたいという願望があったのでありますな。
そのために鬼怒川本流へも行ったのであります。ご存じのように惨敗でありましたが・・・。
年初から異例ずくめのこの夏も、世間はお盆期間へ突入したようであります。
これまで我慢していたが、この期にフィールドへ向かうという方々も多いものと愚察します。
ですのでフィールドが混雑する前にもう一か所、出かけておくことといたしました。
二度の会津釣行で、車窓から眺める景色に心奪われておりましたな。
山々の深く濃い森の様子。その形状が雪深さを物語る、えんじ色の屋根の連なり。そして魅力的な数々の溪の水色。
そうして走り回るうち、当初の計画には無かった川が気になったので出かけてみることにしたのです。
日本最大級と言われるダムで育った大物が遡ってくるであろう、阿賀野川水系・只見川であります。(細かいポイント等は別として、本流系の大場所については河川名を記します)
道中1500m級の峠道を越え、人跡疎となった「なんでこの場所に?」と思えるカフェにて2日分の遊漁券を購入。
更に走って目星を付けていた入渓地点へは、相当に飛ばしても4時間余りの長い道のりでありましたな。
身支度を整えヒヤヒヤしながら斜面を下って川へ降り立つと
「あー、やっちまったかな・・・;;」
という気持ちが沸き上がってまいりました。
事前に調べていた情報から、水深があり水流も強く渡渉困難な川であるという事は分かっておりました。
しかし全く渡れない事も無いだろうと、タカをくくっていたのですな。
ところがここ最近の梅雨空の影響もあるのでしょう、対岸へ渡れそうな雰囲気がコレっぽっちもなさそうなのであります。
これではポイントが半分に制約されてしまった事と同義だと感じましたな。
白泡逆巻くヘビー級の流れに膝まで踏み入ると、あっという間に足を掬われそうな強烈な水圧です。
川に不用意に立ちこまず、降り立った左岸に何とかへばり付きつつ遡るしかありません。
OSSANは右利きですので、その辺もちょっと辛いトコロなのでありました。
狙う大物に備えタックルは#4。鼻息も荒くティペットは5Xでスタートです。
おかしなところへ潜り込まれない限り、尺以上の魚がかかっても相当な余裕のある組み合わせと思っていますな。
すぐに反応がありました。
白泡を巻き込む主流から、岸へ向かって離脱する穏やかな水面を選んで#14パラシュートをトレースしていると、静かに吸い込むような出方をしましたな。
「よっしゃ、今日はもらった!」
勇んで合わせるとかわいそうに、手のひらサイズの可愛いヤマメが飛んできましたな・・・
標高からして岩魚の溪だと(勝手に)思っていたので意外でしたが、まぁ小さくとも一尾は一尾であります。
坊主を逃れられた瞬間に、ホッとしたのでありました。
最初の一尾を手にすると必ず襲われる指先の震えを治めるために一服付けます。
考えてみればまだ暗いうちに家を這い出した後、ノンストップでここまで走ってきたのでした。
身体の奥深くには、ほんの少し夜勤の疲労も残っておるようです。
辺りの森の気配を窺ったり、水面に生命感を探していると気温も上がり始めました。
するとメジロというやつでありましょうか、1㌢ほどのアブに集られ始めましたな。
手で払ってもしつこく周りをブンブン飛び回るので、うっとおしい事この上ないのであります。
金峰山川でもアブに纏わり付かれたことを思い出します。
でも、あちらに居たのは一回り大きな種類であったと思いますし、これほどの数も居なかったですな。
虫よけ効果を謳うスコーロンという生地の長袖を着用+肌の露出部には虫避けスプレーを塗り込んできましたので、うっとおしい事をガマンすれば釣りに支障はなさそうでありました。
しかし水で虫除けが流れていたことに気づかず、釣りに集中している瞬間に手の甲を齧られてしまいましたな。
いやコレがもう、カユいのなんのって・・・!
