キリが良いので、カンパニョーロ BORA WTO45のインプレッションを残しますな。

力尽きて転がっているのはお約束でありますw

新型コロナウィルス感染症が世界中で猛威を振るう今年。

たった一つ出場しようと思っていた、ツールド・東北までもが開催中止となってしまいました。

今年はもう少し時間的余裕をもって参加しようと考えていたのですが、こればかりは仕方のないことでありますな・・・

春先にMTBやロードフレームを断捨離したことを書きました。

その際、約一年半使用してきたFFWD・F4Rカーボンホイールも手放したのでありますな。

FFWDホイールでカーボン製(セミ)ディープリムの空力的優位性と技術の進歩に驚きましたが、各所のしっくり来ない感覚を改善するためであります。

様々に検討した末、新たに手に入れて履いているホイールは

コンチネンタルGP5Kの25cを7Bar程入れると、ほぼリム幅とツライチです。

CAMPAGNOLO  BORA  WTO 45

 

というホイールであります。

リムハイト60㍉、77㍉(後輪用のみ)が販売された後、オールラウンダー真打としてリリースされた45㍉ハイトモデルであります。

嘘か真か、時間差販売の理由が「45㍉を同時に売り出したら、他が売れなくなっちゃうじゃん?」と言うモノだったとか。

ワタクシもジリジリしながら待っていたクチであります(50㍉でも良かったけど)。

細かな仕様等は、各所で引用記事も沢山見つかると思いますので割愛しますな。

チューブレス・タイヤの運用を目論むOSSANとしては、リムテープが不要であるカンパの2-WayFitは好ましいポイントであります。

リムの内側にニップルホール(スポークとニップルを通す穴)が空いていないのであります。

使用するテープ次第でしょうが、数十グラムは軽量化につながるでありましょう(シーラントの問題も出てくるんですが・・・)。

マメな性格でもありませんので、リムテープの劣化等に気を使わず済むのがとても嬉しい部分です。

ファーウェイのスマホ最後の頃に撮った写真・・・なんかおかしい;;

前輪 658㌘。

ラチェット音が静かで逆に驚いてしまいました。

後輪 854㌘。

計 1512㌘。

カタログ公称値は1496㌘。その差16㌘なのでマァ、目くじら立てるほどの差ではなかったので良かったとしておきます。

カンパニョーロにしてはフリーのラチェット音が静か・・・と言うよりほぼ無音でした。

グリスが変わったのか、ビルドアップの際グリスをケチらない事にしたのでありましょうかw

なので今回はバラさず、そのまま組み付けてしまいましたな。

FFWDの時とは異なる、英国の通販大手から購入したのですが、気になるような振れもなくホッとしました。

カンパのG3組みスポークを弄るためには、もっと勉強しなければならないからであります。(以前所有していたユーラスは、G3組み+インナーニップル仕様で、絶望しておりましたっけ。最後まで振れが出なかったので助かった・・・)

カンパのタイヤレバーは使いやすいですな。シューの評判も良いので楽しみにしています。

付属品は

ホイールバッグ、ポーチ、説明書、ブレーキシュー、チューブレスバルブ、カンパオリジナル・タイヤレバー。満足度は高いです。

昨年のアルプス・安曇野センチュリーライドの直前から使っている、コンチネンタル・GP5Kを前後入れ替えて移植しました。

流行りのハイ・ローフランジ形状。よくよく見ると美しい造形と感じます。

鼓型の前後ハブも空力を考えられての物だそうですが、どれだけの効果があるのでしょうか?