こんな時に限って虫刺されの薬も入ったエイドキットを家に忘れてくるあたりがOSSANなのでありました。
ゾクゾクするような高巻きを幾度もこなし、河原の大岩もヨタヨタと乗り越え続けますが、どうにも反応が薄いです。
唸りを上げつつ疾走する流心を避け、ドライフライを浮かべられそうな岸際や石裏のポケットを丁寧に狙っていきます。
しかし、たま〜にフライを咥えるのは皆ミニサイズの山女魚ばかりなのでありますな。
堪らずフライのサイズを#12(これ以上大きなフライは持っておりませんでした。)へ上げました。
ですが釣れども釣れども・・・
ダイナミックな渓相に似合わない、なんとも身もだえるような展開なのであります。
水流の緩やかな深みへ、ニンフ等を沈めてジックリ釣れば違った展開を引き出せるかも・・・頭ではわかっているのです。
日射や時間帯を考慮すればそうするべきだったと、今では思います。
ちょいと以前であれば、この川の様子を見たら即ウェットやニンフでの釣りを組み立てていたはずですな。
でもこの日はドライフライで(大物を)釣りたかったのであります。
そのような我儘に、都合よくフィールドが合わせてくれるはずもなく。
おチビさんたちをいじめ続けて、バチが当たったのでしょうな。いつの間にかペットボトルのお茶を紛失してしまっておりました。
すでに喉がカラカラでしたので、下手をすると熱中症になってしまいます;
仕方なく15時頃、初日の釣りを切り上げることといたしました。
今回は清四郎小屋という山小屋に併設された、「鷹の巣高原キャンプ場」へお世話になりましたな。
避難所兼用の炊事場とトイレ(水洗)が設置され、サイトに山砂が敷かれただけの簡素で小ぢんまりしたものです。
その割には料金諸々¥2.2Kと、ちと高かったですな。
今回も車中泊+カーサイド・タープでのキャンプです。(基本的にサイトへの車両乗り入れは禁止とのこと。当日は利用客が少ないとのことで許可を得ました。)
現在の車を乗り換えない限り、今後一泊釣行はこのスタイルで行くことに決めました。
フルフラットにならないのは残念ですが、まあなんとか眠れるシートアレンジは出来ます。
諸事情あって、車の買い替えは当分先の予定なのでありますな。
車へタープの一辺を固定するために強力な吸盤を使い始めたのでありますが、今回はその吸着力がうまく発揮されず、何度もセッティングをやり直すハメになりました。
ポールを立ててテンションがかかるとパコン・・・・
吸着面の砂を洗い流してロープの自在を絞ればもう一方がポコン・・・
イライラして先にビールを飲んでしまうところでありましたョ。
危なかったですな。
せっかくこの時間まで我慢して、喉もカラカラになっているのです。
男子たるもの、「後はもうひたすら飲み続けるのみ!」という環境を整えてからそうするべきであります。
大汗をかき続けヨタヨタになるまで酷使した身体に、完璧に冷えたビールを流し込むこの瞬間・・・!