スピードセンサーのスワリが悪くなったことの方が気になっておりますw

インストールしてから700㌔ほど使用してまいりまして、そろそろタイヤの交換を考えはじめたところであります。

タイヤを変えると印象がガラッと変わってしまう可能性が高いので、今のうちに初期インプレッションを書き残しておくことにしますな。

WTO45に履き替えて間もなくコンポーネントも変更してしまったので、その辺りが影響しそうな部分を差し引いた印象を残します。

まずはポジティブな部分から。

剛性感は高い

表現として妥当か分かりませんが、ホイール全体のカタマリ感を感じます。

漕いでいる最中もフトすると感じたりしますので、軽快なホイールとは言えないかも知れませんな。

メリットとして、多少の疲労が溜まっている状況でも、緩く短い上りであれば

ダンシングで一気にクリアしてしまおう・・・という気になれる

と言うことが挙げられます。

先代ホイールでは、なかなかその気にならなかったのであります。ヘロヘロ状態からダンシングをしようとは思えなかった・・・と言うことです。

恐らくベンドスポークや幅狭ハブが使用されていたこともあって、横方向に捩れる力には弱かったのではないかと考えています。

フレームの反力やホイールの撓み具合がうまく噛み合わないことで、パワーロス感やリズムの取りにくさにつながっていたのだと思いましたな。

これはホイールを交換しようと考えた一番大きなファクターでしたので、ベターな結果が得られたと感じております。

登り坂が少しだけ楽に感じるようになった

これもホイール全体の剛性バランスによるモノかと思っていますが、力任せのペダリングをしてもバイクの挙動が安定して、推進力につながっている気がしています。

力がロスする感覚からほぼ解放されました。

タイムを求めるようなライドはしておりませんので、残念ながら数値比較記録などを示すことはできません。

あくまで気持ち良いかどうかが重要なのでありますな。

このホイールに与えられた性格からして、羽の生えたようなシャキシャキ感を求めるものでもないと思いますが、ある程度は登りにも対応できる性格のものであると思います。

ホイールの重量的には微増しているハズなのですが、精神的な部分でも明らかにラクになった実感がありますな。

スピードの乗りと維持性能

ゼロ発進が軽快とは言えないでしょうが、同じ45㍉ハイトのホイールからの乗り換えなので漕ぎ出しに違和感は感じませんな。

普通にス~っと走り出せますし、見た目以上に重さを感じることもないです。

ただ、10㌔くらい~巡航速度(コレは人によって違うでしょうが、OSSANの場合は25~30㌔くらい)まで到達するのが早くなったと感じます。

その巡航状態で足を止めても、ゴロンゴロンと転がる感覚がFFWDより強く、速度の落ち方が緩やかです。

比較的外周部が重いということでしょうかな?

以前はそれほど感じなかったジャイロ効果を感じることもあります。

かと言って、一定速度から緩急ともに更なる加速をかけていく場面では、WTOの方がリニアに反応してくれますし高性能だと感じます。

矛盾するようで不思議なのでありますが、それだけバランスが良いという事なのでしょうか?