「・・・クぁあぁ〜〜・・・!」
どうしても声に出して唸ってしまうのでありますな。
全身を駆け巡る悦びに唸り続けていると、骨太マッチョのソロ男性がやってきました。
今日のキャンプ場利用者は我々のみであります。
聞けば百名山の一つで、池塘群の美しい「平ヶ岳」登頂のための前乗りとのこと。
往復で12~14時間は見なくてはならない長丁場だそうです。
大昔はワタクシもそのような事を行っていたはずですが、「イヤハヤ・・・」今や溜息しか出ません・・・
懲りもせず飛来するアブたちをスズメバチ撃退スプレーで撃墜して遊んでいるうちにすっかり日が暮れ、雨が降りはじめました。
コットン素材のタープに当たる雨の音は抑制が効いて低く弾け、車の天井やナイロンテントに当たるそれより心地よいですな。
弱く強く。止んだと思ったらまた降り出して。
暑くも寒くもなく、明日の釣果に思いを馳せこうしてゆっくりした時間を見送るのは、まったく良いもんであります。
前もってスマホへDLしていた曲を低く流します。ここはDOCOMOの電波は一切入らないのですな。
このようなヒマに任せて、Twitterでバカなことを呟けないのも寂しいと感じるようになりました。
が、考えてみるとソレが出来ないと代替不能切迫緊急決定的に困ってしまう・・・と言うこともないようでありましたな。
誘蛾灯として100円ショップで買ったランプを点けておきますが、雨のせいでありましょう、珍しい蛾の類や甲虫類も飛んできてくれません。
焚火のないキャンプの夜には、よほどそちらの方が寂しいと感じた事も発見であります。
欲張った惣菜の量に後悔しつつ、本格的に酔っぱらっていきました。
シャッフル再生で平井堅、ジョージマイケル、RADWINPS、ベン・E・キング、FALCO、米津玄師、カーペンターズ、ホルスト、レディGAGA、perfume、BLACK、小田和正、ベルリオーズ、ピーター・ガブリエル、オフィシャル髭男ディズム・・・
もうメチャクチャですなw
ゆっくりと過ぎる夏休みにこそ、その頃の全てがあったのだという事を山下達郎が思い出させてくれたあたりで記憶がなくなったのでありました。
未明には雨も上がっており、久しぶりに二日目の釣りができそうで安堵しました。
安いだけでちっとも好みでなかったチリ産ワインも半分ほどを残してしまったので、二日酔いもなく完璧でありますな。
ゆっくりと朝食を済ませ、前日に酔っぱらいつつ確認しておいた踏み跡から入渓します。
魚たちの小ささと、「せっかくここまで来てるのだから」という気持ちもあって、#3グラスロッド+シルクラインのタックルでスタートしようとしましたら・・・
いきなり川岸の砂州に熊の足跡を見つけてしまいましたな;;
それほど大きなものでも新しくもなさそうですが、キャンプ場とそれほど離れていない場所ですのでいい気持ちはしません。
慌てて辺りを見回し、ザックにぶら下げたクマよけベルをけたたましく振り回したのでありました。
川から人工物が見えないのは良いのですが、森が至近まで迫っていることもあってどうも気が気でありません。
車へ熊撃退スプレーを取りに戻るか・・・
迷いながらもカディスを投じていると、程なく本日のファーストフィッシュ。
なんか更に小さくなったしwww
これはイカンですな・・・
莫大な時間とコストと労力をかけ、ここまで大物を求めてやってきているのであります。どうにかこの流れを断ち切る必要があります。
昨日と同じような事をしていると、同じような結果しか得られそうにない気がします。
小さいとはいえ魚を手にしておいて、これほどに落胆した経験は嘗てありませんでしたな。
小さくも美しい山女魚をリリースし、しばし川岸でボーゼンとします。
すると、中州を挟んだ対岸には白泡のない、良さそうなチャネルが通っているのが目に入りました。
いかにも大物が潜むのに都合のいいオーバーハングがあり、深さもありそうです。
しかし、そこへフライを届かせイイ感じでドリフトさせるには、どうしても渡渉の必要があります。
目の前は激流と言って良さそうな、胸までありそうな深さの泡立つ奔流なのです。どう考えても命の危険を感じるのでありますな。
「無理はしない。無理はしない・・・」
ブツブツと独り言をつぶやきつつ上流に目をやると、広く波立つ早瀬が見えました。
おそらく膝ほどの深さでしょう。
「・・よし、あれだ!」
100メートルほど上流の、その瀬を渡ることにしたのであります。
これまでに、対岸側を攻めることが出来そうなのはこの場所だけでありました。どうしてもそのチャネルにドライフライを通したくなってしまったのですな。