様々なシチュエーションや条件を勘案、平均すると、速度のノリ、維持性能とも先代ホイールより優れているかな〜と感じています。

AC3テクノロジーは良い仕事してる。

何かと言いますと、リム表面の加工のことですな。

ブレーキシューが接触する面のレジンの除去&レーザー加工によって極細の溝が切られています。

ラインが見えますかな?コレは良いです。シューはモリモリ削れますがww

カーボンですよ?スゴい技術だと思います。

「ウェットコンディションでブレーキ性能が低下するのを防ぐ」というのが目的らしいですが、OSSANは雨天は避けるので恩恵は薄いのかもしれません。

しかしドライコンディションであっても、独特のキュイーンという音とともに、とてもスムーズなブレーキングパワーの立ち上がりをしてくれます。

レバーを握る力に対して、発生するブレーキングパワーのムラが少ないと思うのです。

端的に言うと、ブレーキフィールが良いんですな。

ストッピングパワーも、余程シビアな(握力まで弱ってしまうようなな状況の)ライドでなければ不足することはないかなと思います。

以前から使用しているブレーキシューを、ケチってそのまま使っているにもかかわらず・・・なのですから、カンパの純正シューに変えるのも楽しみとなっています。

蛇足ですが。

近頃新たに販売されるロードバイクは、ほとんどディスクブレーキに移行している状況でありますな。

高性能なホイールゆえ、フレームの更新を考えるときに少々悩みそうであります。

ネガティブな印象も少々。

乗り心地が硬くなった

「悪くなった」ではありませんな。

まあ、これは剛性感とも相反するでしょうから、仕方ないことかもしれませんネ。

FFWDと比べると、振動の伝達性は上昇したと感じます。タイヤの空気圧を0.1〜0.2barくらいは下げたいなぁ・・・というレベルの差ですな。

ロードインフォメーションが伝わりやすいというメリットもありますが、ロングライドでは疲労にも繋がるのでしょう。

正直これ以上に硬く感じるホイールでは、自分には使いこなせないと予想できます。

今後導入する予定のチューブレスタイヤで、うまく相殺できるといいなと考えております。

横風には弱くなった

OSSANがロードワークを行なっているのは、主に河川敷サイクリングロードであります。

向かい風のなか鬼瓦のような顔で色んなものを垂れ流しているか、追い風でスーパーサイヤ人ごっこを堪能しているか・・・であります。

そのコース中に、大河を渡るための橋がいくつかありますな。

ちょっと前の写真。特にこの橋は海に近く、夏も冬も気が抜けません。

はるか眼下に水面がある吹きっ晒しとなりますが、季節風に吹かれるとヒヤッとする場所であります。

歩いていたとしても、体がフラついてしまうような強風の時もあります。それらの橋を渡る際、さらに神経を使わねばならなくなりました。

横風にハンドルを取られることが多くなったのであります。

風の強さによっては、下ハンドルを握りしめて押さえつけないと堪えきれない・・・!という状況もありました。

そこまで行かずとも、斜め&横からの風を意識していることが多くなりましたな。

しかし突風のような横風をモロに受ければ、どんなホイールでも同じですな。ホイールだけが横風の影響を受けるわけでもなし・・・。

「DARKテクノロジーに横風への優位性があったのだ。」とは安直に言えないと思いますが、風に対して気を遣う頻度が上がったのは事実であります。

ちょっと不思議に思ったトコロ

コレはよくわからない部分なのですが・・・

身体に風圧を感じている速度域でも、バイクに感じる抵抗が少ないことを実感できます。

WTOとは、wind tunnel optimized(風洞最適化)の語を略したものであります。空力が悪いはずがないと思うのでありますな。

悪かったら(色んな意味で)困ります。

ですが一点、

ペダリングしない状況での、下り坂の伸びはFFWDの方が良かった

と感じているのであります。

できるだけペダルを漕がないで前に進みたいと考えているワタクシとして、これは由々しきことである気がします。

もしそれが確かならば、空力の問題だけではないかもしれませんし、突き詰めた検証を行ってみたら気のせいだったということが明らかになるのかもしれません。

しかし微妙にではありますが、下り坂でのスピードの伸び方は先代ホイールの方が気持ちよかったとの感覚があるのは事実なのでありますな。

ポジティブ面であった、”速度維持性能”と矛盾する気もするので不思議に思っているのであります。

空気抵抗含む様々な抵抗から運動エネルギーとしての最高速度が頭打ちとなることは(なんとなくw)分かりますが、加速度に違いが生じているということでしょうか??

その要因はホントにホイールの違いだけなのかな・・・??

むむぅ~・・・;;

頭が痛いのでもうやめますw

全く同じ条件を揃えたとしても、他の方が経験すれば異なる印象を持つ可能性も高いくらいの微妙な違いだと思いますからな。

もうあまり気にしないことにします。

現在はこんなところですかな?

感覚のハナシばかりで恐縮でありますが、元よりそれ以上に突き詰める気は無いのでご了承いただきたいところであります。

  • ブレーキフィーリング、ストッピングパワーの向上
  • 反応性の向上
  • 登坂能力の向上
  • パワーロス感の低減
  • フレームとの相性(リズム感)も悪くないと感じる

結局カンパニョーロに戻ってきてしまいましたが、先代ホイールで気になっていた部分が大きく改善することとなりました。

非常に高レベルでバランスの取れた、オールラウンド・セミディープカーボンホイールだと思います。

更に乗り込んでいくうちに異なる印象や発見があれば、改めて追記していこうと思っておりますな。

Wiggle

たま~に50%OFFとかブチカマすので、油断できない海外通販大手。

テントなどのアウトドアモノもあり。

フィッシング関連は・・・やってくれないだろうなw

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