イザ瀬を横切り始めると、思った通り深さは膝上くらい。しかし流れは強烈で底石が大き目なこともあり、足元が安定しません。
幾度かバランスを崩し、川底に手をついて上半身もビショビショになってしまいました。
ウンウン唸りつつ踏ん張りながら、ようやくのことで中州の先端へとりつく事が出来ましたな。
狙いの流れをできるだけ遠巻きにしながら下流側へ廻り、手持ちのドライフライで一番シルエットの大きなマシュマロ・スパイダーを結びます。
#12フックにクリーのオーバーサイズ・ハックリングを施した、#3タックルで多少の飛距離を稼げるギリギリのサイズのフライです。
一撃必殺。
魚からクモに見えるか、クモが食いたいかは別として、食い気のある魚ならば見逃すはずのない存在感を放つフライであると考えているのですな。
だから一か所のポイントで、何度もの打ち直しは出来ないと思っています。疑われてしまう気がするのです。
多くても4~5投したらフライを変えなければならないと、勝手なルールを設けているフライなのですな。
もしかしたら、どんどん異なるポイントを打っていく釣り上がりの方が向いているフライかも知れません。
そのマシュマロ・スパイダーに「これでもか」と丁寧にドレッシングを施します。
ハックルの一本一本、ポストとボディの繊維。ついでにティペット部にグリスを擦り、さらにパウダーを塗し揉みこみました。
久しぶりの出番を迎えたグラスロッドとシルクラインは、「あれ?こんなに飛距離が出たっけ?」と思うほどに調子が良いです。
岩を転がして音を出さないよう気をつけつつ、姿勢を低くしてにじり寄ります。
筋肉痛がツライです。
間近に迫ったその流れは何やら凄みのある水色を湛え、想像より強い流れでありました。
心配したオーバーハングは却って疎らで、水面まで届くようなものでもありませんでした。
ようやく感覚に馴染みつつあるラインを引き出し、そのリールの逆転音にキャストの正確さを決意します。
ロッド全体が滑らかに力を伝え、自分でも惚れ惚れするようなラインの軌跡を見ましたな。
失速したフライは柔らかに水面に乗り、狙いのラインを秒速50センチ弱で疾走します。
幾度かラインを上流へ打ち返したその時。
フライの流れた直後をその真下から、でっかい魚がボワーっと浮上してきましたな!
「ぅううっ・・・!?」
・・・なんだ!?
何だ! 今のサカナ!!
尺なんてもんじゃねえ 絶対40センチはある・・・!!
手繰り寄せたフライを手の中に包んでしゃがみ込み、大物が浮上した水面を凝視します。
スパイダーのドリフトにタイミングが合わなかったのか、その魚は浮上してきたのと同様の速度で沈んでいきました。
魚体の模様までは判別できませんでしたが、尖った頭部に白く開きかけた巨大な口元の様子が見えました。
「いた! やっぱりあんなヤツが・・・いたんだ!!」
とうとう見つけました。
あの魚こそ、OSSANが今年のテーマとして追い求めてきた「渓流の大物」に間違いないのであります!
そのままの姿勢でずいぶんと長いこと考え、迷いましたな。
このままスパイダーを投げていいのか、キャストまでどのくらい時間を置いたほうが良いのか、ポジション取りに問題はないのか、逃げ込まれそうな障害物はありそうか・・・
慎重に数メートルだけ上流側へ。川から離れるようにポジショニングしなおし、ほんの少しだけフライを流すレーンを手前に修正することにしました。
浮上してきた時の動作からして、「何がどうあっても食ってやる」という意思を感じなかったのですな。
「様子を見て食えそうだったら食おう・・・」という、消極性を感じたのであります。
誤差かも知れませんが少しだけ岸に近い、ゆっくりした流れにフライを浮かべ、食う決意をする時間を与えてみることにしたのであります。
ですが、ゆっくり過ぎてフライをジックリ観察されるようでもいけません。
首尾よく食わせることが出来たら、下流の落ち込みを下られないように踏ん張ってうまく誘導するつもりでありました。
引き出すラインの量を慎重に計り、フッキングからファイトへ移る動作をイメージします。
心地よい擦過音を鳴らしながらシルクラインは伸び、フライは狙い通りのポイントへ落下し、狙い通りのレーンをフワフワと流れました。
先ほどと同じ位置に浮上してきた大物は、今度はしっかりフライに狙いを定められたようです。
暗く透明な水の中で、恐ろしげなその目がハッキリと見えましたな。
グワリと右へ身体をくねらせた瞬後、大口を開けひったくるように大きなスパイダーを丸のみにしました!
「よし! 食ったぁッ・・!!」
昨日からこれまで、ずっと待ち望んでいた水飛沫が水面に立ち上がりました。
タルミ分のラインを手繰り、何度も味わった苦い思いを繰り返さないよう、柔らかかつ断固とした合わせを入れます。
グラスロッドはグリップからしなやかに曲がりつつも異音を発し、流心への突進を食い止めました。
もの凄い重量感です!
いま水中で魚がどんな表情を浮かべているか、どうして逃れようと画策しているか。見ているよう、手に取るようにわかります。
定位していたであろう水底へジリジリと戻った大物は動かなくなり、その場でガツンガツンと頭を振り始めました。
「岩魚だ・・・!」
見る限り逃げ込まれる障害物もなく、流れに乗って下流へ走るにも落ち込みまでは6mも距離があります。
そんなに自由にはさせません。
今夏のハイライトとして、初めてのカッコイイ大岩魚の写真がこのページを飾り、それこそ大団円を迎えるはずだったのであります。
そう。
「はず」だったのでありますな。
何度目のヘッドシェイクだったでしょう。何の前触れもなく、ふとラインがテンションを失ったのであります・・・!
「え・・ウソ!?・・・ちょっ、まって!」
「えええぇっなんでぇぇ!?」
あっけないです。
本当にあっけなさすぎて、非情とさえ思うのであります。
フィールドの推理・選定からあれほど探し求め、今ワタクシが動員できるスルドイ洞察とエネルギー、手練の限りをつくし、とうとう彼という大物と対峙することが叶ったのであります。
養沢で空振り、鬼怒川で袖にされD谷で慟哭し、湯川で切磋し会津に魅了され・・・こうしてとうとう彼との邂逅を果たせたのであります!
彼にはそんな、OSSANの鬼気迫るこの思慕が伝わらなかったと言うのでありましょうか・・!
ヘタリ込みながらティペットを見ると、それは淫猥にチリチリと縮れ、ノットがすっぽ抜けたのだと言う事実が見て取れるのであります。
ロッドは良く追従し、伸縮性に富んだリーダーも衝撃を緩和していたはずであります。
ティペットまでグリスを施し、余計な潤滑性まで与えてしまったのが原因なのですな。
全くもって、己のミスなのでありました。
諦めきれないワタクシは、その後も似たようなポイントを探して時間いっぱい、広々とした川を右往左往いたしました。
ですが渡渉できる場所はもう見つからず、2度と彼のような大物に出会うことも叶わなかったのですな。
悔しいです。情けないのです。
しかし、これにて我が夏の釣りは終了なのでありました。
きっと、これが今のワタクシの実力なのでありますな。そして8月中にはもう出かけないのであります。
暑さや人の多いことで消耗してもツマラナイですし、矢継ぎ早の未経験フィールドで消耗したエネルギーの充電も少々必要そうなのですな。
酷暑も多少は和らぐであろう9月に向け、頭と道具の整理をしておくことといたします。
禁漁まであと一月というフィールドは、秋に向かう表情というものを見せてくれるはずですな。
思えば9月という月には毎年なぜか色々あって、ほぼ釣りに出かけた覚えがありません。
根拠はありませんが、今年はきっと大丈夫でしょう。
その機会には今一度、何処の渓の大物に勝負してほしいと願いつつ・・・
都会の激しい稲妻と、夕立を眺めているところであります。
コメント
ウワー・・!
惜しいです―――。
間近でみるよな表現。ドキドキしました。
只見水系は遡上魚で2尺物の可能性がありますね。岩魚もヤマメも。
ティッペットの結び目には痛い目に遭ってますので、瞬間接着剤を毎回つけてます。
ブラッドノットは太い方は4回転、細い方は5回転させ、接着剤をつけて含侵させて完了。
過日、裏磐梯の河川に本番2度目の初心者をガイドしました。雷雨があるとビバークの準備がないと恐ろしい河川ですが、29㎝を釣ってくれました。
本番1度目には7匹も釣るし、ラッキーな人です。
SHIMAです。今回は、釣りの最中は雨はもってくれたようで、良かった。この時期、本流は難しいです。暑さの中、体力はもとより集中力の持続が難しい。ほとんど反応しない大物は、得てしてピックアップ前後にこんな時にふわっと来るんですよね。渓流「あるある」です。沢筋の魚であれば探して釣ることも可能ですが、本流域はそれができないので、難しいところですが、本流の魅力はやはりサイズが違いますからね。今回、その40級であったかもしれない魚が映像で見れないのが残念。何時か飾ってください。でも、しばらく夢に出てきそうですな。では
SHIMA様こんにちわ。
この釣行から少し時間が経ち、少しだけドライでの釣りに固執したことを後悔する気持ちが湧いてきました。
川の流量や幅、流れの強さ等を思うと、やはり水中での勝負も試すべきではなかったかと・・・
時間的余裕と自身の体力が比例していれば良かったのですが;;
もちろんドライで釣れればそれに越したことはないのですが、様々なシチュエーションへ柔軟に対応できた方が後悔しないと思いました。
ですので今後このような形態の河川に向き合った時、ライトラインを用いたウェットの釣りと、ユーロ・ニンフィングというメソッドを投入できるようにしようかなと考えています。
今シーズン終了後、その練習を始めるつもりです!
FFfreak 様こんばんわ。
通いたい気持ちにもなりますが、やはり只見は遠いですネ。
だからこそ、驚きが温存されているのかもしれません。
ノットに瞬間接着剤とは・・・これまで考えた事もありませんでした。
早速次回釣行には試してみます。ありがとうございます!
磐梯方面も(観光では)好きな地域なのです。良い渓があるのですね。
早速次の夜勤中に、自身の尺に合いそうな場所をサーチしてみようと思います。
私のビギナーズラックはもう落ちてしまったのでしょうか?
胸の透く獲物を、そろそろ手にしたいものです。
瞬間接着剤は刷毛付きの平べったいセリア製が使いやすいと思います。
ダイソーも悪いわけではありませんが、現場使用時にまん丸ボディは滑ってキャップ(刷毛部分)が取れづらいです。
手がかじかむとき、濡れてるときにイラっとします。
刷毛式がいいのは、少量つける際にヒト撫でするだけなのと、ノズルの塞がりがないことです。チューブ式は自宅で使用していてもキャップ固着、ノズル塞栓で使用止めました。
ただ開封すればキャップの密封状況次第と利用回数次第で羨ましいほど!濃厚になって、最後は固まります。
裏磐梯方面の河川で林道がない部分の釣り場は、雷雨などの増水で即帰還不能になります。また昭和62,3年に初めて行った際は岩棚でビバークを余儀なくさせられ、懲りて
30年間行かなかったくらいです。
OSSAN様
おはようございます。
相互リンク、ありがとうございますm(_ _)m
末永くお付き合いのほど宜しくお願いします^^
こちらの水系、毎年のように行ってみたいと考えているのですが、埼玉県から距離もあってなかなか実現できていません(泣)。
写真など拝見させていただきますと、「水が太い!=大物が!!!」と妄想が膨らみます^^
山女魚も色白でキレイですね!
仕事が休め、家族のお許しが出れば、温泉も楽しみつつ一週間くらい探釣してみたい水系です♪
【追伸】
CONTACTの方に、連絡を入れさせていただきますね!
しげ様、こんばんわ。
こちらこそよろしくお願いします!
私はお隣の東京ですが、どこへ行くにも便利なようでいて、どこへ行くにも遠いんですよね・・・^^;
会津方面はとても気に入りました。来年も時間を作って再訪したいと願っております。
一週間は・・・夢ですねw
決めた溪にシーズンを通して通ってみたい気持ちもあるのですが、駆け出しのワタクシは気に入る溪を探しているところなのですね。
行ってみたい溪が多すぎて、今から迷っております。
時間(と先立つものがw)が足りなさすぎます;;